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棒ノ折山 2017.04.15

棒ノ折山( 関東)

パーティ: 2人 (ラヴィ08 さん 、ほか1名 )

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行程・コース

天候

春霞

利用した登山口

清東橋   軍畑駅  

登山口へのアクセス

バス
その他: 川井駅6:39発 清東橋下車  綺麗なトイレあり 登山口奥茶屋トイレあり

この登山記録の行程

清東橋(07:00)・・・奥茶屋(07:07)・・・棒ノ折山(棒ノ嶺)[休憩 30分](08:45)・・・権次入峠[休憩 10分](09:37)・・・黒山[休憩 10分](09:58)・・・名坂峠(11:35)・・・岩茸石山[休憩 60分](11:48)・・・高水山[休憩 10分](13:35)・・・常福院[休憩 10分](13:50)・・・高源寺[休憩 10分](14:56)・・・軍畑駅(15:22)

コース

総距離
約11.4km
累積標高差
上り約1,219m
下り約1,354m
コースタイム
標準5時間15
自己6時間2
倍率1.15

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

急登とアップダウン連続の稜線歩きが楽しめるコース。
朝、快晴。川井駅に一番の電車で5:42着。駅は無人だが、小さな駅舎がありそこで準備。6:34着の電車で、充分6:39発のバスにのることが可能です。(バス停は駅から離れています)バスは無人で貸切状態。少し早い時期だったんですね。清東橋終点で下車。6:55着。ここにも休む場所、トイレがあります。大丹波川にそって北上し、百見茶屋の200m先右側が登山道の入口です。橋で川を渡りいよいよ登山開始です。いきなり急登が始まります。初めは沢沿いの谷を登ります。ここはとても水が綺麗でわさび田が段をなします。わさび田が終わると小さな祠があり、ここからさらに勾配が増します。九十九折の連続。約100mを登りますが、結構きつい登りが続くので後の縦走を考えると抑え気味で登った方がよいと思います。登りきると少し視野が明るくなり、尾根にたどり着きます。しばらくは快適な尾根歩き。標高800mを過ぎたころから、今度はこの尾根の急登が始まり、階段状の根っこと岩を登ります。そして上の方に青空が見えれば、そこが頂上です。登山口から約1:30ぐらいほぼ急登を登ることになります。
そして頂上。北から東にかけて埼玉県の山々がアルプスのように広がります。この日は春霞で、遠くはかすんで見えませんでしたが、男体山・白根山・谷川岳などもみえるそうです。秋から冬にかけて訪れたい山頂です。頂上標の脇に大きな桜の木があります。残念ながら大きな桜のつぼみでした。あと1週間くたいでしょうか。満開の頂上は綺麗でしょうね。
ベンチやテーブルなども多く、休憩には最適です。名栗から登ってくる人がほとんどでした。
頂上をあとにし、岩茸石山までの縦走に入ります。ゴンジリ峠まで行き、ここで名栗方面または入沢峠方面の分岐になります。ここから岩茸石山までの稜線縦走が始まります。まずはいったん下ります。そして黒山に向けての登り返し、842mの黒山頂上着。ベンチあり。三角点あり。先を臨むとこれから行く岩茸石山が木の間から見えます。ここからアップダウンが続きます。巻くことはなく稜線のトップを進むコースです。高低差もかなりあります。途中、逆川ノ丸という頂をすぎたところの、左側の視界が広がるところがあり、大岳山・御前山を見るスポットがあります。柵の先ががけになっているので、柵からはでないように。ヤマツツジが綺麗なので出たくなります。
さらにアップダウンを繰り返し、岩茸石山に近づくにつれ、高低差の非常にあるアップダウンとなり、名坂峠に出るまで最後の難関になります。そして岩茸石山への最後の登りがかなり急こう配です。
岩茸石山の頂上です。高水三山の最高峰で、この日もたくさんの人が来ていました。振り返ると富士山の形をした棒ノ折山が遠く見え、歩いて来た稜線が一望できます。
西に目をやると、大きな山容で構える川苔山、遠くうっすらと見える東京最高峰の雲取山、そして急登で有名な本仁田山が見えます。
帰りは、高水山から軍畑駅へ下山しました。登山口付近から先は桜が満開でとても綺麗でした。山の春はもう少し先で、里は春爛漫な季節の変化も楽しめました。
北アルプスのアップダウンの練習には最適な稜線歩きができると思います。

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フォトギャラリー:29枚

清東橋から大丹波川に沿ってあるき、奥茶屋の左岸に登山道入り口となる。

わさび田がたくさんあります。

ヒゴスミレ

いよいよ棒ノ折山に向けて本格的な急登が始まります。

頂上に向けて最後の登りです。青空の先は頂上です。

棒ノ折山頂上。969m頂上標。

頂上からの眺め(左)

頂上からの眺め(中央)

頂上からの眺め(右)

頂上標の左の木は桜。満開になったら見事です。

棒ノ折山を下る。(登場を振り返った)

ゴンジリ峠の分岐。ここから岩茸石山までの縦走が始まる。

杉に囲まれた縦走路

黒山842mの頂上。

黒山からみた岩茸石山

岩茸石山への縦走中、唯一のビュースポット。大岳山と御前山。

岩茸石山への縦走路はアップダウンが激しい。

木々の間に岩茸石山の頂上が見える。人も見える。

岩茸石山の最後の登りにかかる。

頂上まであと一歩。振り返ると棒ノ折山から歩いて来た縦走路が広がります。

岩茸石山793mの頂上

富士山の形をした棒ノ折山。あそこから縦走。手前は黒山。

西側の景色。左は本仁田山。右は川苔山。その間に東京最高峰、日本百名山の雲取山が見える。

岩茸石山を少し下ったところで山頂を見る。

高水山759mの山頂。

常福院の境内。御朱印ももらえます。

タチツボスミレ

ムラサキケマン

下山後、高源寺の梅と桜のツーショット。

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装備・携行品

アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 ホイッスル
医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食
テーピングテープ トレッキングポール

みんなのコメント

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  • 5月に全く同じコースを歩く予定なので、大変参考になりました。電車の到着時刻とバスの出発時刻の間隔が4分しかないので、心配しています。
    「川井駅に一番の電車で5:42着。6:34着の電車で、充分6:39発のバスにのることが可能です。(バス停は駅から離れています)」
    バスは奥多摩駅のほう(西のほう)から来て、川井駅の十字路を左折する(北へ)はずですが、バス停は、青梅街道から、交差点を左折する前にあるのでしょうか? ご教示頂けると幸いです。よろしくお願いします。

  • TRUTHZHENSHI さん コメントありがとうございます。
    そうなんです。駅は無人ですし、少しバス停まで距離があるので4分でバスに間に合うかと不安になります。結論は充分間に合います。御心配しなくても大丈夫です。
    改札を抜けたら、左手に進み、坂を下ります。そうすると青梅街道の交差点手前に出ます。目の前に川井キャンプ場に続く大きな橋が見えます。そのまま右手を道なりに少し進むと、川井の交差点です。交差点の右にバス停が目に飛び込みますが、これは清東橋から来るバス停(反対方向のバス停)です。これにつられず交差点を渡ります。そのまま奥多摩方面に足を運ぶと、少し離れた場所にバス停があります。交差点を渡ると目に入ると思います。時間にして2分もあればバス停につきます。おっしゃる通り交差点を左折する手前にバス停はあります。
    5月ですと新緑が綺麗ですね。4月上旬だとまだ冬の終わりという感じでした。これから山に春が来る?!という雰囲気でした。風もまだ冷たく良い山旅になりますね。
    このコースなかなか登り甲斐がありました。初めの九十九折の急登と岩茸石山への尾根道。初めにペースを上げると岩茸石山への最後のアップダウンが特に激しいのでセーブ気味で歩かれると良いです。また途中トイレがないので、岩茸石山から高水山へ行き、その下の寺院でトイレに行かざるを得ないのですが、可能なら岩茸石山から惣岳山へ行き、御嶽駅へ抜けるルートは岩や根っこの階段など変化に富んだ山道なので、面白いと思います。ご参考まで。

  • 大変貴重な情報をありがとうございます。お蔭様で安心して行けます。私は今、60歳代です。古い記録によると、1987年に今回と同じコースを1人で歩いています。30年ぶりに同じコースを歩きます。(棒ノ折山には、その後、埼玉県側から、2回、行っています。)今回のような質問は、細かすぎて、西東京バスに聞いても、まともな答えが返ってこないのではないか、と心配しておりました。たくさんの写真入りの山行報告と、この度のQ&A、どうもありがとうございました。無事に戻れるよう、頑張ります。

  • 川井駅から棒ノ折山(~さわらびの湯へ)に行こうと計画しています。
    私も電車到着時刻からバスの発車時刻まで5分しかないことに不安がありましたが、ラヴィ08さんの記録を読みホッとしました。
    又、棒ノ折山までの行程も具体的で覚悟(?)ができました!頑張ろうと思います。
    とても参考になります。ありがとうございます。

  • のりほりさん。コメントありがとうございます。
    このバス乗れるんだろか?と自分も色々調べました(笑)。出した答えは、一番の電車で余裕を持とうということでした。同じことで悩んでいる人がいて、自分の見たことですが、多少なりとも参考になって頂けたら本当に嬉しいです。
    棒ノ折山から高水三山の縦走、縦走途中の景色は期待できませんが、頂上や途中途中のちょっとした隙間から臨む景色にほっとします。特に縦走を終えた、石茸岩山から振り返った景色は、それまで歩いて来た道筋が全て見えて、疲れているんだけど、充実感を感じます。人間の足ってすごい(笑)ですね。どうぞ、素敵な山旅を堪能して来て下さい。新緑が綺麗ですね。

登った山

棒ノ折山

棒ノ折山

969m

岩茸石山

岩茸石山

793m

高水山

高水山

759m

黒山

黒山

842m

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