行程・コース
天候
朝方ちょい晴れ、10時ごろから曇り気味で、更にイヨ山付近は風花が吹き上がってきた。
登山口へのアクセス
電車
その他:
奥多摩湖駅からバスにて小河内神社バス停下車。
この登山記録の行程
三頭山登山口(9:30)→イヨ山(10:34)→ヌカザス山(11:37)→三頭山→都民の森(14:50)都民の森は3月31日まで運行バスはありません。それまでは数馬(バス停)が最寄りバス停になります。都民の森から数馬へは歩いて1時間ほどになります。そのため三頭山から槇寄山へ下り、仲ノ平バス停へ出るか、太平分岐で九頭竜神社へ下りた方が興があると思います。
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
最近三頭山に行ったという人から話を聞いたら雪はなかったというので、それならばハイキングに行ってみようと早起きして、奥多摩駅からバスで大河内神社バス停まで行き、麦山浮橋を渡ってのコースにしました。
登山口からイヨ山の尾根に取りついても登り一方です。天気が良いと思ったのですが目論見が外れました。「OK google」で奥多摩の天気を聞いても「快晴です」で、実際は雲マークが出ているのに、いつも「快晴です」としか言いませんねえ、ばかあ!
登りは雲っている方が汗のかき方が少なくてかえって都合が良いです。
このコースは2-3年ほど前に女房と登ったコースですが、一人で登ってみると結構急峻な感じで、あれ、こんなにきつかったっけと改めて思いました。
イヨ山・ヌカザス山を目指して登る尾根を歩いていると、下から風花がわ~っとばかり吹きあげてきました。雪でも風で運ばれてきた雪が尾根下から舞い上がってきて面白いです。また影に残っている僅かな雪もうれしく見ながら登っておりました。
ところがヌカザス山も過ぎて三頭山に近づくにつれて残雪が目立ち始めます。
最初は登り斜面に凍ったザラメ雪風。トラロープを頼りに登っても雪だけでなく地面が氷になっている部分もあったりして滑りそうなので、冬場はいつもザックに入れている軽アイゼンを取り付けて登りました。
それでも残雪程度の雪だと思っていましたら、三頭山に近づくにつれて完全に雪山の雰囲気になってしまいました。うれしいような、しんどいような気持ちです。なんだかここで一人雪山初デビューになった感じです。
スリーシーズン用の靴しか持っておりませんので、この靴でちょっと重い雪の中を1時間以上歩くと足先と踵が冷たく感じます。それでも軽い気持ちでハイキングに来ましたけど、気分はすっかり雪山デビューハイでテンションも上がります。
ガーミンも持ってルートを作ってありましたけど雪に残っている先行者一人の残っていた足跡と、下山してきた方一人の残っている足跡があったので、お二人の足跡をトレースして登ることが出来ました。
雪山状態なので雪に足跡がなければ、方向音痴の私ではガーミンとにらめっこしながら苦労するところだったかもしれません。小河内神社バス停から自分以外に誰も三頭山に行くらしき方がいないのは変だなと思ったのはこういうことだったからですね。これじゃハイキングってわけにはいきません。
結局三頭山に着くまで誰にも会いませんでした。
三頭山では一組のご夫婦に出会いました。ご夫婦ショットを撮って差し上げました。その後そのご夫婦は直ぐに下山されてしまいました。
誰もいない三頭山山頂でおにぎりを食べて少ししてから、ヤビツ峠から三頭大滝を見て都民の森へ下山しました。その後数馬バス停からバスで武蔵五日市駅まで行き帰宅です。
軽くハイキングのつもりだったけど、思わぬ雪山体験が出来てラッキーだったと思うことにします。実際は一晩だけで計画を作り上げた自分の調査不足です。
都民の森駐車場のとちのみ売店さんで頂いたカレー蕎麦がとても美味しかったです。とちのみ売店さんのお兄さんにいろいろお話をさせていただき、楽しい時を過ごさせていただきまして本当にありがとうございました。
お土産にしたカレーパンも美味しかったよ。
フォトギャラリー:50枚
レトロっぽい奥多摩湖駅です。
大河内神社バス停からほどなくの麦山麦橋への降り口。
ちょっと狭い急な階段。浮き橋が見える。
浮き橋。橋と橋のつなぎ目が良く揺れる。楽しい。
湖を渡ってしばらく湖沿いを歩いて行く。
奥多摩道路に出る階段。
壁面を吹き付け工事でもしているのかな。職業クライマーだね。
ここが三頭山へ向かう登山口です。
どんな山でもそうですが登りはきついです。下りも同様きつい!
あそこがイヨ山か、そこかとピークぽく見えるところを画像撮影。
ず~っと上り調子の尾根道あるきです。尾根道ですが雑木がたくさんあって見晴はよくありません。
イヨ山です。浮かれても線路に立ちいっちゃあだめだよ。18は昔の話なんだから大人として模範になって下さい。
きつい!
きつい、まだかヌカザス山っ!
岩場もある。
コケ絨毯の画像ピントがボケちゃったね。
あそこがヌカザスか?
そこか、ヌカザス!
何処だ、ヌカザス!
下りも少しある。
けっこうおいらを弄ぶなあ、ヌカザスよ!
でヌカザス山です。糠指山って書くんだね。どんないわれで着いた名前なんだろう?
日影に雪♪
虎ロープが張ってある。
瘠せ尾根っぽ窓な雰囲気。
凄いね(根)
日当たりが悪いところに少し残っている雪を見て嬉しがっていましたが・・・w
雪のある面積が、だんだん広がってきだした。
そして登りもきつくなってくる。
登りもきつくなって来るにつれ雪も多くなってきた。
トラロープで登って来たけど、雪の下の落葉の下の地面が凍っていたりするので、ここで軽アイゼン(四つ爪)を装着。
久しぶりのアイゼン装着で手間取る。
登る人と降りる人各一人分の足跡。
足跡をトレースさせてもらう。
なんだか雪山という雰囲気になってきた。
鹿が二頭こちらをじっと見ていました。じっと見ていたと思うと動いたり、動いたら止まってまたこちらを見たりでした。
完全に雪山です。
足跡は登った人と下りた人の各一人分だけ。それもどうもそんなに以前じゃなさそう。
三頭山です。ちょっとぐちゃぐちゃです。
山頂でおにぎり一つ食べ、三頭山避難小屋方面に下りる。
この辺は雪があっても軽アイゼンは必要ないですが、気温が激しく下がって凍結していたら必要だと思いますので、必ず軽アイゼンを傾向して下さい。
先の標識のある場所ヌカザス峠を左へ下ります。
三頭大滝を見るためにムシカリ峠を下りて来たのに、滝見橋が工事中とは知らなんだ。それなら槇寄山へ向かって数馬バス停にはバス待ち小屋があるのでそこに行ったのに残念。
慌てて昨晩計画した登山だったので、細かい情報を見ている暇がなかったのが最大の欠点です。
沢沿いの道をhらhら下りて行きます。この道がまた長いんだ。
ここを右に沢を渡ります。沢といっても渡れるように繋がった意志で足場がありますし、沢に水はちょろちょろしかありません。
ここまでくればもう少しで三頭大滝です。
三頭大滝の滝口です。滝見橋が工事中で行けないので滝口だけでもデジカメしていてよかったです。
三頭大滝です。滝見橋が工事中で行けませんでした。3月いっぱい工事の予定だそうです。
工事中の滝見橋です。
滝見大橋からウッドチップの道はとても気持ちよく歩ける散策道です。
ここを下りると駐車場へのちょっとだけ近道です。
都民の森駐車場が見えてきました。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール |
GPS機器 |
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