行程・コース
この登山記録の行程
清東橋(07:00)・・・奥茶屋(07:07)・・・棒ノ折山(棒ノ嶺)[休憩 30分](08:45)・・・権次入峠[休憩 10分](09:37)・・・黒山[休憩 10分](09:58)・・・名坂峠(11:35)・・・岩茸石山[休憩 60分](11:48)・・・高水山[休憩 10分](13:35)・・・常福院[休憩 10分](13:50)・・・高源寺[休憩 10分](14:56)・・・軍畑駅(15:22)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
急登とアップダウン連続の稜線歩きが楽しめるコース。
朝、快晴。川井駅に一番の電車で5:42着。駅は無人だが、小さな駅舎がありそこで準備。6:34着の電車で、充分6:39発のバスにのることが可能です。(バス停は駅から離れています)バスは無人で貸切状態。少し早い時期だったんですね。清東橋終点で下車。6:55着。ここにも休む場所、トイレがあります。大丹波川にそって北上し、百見茶屋の200m先右側が登山道の入口です。橋で川を渡りいよいよ登山開始です。いきなり急登が始まります。初めは沢沿いの谷を登ります。ここはとても水が綺麗でわさび田が段をなします。わさび田が終わると小さな祠があり、ここからさらに勾配が増します。九十九折の連続。約100mを登りますが、結構きつい登りが続くので後の縦走を考えると抑え気味で登った方がよいと思います。登りきると少し視野が明るくなり、尾根にたどり着きます。しばらくは快適な尾根歩き。標高800mを過ぎたころから、今度はこの尾根の急登が始まり、階段状の根っこと岩を登ります。そして上の方に青空が見えれば、そこが頂上です。登山口から約1:30ぐらいほぼ急登を登ることになります。
そして頂上。北から東にかけて埼玉県の山々がアルプスのように広がります。この日は春霞で、遠くはかすんで見えませんでしたが、男体山・白根山・谷川岳などもみえるそうです。秋から冬にかけて訪れたい山頂です。頂上標の脇に大きな桜の木があります。残念ながら大きな桜のつぼみでした。あと1週間くたいでしょうか。満開の頂上は綺麗でしょうね。
ベンチやテーブルなども多く、休憩には最適です。名栗から登ってくる人がほとんどでした。
頂上をあとにし、岩茸石山までの縦走に入ります。ゴンジリ峠まで行き、ここで名栗方面または入沢峠方面の分岐になります。ここから岩茸石山までの稜線縦走が始まります。まずはいったん下ります。そして黒山に向けての登り返し、842mの黒山頂上着。ベンチあり。三角点あり。先を臨むとこれから行く岩茸石山が木の間から見えます。ここからアップダウンが続きます。巻くことはなく稜線のトップを進むコースです。高低差もかなりあります。途中、逆川ノ丸という頂をすぎたところの、左側の視界が広がるところがあり、大岳山・御前山を見るスポットがあります。柵の先ががけになっているので、柵からはでないように。ヤマツツジが綺麗なので出たくなります。
さらにアップダウンを繰り返し、岩茸石山に近づくにつれ、高低差の非常にあるアップダウンとなり、名坂峠に出るまで最後の難関になります。そして岩茸石山への最後の登りがかなり急こう配です。
岩茸石山の頂上です。高水三山の最高峰で、この日もたくさんの人が来ていました。振り返ると富士山の形をした棒ノ折山が遠く見え、歩いて来た稜線が一望できます。
西に目をやると、大きな山容で構える川苔山、遠くうっすらと見える東京最高峰の雲取山、そして急登で有名な本仁田山が見えます。
帰りは、高水山から軍畑駅へ下山しました。登山口付近から先は桜が満開でとても綺麗でした。山の春はもう少し先で、里は春爛漫な季節の変化も楽しめました。
北アルプスのアップダウンの練習には最適な稜線歩きができると思います。
フォトギャラリー:29枚
清東橋から大丹波川に沿ってあるき、奥茶屋の左岸に登山道入り口となる。
わさび田がたくさんあります。
ヒゴスミレ
いよいよ棒ノ折山に向けて本格的な急登が始まります。
頂上に向けて最後の登りです。青空の先は頂上です。
棒ノ折山頂上。969m頂上標。
頂上からの眺め(左)
頂上からの眺め(中央)
頂上からの眺め(右)
頂上標の左の木は桜。満開になったら見事です。
棒ノ折山を下る。(登場を振り返った)
ゴンジリ峠の分岐。ここから岩茸石山までの縦走が始まる。
杉に囲まれた縦走路
黒山842mの頂上。
黒山からみた岩茸石山
岩茸石山への縦走中、唯一のビュースポット。大岳山と御前山。
岩茸石山への縦走路はアップダウンが激しい。
木々の間に岩茸石山の頂上が見える。人も見える。
岩茸石山の最後の登りにかかる。
頂上まであと一歩。振り返ると棒ノ折山から歩いて来た縦走路が広がります。
岩茸石山793mの頂上
富士山の形をした棒ノ折山。あそこから縦走。手前は黒山。
西側の景色。左は本仁田山。右は川苔山。その間に東京最高峰、日本百名山の雲取山が見える。
岩茸石山を少し下ったところで山頂を見る。
高水山759mの山頂。
常福院の境内。御朱印ももらえます。
タチツボスミレ
ムラサキケマン
下山後、高源寺の梅と桜のツーショット。
装備・携行品
アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ | トレッキングポール |
みんなのコメント