• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

断念 会津駒ケ岳

会津駒ケ岳( 関東)

パーティ: 1人 (やま さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

雪(風雪)、ホワイトアウト(山頂付近)、気温0℃(登山口)

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 埼玉県志木市0130---R16---R4---矢板から県道---R400(塩原)---R352---桧枝岐村(登山口)0600

この登山記録の行程

駒ケ岳登山口0645---滝沢登山口0730---ヘリポート跡地0830---1900m付近1100---池の平1200(駒の小屋捜索)1220---滝沢登山口1400---駒ケ岳登山口1435

コース

総距離
約9.3km
累積標高差
上り約1,150m
下り約1,150m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 今シーズン初の本格的な雪山へ出かけた。目的地は会津駒ケ岳。最近、百名山に手を付けていないので、無理を承知で山頂を目指す。
 埼玉から一般道で4時間半。塩原あたりから雪がちらつく。桧枝岐に入るころから雪が盛んに降ってきた。駒ケ岳登山口駐車場に着き、登山口を確認しに行く。気温0度。駐車場にはスノーボードを用意している人や、車道をスキーを担いでいる人を見かけた。みんな登山をした後は、スノーボードやスキーで滑降してくるらしい。
 車道で見かけた山スキーのパーティーらの踏み跡があり心強い。駒ケ岳登山口から滝沢登山口までは緩い傾斜なので登山靴だけで登る。滝沢登山口から急登になるので、ここでアイゼンを装着する。急登が終わり、一度平坦地に着く。ここがヘリポート跡地らしい。滝沢登山口から小1時間かかった。このあたりから風が強くなる。急登が終わったのと積雪が脛辺りまであったので、ワカンを装着する。30分ほど登ると(10:00頃)先行する山スキーの3人パーティーに追いついた。ここから抜きつ抜かれつしながら登って行った。
 10:30頃、山スキーのパーティーは下山するということで、そこからは一人で山頂を目指す。このあたり(標高1800m付近)から膝までのラッセル。夏道など分かるはずもなく、地形と立木に結びつけてあるリボンなどを頼りに歩を進めた。途中、ツエルトが張ってあり、こんな雪山の中強者がいるもんだなあと感心した。
 標高1900m地点で11:00。山頂を目指すにはギリギリの時間でもあり、少し焦りが出てくる。同時に、疲れも出てきた。さらに、このあたりから風雪が強まりガスも濃くなってきた。標高2000m地点辺りから立木が減ってきた。このあたりが池の平であると見当をつける。視界が効く限りの最高点に到着する。(標高2080m)20分ぐらい登山道や駒の小屋を探すが、風雪が強くホワイトアウト状態のため、下山を決断する。(12:20)
 20分しか経っていないのに踏み跡がほとんど消えている。わずかな踏み跡もホワイトアウトのため、見失ってしまった。わずかに見える立木と地形、コンパスを駆使して尾根を外さないように下山道を探る。なんとかピンク色のテープが巻きつけてある立木を発見し、一安心。10分ほどの彷徨であったが、遭難という文字が頭をよぎった。
 その先も踏み跡が風雪のため消えていたので安心はできなかったが、時々現れる立木のリボンを頼りに下山を続ける。登りに見かけたツエルト発見し、やっと人心地がつけた。ここまでで相当の体力を使い果たしてしまった。よれよれの状態で下る。ヘリポート跡地でワカンを外す。登山口まではアイゼンを付けたままで下山した。
 (今回、会津駒ケ岳登山は初めてであり、行程に表記した地点はあくまで予測である。)
 下山後、登山口から車で5分ほどの「駒の湯」(500円)に立ち寄った。冬季は露天風呂が閉鎖されていて残念だったが、心も体も冷え切っていたのでぬくもりがありがたかった。

続きを読む

フォトギャラリー:10枚

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

関連する山岳最新情報

やまさんの登山記録

登山計画を立てる