行程・コース
天候
晴れ後うす曇り
登山口へのアクセス
その他:
往)奥多摩線 鳩ノ巣駅より徒歩
復)和田向バス停より十里木(瀬音の湯)経由にて武蔵五日市へ
この登山記録の行程
JR奥多摩線 鳩ノ巣駅(8:07着/8:17出発)-高圧線鉄塔(9:05)-城山(9:17)-小楢峠(9:30)
-大楢峠(9:50着/10:00発)-黒ナギ窪の頭(山の神)(10:50)-鍋割山山頂(11:05)-大岳山山頂
(11:55着/12:20発)-つづら岩(13:13)-鶴脚山(13:50)-馬頭刈山山頂(14:07着/14:13発)-泉沢 貴布祢伊龍神社-和田向バス停(15:02着)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
奥多摩登山詳細図を参考に、大岳神社への参道の面影を残す鍋割山北尾根ルートを辿ってみました。
大岳山からは、春の気配を探しながら馬頭刈尾根を下りましたが、山の木々の芽が膨らむのは、もう
少し先のようです。
≫御岳山から大岳に連なる人気の山域にありながら、圧倒的に存在感の薄い鍋割山。
試しにウィキってみると、名前の由来まで地味なので、却って親しみが湧いてきます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8D%8B%E5%89%B2%E5%B1%B1_(%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD)
そんな鍋割山に、鳩ノ巣側から登れる面白そうな尾根があるので、冬枯れの内に歩いてみようと思い、
30年振りの鳩ノ巣駅に降り立ちました。駅舎は昔のままでしたが、駅前の変わりぶりにはビックリ。
駅前の公衆トイレが最新式のウォシュレットだったので、更にビックリです。
雲仙橋で多摩川を渡り、先ずは城山の登りに取り掛かります。
円錐形の山容が特徴的な鳩ノ巣の城山ですが、昭文社の山と高原地図にはルートが載っていません。
越沢の林道工事に伴って、暫らく大楢峠までの迂回路になっていたようですが、その役目も今週初めに
終わったので、また静かな山に戻るのだと思います。
人気のない尾根を登っていくと、送電線鉄塔の袂で、点検作業の方々と出くわして、お互いにびっくり。
これから御岳の方まで行くんです、と言ったら、皆さん目を丸くしていました。
やはり一般の方には、山屋の性分は理解し難いようです・・・。
木に囲まれた城山の山頂はありきたりで、城跡らしき名残は何もありませんでした。
続く小楢峠では、見事なコナラ(?)の根元に、山の神の石祠が佇んでいて、いい雰囲気を醸しています。
一方、大楢峠のコナラの巨木(・・・ややこしいですね)は一昨年に倒れたままの姿で横たわっていますが、
風化は静かに進行していて、去年の夏に来た時より、表皮が白ずんで見えました。
大楢峠から御岳山裏参道を100m程進んだ辺りから、賑やかなテープを目印に右手の尾根に取付きます。
標識はありませんが踏み跡は明瞭です。途中、『左、(鳥居マーク)大たけ』と彫られた石標や、山の神
の祠があるので、古くは大岳神社への参道として使われていたのだろうと、勝手に推測したりします。
登りでは問題ありませんが、山頂付近で踏み跡の付いた枝尾根が分かれていましたので、下りで使う
場合には注意が必要でしょう。
ジミ~に静かな鍋割山を後にして、御岳方面からのメインルートに合流すると途端に賑やかとなります。
心配した雪は、大岳神社のあたりに少し残る程度で、スパイクを着けるまでもありませんでした。
久しぶりの大岳神社では、オオカミ像の素朴なフォルムを堪能しました。それにしても、シンプルに
デフォルメされたこのオオカミ像を見るにつけ、250年前の作者の感性に感服するばかりです。
老若男女、大勢のハイカーで賑わう大岳山頂から馬頭刈山まで足を延ばし、あきる野市と檜原村の境界
でもある泉沢尾根を使って和田向のバス停まで駆け下りると、3時半には瀬音の湯にドボーン。
山の春はもう少し先の様ですが、今年初めての瀬音の湯に浸かって、今週もしっかり締まりました~。
本日の総歩数34,715歩、歩行距離23.5km、消費カロリー1,371kcal、脂肪燃焼量97g也。
フォトギャラリー:59枚
電車の窓から、城山をパチリ。きれいな円錐形です。
31年ぶりの鳩ノ巣駅。降りたのは私一人でした。
雲仙橋で多摩川を渡ります。
城山に取付きます。
鉄塔作業の皆さんと暫し談笑。この先が御岳山まで続いていると言ったら驚いていました。
城山の山頂です。展望はありません。
小楢峠です。
良い雰囲気を醸し出しています。
こちらは、倒れてしまった大楢峠のコナラの巨木。
確実に風化が進んでいます
御岳裏参道の途中から、鍋割山北尾根に入って行きます。
左手に御岳山の山上集落が見えます。
天狗のイタズラ?いえいえ、弦植物との戦いの痕です。
左、(鳥居マーク)大たけ、と読めます。
もう一つ、山の神の祠が。
御岳奥ノ院のピークですね。
来た道には、こんな注意書きが。
じみ~な鍋割山の山頂です。
大岳山へのメインルートは賑わっていました。
久しぶりの大岳神社には、懇ろに参拝。
素朴なオオカミ像、宝暦9年(1759年)の作です。
大岳山頂、どんどん人が登って来ました。
富士山もぎりぎり見えました。
御前山はやはり美しいと思います。
浅間尾根、笹尾根から丹沢方面。この一年で、大分同定できるようになりました。
馬頭刈尾根途中の富士見台。
つづら岩に取付くクライマー
右がこれから向かう鶴脚山、左がその先の馬頭刈山ですね。
鶴脚山の山頂です。
馬頭刈山への最後の登り。
馬頭刈山山頂です。
大岳山が良く見えます。
泉沢尾根を伝って和田向のバス停に向かいます。
ヘビ?、の様な弦植物に思わずパチリ。
泉沢の集落に出ました。登山口の道標もあります。
里には春の空気が満ちています。
泉沢の貴布祢伊龍神社に下山の参拝。
狛犬に登らないで、と書いてあるのに、肝心の狛犬がありませんでした。ガッカリ!
和田向バス停脇の売店。
十里木から馬頭刈山を見返します。
いつもの湯上りセットでカンパーイ
ついでに坂下バス停まで歩いちゃいました。
和田向の売店で買った、愛猫へのお土産「マタタビ」の枝です。あまりウケませんでした・・・
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
帽子 | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 登山計画書(控え) | ナイフ |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 携帯トイレ |
非常食 | 行動食 | GPS機器 |
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