行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
その他: 韮崎駅前ロータリー2番のりばからから山交タウンコーチバス(増富温泉郷方面)に乗り、「増富温泉郷 」で下車。さらに山梨峡北交通(みずがきルート)を乗り継いで「みずがき山荘」で下車。これが、韮崎駅からバスで行く場合の最も早いアクセスとなる。登山道入口はみずがき山荘の前にある。なお、山交タウンコーチバスはSuicaやPASMOが使えるが、山梨峡北交通は現金のみであり注意が必要。
この登山記録の行程
7:45発 韮崎駅(山交タウンコーチバス)-8:44着 増冨温泉郷
8:50発 増冨温泉郷(山梨峡北交通※)-9:07着 みずがき山荘
※ 山梨峡北交通は、韮崎駅からみずがき山荘への直行バスがある。最も早いものは
8:50発 韮崎駅ー10:02 着 みずがき山荘
瑞牆山荘09:12 - 09:16県営無料駐車場 - 10:00富士見平小屋 - 10:23瑞牆山・八丁平分岐 - 10:32桃太郎岩10:33 - 11:22大ヤスリ岩11:26 - 11:35瑞牆山12:18 - 12:31大ヤスリ岩12:32 - 13:22桃太郎岩13:23 - 13:30瑞牆山・八丁平分岐13:31 - 13:42富士見平小屋 - 14:06瑞牆山荘
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
■コース状況
今回のコースは、みすがき山荘からのピストンです。計画では、瑞牆山山頂から、さらに足を伸ばし不動滝、みずがき山自然公園を経由してみすがき山荘に戻るコースを考えていました。が、不動滝への分岐での残雪が思いの外多く、ピストンに変更しました。コースは、全般的に道標がしっかり設置されており迷う心配はありませんが、天鳥川を越えたあたりから山頂まで、大小の岩を縫い、越えながらの登山となり、3ヶ所ほと鎖場があります。
特に、天鳥川へ降る斜面、山頂手前や山頂の裏を巻く登りの辺りは、アイスバーン状になった雪が登山道を覆っており、滑り易いので注意が必要です。私はチェーンスパイクを使いました。
■感想
『おぉ-』、大やすり岩の下を巻き山頂近くの雪を踏み越え瑞牆山の絶壁に立った際に最初に出た言葉でした。「来てよかったね」、「すごい」、「やみつきになりそうです」といった言葉が瑞牆山のあちこちで聞かれます。絶好の登山日和に恵まれたこともあり、山頂から眺望は、(ベタな表現で恐縮ですが)とにかくすばらしかった‼。近くには八ヶ岳、南アルプスや金峰山、遠くには中央アルプス等が織りなす景色に、ただただ見いってしまいました。
さて、今回のアクセスも公共交通機関。昨年4月の韮崎駅からの茅ヶ岳山行の際ににみた、瑞垣山行きバス停の長蛇の列が強烈に脳裏に焼き付いており、早い時刻のバスならそれを避けられるかもしれないと、2つのバス(山交、山梨峡北交通)を乗り継いで行くことにしました。ちなみに、行程欄のバスで行くと、韮崎駅から最も早くみずがき山荘にアクセスすることができます。シーズンには早かったのでしょうね・・、こうした対策をするまでもなく、貸し切り状態でみずがき山荘にむかうことになりました(^^;。
当初計画では、復路は不動滝、みずがき自然公園を経由してみずがき山荘に戻る予定でしたが、不動滝への登山道の残雪が多かったため断念しピストンに切り替えました。天鳥川を越えてからはガレ場続きの登山道となり、場所によってはスパイダーマン(?)のように手足を使いながら、大小の岩を乗り越えたり巻いたりして進みます。これが思いのほか時間がかかり、仮に不動滝、みずがき自然公園を経由したら最終のバスに間に合ったかどうか・・。結果としてはピストンに切り替えてよかったかもしれません。
今回は帰りのバスの時間もあり、山頂であわただしくランチを済ませての下山となりましたが、正直、もう少しゆっくりと景色を楽しみたかったかったなぁ~。が、バス利用だと時間がタイトになるので、瑞牆山をもっと楽しむためにはやはりマイカーがおススメでしょうか。
フォトギャラリー:79枚
今日のスタートは韮崎駅です。昨年の4月に茅ヶ岳に登った際に使って以来のご無沙汰です。
駅の近くには派出所があり、ここで登山届を出すことができますよ(左の小さい黄色の箱)。
まずは、山交タウンコーチバス(増富温泉郷方面)に乗り、「増富温泉郷 」に向かいます。韮崎駅前ロータリー2番のりばからでます。昨年4月に来た時には瑞牆山に向かうハイカーの長蛇の列ができたいたのですが・・・今日は閑散としています。時間が早いからでしょうか・・。
結局、韮崎駅からバスに乗ったは私一人(^^;。
約1時間ほどで増富温泉郷に到着しました。
山梨峡北交通のバス停は、山交タウンコーチバスのバス停から少し戻ることになります。
ありました!(山交タウンコーチバスのバス停)
すでに、8:50発のバスが待っていました。ここでもバスに乗ったは私一人(^^;
約20分ほどで、みずがき山荘に到着しました~。
登山道入り口はみずがき山荘の前にあります。ここで、またまたやらかしてしまいました。登山道入り口を見落とし、みずがき山荘前の林道を延々と歩いてしまいました(^^;。
ちなみに林道は駐車場の横を通っています。天候に恵まれたこともあり、沢山の車が止まっています。
林道の途中にはゲートがあり、一般の車は入れません。
どんどん歩いていると、木々の間から瑞牆山が見えてきました。ごつごつ感が半端じゃないですね~、冬枯れならではのワンショットでした。
遠回りをしてしまいましたが、ようやく登山道に合流できました。
登って行くと大きな岩が目に入ります。
岩の下には、金峰山里宮の小祠(里宮様)が祀られています。しっかりと登山の無事をお祈りしました。
ご参考までに、里宮様の言われ
ここからも、冬枯れならではのワンショット。瑞牆山って、なんだかロードオブザリングに出てきそうな山ですね(笑)
登山道が凍結していますが、すべって歩けないというほどでもありません。
水場(左側にあります)。
富士見平に到着!ここから瑞牆山山頂まで1時間50分、まだまだ、先は長いですね~。
富士見平小屋
登山道は富士見平小屋の横を通っています。看板をよく見てくださいね、禁止ですよ。
氷が厚くなってきました。すべりそう・・・
ということで、愛用のチェーンスパイクの登場です。シャキーン!
サクサク、いい感じで進みます。
ここから、天鳥川へ降ります。斜面が真っ白になっています(^^;
天鳥川に到着!
水量はさほど多くはありませんが、水が流れています。
天鳥川を渡ると、いきなり大きな岩が目に入ってきました。桃太郎岩です。右横に小さく梯子が映っていますが、これから進む登山道にかけられた梯子です。それにしてもでかい・・(^^;
桃太郎岩を過ぎると、山頂近くまで、これでもかというくらいガレ場が続きます。赤テープがなかればどこが正規ルートなのかもわからないような箇所もありました。
手も使いながら黙々と・・スパイダーマンになった気分です。
鎖場
大ヤスリ岩かと思いましたが、実際は違います。大ヤスリ岩はこの岩の奥になります。ただ、この岩を眺められる場所に来れば、山頂はもうすぐです。
振り返ると視界がひらけていました。
でかい!
鎖場
小川山林道(不動滝)への分岐。瑞牆山まではあと10分!
振り返っての一枚。
雪がだいぶ残っています。 固くしまった雪で歩きやすいです
ツララがありました。
山頂に到着しました!\(^o^)/
標柱の後ろは断崖絶壁になっており、おそるおそるのぞき込むと、大やすり岩がみえました。
山頂の様子
快晴で、素晴らしい眺めです。こちらは、南アルプス方面
ズーム!
北岳
金峰山方面
八ヶ岳方面
ズーム!
残念ながら、富士山は雲に隠れています。
頭が少し見えていますが。。。
もう少しいたかったのでうが、バスの時間もあり、ランチを済ませたのちに下山開始。振り返っての一枚、空が青い!
滑らぬように気を付けながら・・
小川山林道(不動滝)への分岐に戻ってきました。復路は、不動滝、みずがき山自然公園を経由して思っていましたが、雪がまだ深そう・・ということで、往路と同じコースで戻ることにしました。
大やすり岩の下を巻くように下りていきます。
途中、木の間から
雲のとれた富士山が!
再び、天鳥川
行きは気がつかなかったのですが、里宮様の手間に下山道の道標がありました。里宮様の前を通らないようです。
ここを下っていくと
林道にでます。
振り返っての一枚、上りと同じ場所ですね
今度は林道を行かずに、斜面を下って林の中を抜けます。
みずがき山荘が見えてきました!
2時20分発ですが、バスがすでに来ています。
みずがき山荘の前の登山道入口の道標・・なぜ、これを見落としたのでしょう・・(^^;
ここでもバスに乗ったは私一人(^^;
1時間半ほど、バスに揺られて韮崎駅に戻ってきました。
帰りの電車まで少し時間があったの駅前でぶらぶらと。富士山がよく見えます。
大村先生は韮崎のご出身だったのですね!
約9分遅れ、電車がきました。臨時の「ビューやまなし号」です。乗り換えなしで一本で帰れますよ~♪お疲れ様でした。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | 登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
軽アイゼン | トレッキングポール | カップ |
みんなのコメント