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熊野古道(伊勢路)馬越峠から天狗倉山へ

天狗倉山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 2人 (うめぞー さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: マイカーで京都から海山道の駅まで移動。海山道の駅から登山口まで徒歩で移動。

この登山記録の行程

馬越峠登山口(9:00)・・・夜泣き地蔵(9:10)・・・林道交差点(9:30)・・・馬越峠(9:40)・・・天狗倉山(10:00)・・・桜地蔵(10:40)・・・馬越不動滝(11:00)・・・徳本聖人名号碑(11:10)・・・尾鷲駅(11:20)

コース

総距離
約7.2km
累積標高差
上り約668m
下り約673m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今回はいつもの友人と熊野古道(伊勢路)を旅してきました。
本当は一日で馬越峠から八鬼山を踏破したのですがそれぞれにいいところがあるので紹介は馬越峠と八鬼山に分けて紹介しようと思います。
まずは馬越峠から紹介します。
それではコース案内です。
朝早くに出て9時くらいから登れば馬越峠も八鬼山も楽しめると計画した我々は京都を6時に出て海山道の駅に8時半くらいにつきます。
道の駅に車を停めさせていただき、用意を済ませた我々は登山口である鷲毛というバス停を目指し歩き出します。
ちなみにですが道の駅に周辺図がありますので行きたい方向を確認するといいでしょう。
道の駅から約300mほどで馬越峠の入口につきます。
ここから石畳の素敵な道が始まります。
石畳は苔むしており滑りやすいので気をつけて歩きましょう。
また、よほど足に負担がある方はともかく特に問題がないのであればストックも封印して歩いていただくと道の痛み方も変わりますのでお願いします。
最初は国道と併走する形で道も平坦ですが左に進路を取る形になった頃から徐々に坂道へと変わりますので焦らずゆっくりと取り組みましょう。
しばらく進むと道が平坦になり夜泣き地蔵さまが祀られています。
すぐそばの道は一枚岩の橋が掛かっているのですが気を付けないと見落とすので興味がある方は注意深く進むといいでしょう。
徐々に急坂になっていく石畳を登っていくと右側に一里塚の看板がありますが一里塚はこのあたりでは盛土に松や桜の木を植えたものがそれとなるので注意していないと石碑があるわけではないため見落とします。
一里塚を過ぎてすぐに林道交差点と呼ばれる十字路があり、休憩する場所も設けられているので休憩するといいでしょう。
また獣よけの網越しにはなりますが景色もいい場所なので景色を楽しむといいでしょう。
ここからも急坂が続きますが少し歩けば馬越峠につきます。
馬越峠からただ単に下るだけなら難易度は低いのですがここから天狗倉山を目指すのならいきなり難易度はあがります。
ただ、馬越峠を越えるだけだとほとんどといっていいほど眺望は望めないので時間と体力に余裕があるのであれば是非とも天狗倉山に登ることをオススメします。
天狗倉山へは馬越峠を左へ進んでいきます。(道標もあるので道はわかるはずです。)
最初はなだらかですが少しずつ坂道になっていき、左手に電気の中継所?が金網に囲まれてあるあたりから急登に変わります。
ここから天狗倉山はほぼほぼ急登なのでゆっくり登りましょう。
急登を登っていくと右側に徐々に天狗倉山の大岩が姿を現していきます。
圧巻される大岩を左に巻くように登りきると大岩の真下に出ることができます。
この大岩には鉄製のはしごがかけてあり上に上がることができますので是非とも上がって見てください。
岩の上に標高看板が有り、標高522mと記載されています。
ちなみに馬越峠が標高325mなので結構急登になる理由がわかります。
峠から山頂まで距離でいえば600mほどなのでその僅かな距離で200mほど登ることになります。
岩の上からの眺めもいいのですが岩を降りた先にある崖(身は乗り出さないようにしましょう。)からの景色もよく、崖とは言え足場のしっかりした場所もあるので眺望を楽しみましょう。(熊野灘が一望できる素晴らしい場所です。)
また、見落としがちですが岩の根元の奥には役行者が祀られた祠もあります。
景色を堪能したら馬越峠まで戻ります。
本当はおちょぼ岩という場所もあるのですが少し離れていたので今回は断念しました。
このあと八鬼山へ行く予定だったので時間が読めなかったのが理由ですが後で声をかけてくださった方がそっちもいいよとおっしゃっていたので次回は行きたいと思います。
馬越峠を左に進むともうここからは下り道になります。
軽快に下りて行くと左側にひっそりと桜地蔵さまが祀られているので挨拶をします。
ここから先は馬越公園の敷地となっており東屋がすぐそば(約40mほど上がった場所にあります。)にあるので昼休憩はここでとるのもいいでしょう。
東屋からも熊野灘や尾鷲の町並みを見ることができます。
ここから少し下れば右側に行者堂があり、またトイレもあります。
行者堂の左から不動滝に行けるので不動滝を見学に行きます。
お不動様が祀られた右側を水量はそれほどでもないですが優雅に流れ落ちる素敵な滝があります。
一通り見て回ったので集落を抜けて尾鷲の街に入ろうとしてびっくりしたのが集落のど真ん中が大きな墓地になっておりこの日はお彼岸ということもあり、たくさんの方がお参りしておられました。
その中の方が我々の格好を見て「馬越峠を越えてきたの?天狗倉山には行った?」と聞いてこられたので行ってきたことを伝えるとおちょぼ岩のことも教えてくださり、いいところだよとおっしゃっていたので次回は行きたいです。
大きな墓地を抜けた先左側に徳本聖人名号碑があったので拝見します。
そこから街中へと歩いていくと北川橋が掛かっています。
ここも熊野古道の一部なので感慨深く眺めます。
ここから八鬼山を目指すのですがまずは腹ごしらえと一旦尾鷲駅を目指しますがご飯屋さんが開いていなくて半ば焦りながら駅へ着くと駅前に小さな食堂があったので迷わず飛び込みました。
食べたかったカレーを二人で食べて(何故か登山をした日の昼食は持参しない限りカレーが食べたくなる二人です。)ほっこりしたらいよいよ八鬼山を目指します。
八鬼山の紹介は八鬼山編でお届けします。

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装備・携行品

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非常食 行動食 GPS機器

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登った山

天狗倉山

天狗倉山

522m

よく似たコース

天狗倉山 三重県

熊野古道の歴史を感じつつ登る南国の山

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
7時間40分
難易度
★★
コース定数
33
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