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稲包山スキー登山

稲包山( 上信越)

パーティ: 1人 (1357 さん )

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行程・コース

天候

晴後曇、山頂で休んでいると雨雲が迫り雨が降り始める。しばらく小雨模様になるが、2時間ほど経つと、次第に太陽が顔を出すようになる。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 苗場スキー場の奥へ入り、除雪終了地点に車を停めて眠る。

この登山記録の行程

左岸(915m、6:15)林道終点(1,155m、7:40)ゲレンデ(1,315、8:35)渡渉点(1,275m、8:40)国境稜線(1,455m、9:45~55)p1,550(10:30)小稲包山(1,575m、10:50)稲包山(1,598m、11:15~35)スキーデポ(1,455m、12:25~45)渡渉点(1,275m、13:05)ゲレンデ(1,315m、13:20~30)林道(1,155m、13:40)除雪終了点(915m、13:55)

コース

総距離
約14.2km
累積標高差
上り約856m
下り約856m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 旧三国スキー場への国道353号線は70㎝程の雪に覆われ、スノーバイクのキャタの跡があり、車道終点の開けた所から細い林道に入ってもトレースが続いている。
 沢沿いに高度を上げると右手にゲレンデが現れ、大雪原で休憩してから渡渉点の標高目指して下り気味に山肌を巻いて行く。
 沢の出合の数m上流で雪面を右岸へ渡り、数m上がった岳樺の木に紅茶や不要な物をデポする。
 左俣沿いに高度を上げて標高が1,400mを超えた付近から右岸斜面に取付いてジグザグに高度を上げ、雪庇の切れた標高1,425m地点でp1,500の北尾根へ上がり、東面をトラバースして1,449m鞍部を目指す。
 分水嶺に出た所でスキーを脱いでデポし、壺足で稲包山頂を目指す。気温が高く雪は緩みがちで、夏道沿いには雪が潜って歩き難く、潜り難い雪(汚れている)を追って歩く。
 p1,550に登ると道標の立つ小稲包が望まれて、気力を振り絞って前進するが、稲包山頂へはもう1回下ってから登り直さなければならない。
 山頂への最後の30mに掛かるとアイゼンの跡(昨日の物だ!)が現れるが、30~40㎝も潜って残り少ない体力を消耗させられる。この単独者は、山頂北のp1,500から東へ伸びてムタコ沢二俣へ落ちる尾根をピストンしたものと思われる。取付点から早朝のクラスとした雪稜をアイゼンで登ったと想像し、「やるじゃない!」と感心する。
 疲労が大きく、山頂でゆっくりしたいと思うものの、北西方面から雨雲が迫って、雨が降っているのが見える。登りが幾らも無いのでずぶ濡れになっても生還できるとは思うが、「長居は無用だ」と数十年振りに接する上ノ間山~大黒山の眺めを写真に収めて、程々にして稲包山頂に別れを告げる。
 スキーデポに戻ってから斜滑降を楽しんで渡渉点へ降り、ゲレンデへ上がって大休止してシールを外していると、スノーモービルがけたたましいエンジン音を響かせて上がって来る。
 ゲレンデの滑降を楽しんで林道終点へ降り、SMのキャタの跡に乗って車道を滑降し、無手勝流で車まで戻る。(登り140分に対し下り25分)

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フォトギャラリー:8枚

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 サブザック
スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ サングラス 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証
医療品 行動食 テーピングテープ アウターウェア オーバーパンツ バラクラバ
オーバーグローブ 雪山用登山靴 ピトン
【その他】 山スキー、シール

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登った山

稲包山

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1,598m

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