行程・コース
天候
曇り時々晴れ
登山口へのアクセス
その他:
[往路]富士急行バスで、JR御殿場駅バス停(9時発)から愛鷹登山口バス停で下車。道標に従い林道をすすめば、20分ほどで須山愛鷹登山口に到着(山神社駐車場が目印)。
[復路]十里木高原駐車場から国道469号線をサファリパーク方向にすすむ。10分ほどで十里木バス停に到着。15時発の富士急バスで御殿場駅に向かう。なお、御殿場駅までは新宿発の高速バスを利用。当日、東名高速道路で事故渋滞が発生したため、御殿場駅到着が遅れ8時半発の富士急バスに間に合わず9時発のバスを利用。
この登山記録の行程
愛鷹登山口バス停09:33―09:54須山愛鷹登山口09:59―10:30愛鷹山荘10:31―10:35富士見峠10:43―11:21鋸岳展望台―11:58富士見台12:48―13:13愛鷹山13:21―13:27勢子辻分岐―13:43平坦地14:06―1098.9m地点14:11―14:12馬の背見晴台14:13―14:25十里木高原展望台―14:30十里木高原駐車場14:38―14:36十里木登山口14:43―14:48十里木バス停
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
■コース状況
今回は、須山愛鷹登山口から愛鷹山荘、富士見峠、富士見台から越前岳を経由して十里木登山口におりるコースをとりました。十里木登山口(標高870m)からのアプローチがにくらべ、須山愛鷹登山口は標高700mにありやや標高差があります。登山道や道標はしっかり整備されており、また、危険箇所にはロープが設置される等、心配はありません。当日は山頂付近は雪が残っており、アイゼンや防寒具等が必要です。
■感想
かぶりつきの富士を見たくて、越前岳に行ってきました。天気予報では晴れだったはずですが、うらめしい曇り空。おまけに行きの高速バスは渋滞に巻き込まれて、予定していた十里木登山口にく8時半発のバスに間に合わず・・・と、今日はへこみそうな山行になりそうだなあと思いながらのスタートになりました。
・・・が、ところがどっこい、捨てる神あれば拾う神あり。自称晴れ男のTOさんの念力が通じたのか、50銭紙幣のデザインにも描かれたビューポイント、富士見台で一瞬ではありましたが念願の「どでかい富士」を見ることができました。ちなみにTOさんの雲払いの実績は蛭ケ岳に続き2度目になります(笑)。
http://www.yamakei-online.com/cl_record/my_detail.php?id=81188
もう一つは、越前岳山頂でまさかの樹氷。富士見峠まではまったく雪がなくこうした幻想的な光景が広がっているとはつゆほども思っていなかったので驚きました。
TOさんの雲払いの間、富士見台でお会いした地元のハイカーの方からは、愛鷹山塊には様々なコースがあり位牌岳からの富士の眺めも素晴らしい、愛鷹にはアシタカツツジという固有種がありつつじの季節には全国から多くのハイカーが訪れる等、愛鷹にまつわるお話を種々伺うことができました。ご自身は年間60日くらい愛鷹に登るそうですが(これもすごい!)、年300日登る強者もいらっしゃるとか・・(^^;。わずか一回の山行ではすが、地元がハイカーの方が熱く語りたくなる愛鷹の魅力がちょっぴりですがわかったような気がします。久々に、また登ってみたいと思える山でした。
〆は、お決まりの御殿場での反省会と帰りの高速バスの中での反省会。さながら遠足のよう(^^;、「まだ飲むんかい!」と鋭い突っ込みが入りそうですが、みんな、無事に帰りついたようで、よしとしましょう。お疲れさまでした。
フォトギャラリー:76枚
御殿場駅8時半発の富士急行バスで、 愛鷹登山口バス停につきました。高速バスが事故渋滞で20分ほど遅れましたが、予定通りのスタート、今日も頑張りましょう♪
バス停のそばにわかりやすい看板がありますよ。
登山道入口まではしばし林道歩きです。TOさん、TAさんが出発準備中。
さぁ、出発です♪
テクテク・・
20分ほど歩くと、須山愛鷹登山口に到着。ここには駐車場(山神社駐車場)があります。結構な台数がとめられそう、トイレもありますよ。
須山愛鷹登山口には、山神社鳥居と松永塚があります。
こちらは松永塚の案内板。これによると、愛鷹山山頂で地震、暴風雨に遭遇し遭難した静岡商業生松永さんと、これを契機に地元の有志が愛鷹登山道を整備した功績を記念したものとか。登山道が整備された以降も、多くの遭難者を出しているようです。
鳥居をくぐった先にある山神社でしっかりと無事の山行をお祈りして、スタートです。
登山ポストかと思いきや・・温泉の割引券でした(^^;
杉林の中を黙々とすすんでいきます。二人とも花粉症のようですが、大丈夫かな。
しばらくすると枯沢沿いの登山道に。急登ながらも登山道がしっかり整備されていて歩きやすいです。ありがたいですねー。
急登をすぎると、黒岳の山斜面を巻くようにテクテクと。
あっ、愛鷹山荘が見えてきました。
利用料は無料みたいです。どんな感じなのか、ちょっと突撃。小屋内はしっかり清掃されいて、手が入っているな~って感じですね。入り口の前にはミツマタが生えていました。
愛鷹山荘から、ほどなくして富士見峠に到着。ここは黒岳への分岐になっています。TAさんこだわりの黒岳まではここから700m、帰りのバスの時間もあり今回は断念しました。
ちなみに、こちらが黒岳。すぐそこに見えます。すぐ行けそうな気もしますが、TAさん、次回にとっておきましょう。
さぁ、越前岳をめざして出発!ここからは尾根沿いの登山道になります。
標高があがるにつれて雪が・・
雪を踏んだ感触が気持ちいい~♪
鋸岳展望台に到着
鋸岳の山頂は厚い雲に覆われており、特徴あるギザギザした山頂を見ることができません。残念・・・
ここは自衛隊の富士演習場の近くにあるためか、パーンパーンと時々銃声が聞こえてきます。富士演習場のほうを振り返っての一枚、冬枯れならではですね。
さぁ、先を急ぎましょう!
「危険注意」・・果て?
真っ直ぐいったところに危険の表示があります。どうやら、このまま真っ直ぐに進むと断崖にでてしまうようです。おぁー危ない(^^;
よく見ると、右手に赤テープが。どうやこっちのようですね。
ちなみに登山道の左手はこんな感じです。落ちたらアウトですね(^^;。
だいぶ、雪が深くなってきました。妙にテンションが上がってきます。(^^
あれが越前岳でしょうか
途中の登山道にはつららができてました。気温が低いんですね。
富士見台に到着!
富士の絶景ポイントのはすが、厚い雲に覆われています・・(;;)。
アップすると木には、樹氷とはいえないまでもうっすらと氷がついています。これはこれで奇麗ですね。
ちなみにここから見る富士山は、50銭紙幣のデザインにも描かれたものとか。
ここで真打TOさん登場、厚い雲がとれてダイヤモンド富士を見ることができた蛭ケ岳の再来なるか!TOさんの念力が「ターッ!」
おぉーTOさんの思いが通じたのか、なんとあの厚かった雲がとれ、富士が顔を出しました!TOさん、ありがとうございます。
それにしても富士がでかい!
越前岳山頂を目指してスタート。今日は難しいかなと思っていた富士を見ることができ、そして昼食をとり、皆さん、足取りが軽やかですね~♪
TOさん、TAさん、山頂はもうすぐですよー
山頂に近づくにつれ、雪の量が一気に増えてきました。本格的な雪山の雰囲気になってきました。
越前岳山頂に到着しましたー!
あたりは一面の銀世界♪
ガスで展望はまったくありませんが
でも、樹氷がきれい♪
しばし越前岳の樹氷をお楽しみください♪
帰りのバス時間が迫ってきている&寒いので、急ぎ下山します。滑りそうなのでここでアイゼンを装備します。
私はチェーンスパイク、シャキーン!
十里木バス停への登山道の様子
平坦地
ここも富士の絶景ポイントのようですが・・厚い雲しか見えません。
馬ノ背見晴台
ここまで下りてくると雪はありません。
相変わらずに雲に覆われています。雲がとれないかなぁーとの淡い期待も打ち砕かれ・・
十里木高原展望台
・・・・・(^^;
十里木高原駐車場が見えてきました。もうすぐですが、苦手な木段が続きで、ひぃーこら言ってしまいました。
十里木高原駐車場側の登山道入口。
駐車場には、奇麗なトイレと靴の洗い場があります。助かりますね~。ここで泥を落としたのち、十里木バス停に向かいます。
駐車場から10分くらいかかります。
途中にあった十里木関所跡
あっ、バス停発見!
ちなみにこれが十里木バス停、きれいなデザインですね~♪
15時発の富士急行バス、これで御殿場駅に向かいます。
御殿場駅に到着しました。お疲れ様でした~、これから反省会の場所探し♪
反省会は駅近くの地元の居酒屋。TOさんのビールがあっという間になくなっていました(^^。日本酒、焼酎・・、帰りの高速バスの中で酎ハイ。毎度のパターンですが「まだ、飲むんかい!」でしまりました。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール |
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