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鴨沢から七ツ石山・鷹ノ巣山を縦走し奥多摩駅へ

七ツ石山・鷹ノ巣山( 関東)

パーティ: 1人 (モーちゃん さん )

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行程・コース

天候

朝は晴、9時半頃より雲が広がった。弱風で気温が高く暑かった。

利用した登山口

鴨沢   奥多摩駅  

登山口へのアクセス

バス
その他: 自宅より車に乗り奥多摩町役場タイムズに駐車(平日800円、土日祝日1200円)。駅前より5時34分発鴨川西行に乗車。6時10分鴨沢で下車(630円)。

この登山記録の行程

鴨沢(06:13)・・・小袖乗越(06:46)・・・堂所[休憩 10分](08:10)・・・七ツ石小屋[休憩 10分](09:00)・・・七ツ石山[休憩 30分](09:43)・・・千本ツツジ(10:30)・・・巳ノ戸の大クビレ[休憩 10分](11:20)・・・鷹ノ巣山(11:57)・・・縦走路分岐(12:17)・・・水根山(12:21)・・・六ツ石山分岐(13:15)・・・三ノ木戸山分岐(13:50)・・・奥多摩駅(15:10)

コース

総距離
約23.0km
累積標高差
上り約2,138m
下り約2,335m
コースタイム
標準9時間25
自己7時間57
倍率0.84

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 長い距離を歩きたいと考えて、本コースを計画した。午後にわか雨の可能性があるため、早めに行動した。眺望はあまり期待していなかったが、七ッ石山や鷹ノ巣山から南アルプスが見えてうれしかった。

○鴨沢~七ッ石小屋~七ッ石山
 バスの乗客は3名のみ。寒かったので、上衣5枚着て出発。小袖乗越で1枚脱ぎ、堂所で2枚脱いだ。結局2枚で縦走した。中腹では芽吹きが始まっていて新緑が美しかった。七ッ石小屋下南分岐より七ッ石小屋までが大変きつかった。小屋に寄ってコーヒーを飲みたかったが我慢。縦走路までが傾斜はきつかった。山頂には登山者が5名、寛いていた。ここで昼食。樹間からは北岳・間ノ岳・農鳥岳と塩見岳が見えて感激した。

○七ッ石山~鷹ノ巣山
 巳ノ戸大クビレまでは下り坂や巻道。浮石に気を付けて、歩幅を狭くして歩いた。鷹ノ巣避難小屋近くのトイレを使用。ここから鷹ノ巣山への急な上り。息苦しい急登の先は鷹ノ巣山頂。登山者は3名のみ。
 石尾根にはハシリドコロの花が咲いていた。背丈はまだ低いのだが葉も多かった。

○鷹ノ巣山~水根山~奥多摩駅
 黒い雲が西から流れて来て、陽射しも眺望もがなくなった。雨が降り出さないことを願いながら歩幅をやや広げてスピードをあげた。石尾根は文字通り石が大変多い。足元ばかり見ていたので、巻道を通る予定が尾根道を歩いてしまい、アップダウンに苦しめられた。でも川苔山・蕎麦粒山・三ッドッケ等が間近に眺められた。
 また落ち葉で登山道が埋まっている所が何か所もあった。見えない石や樹木の根に乗り、何回もバランスを崩した。さらに登山道が深く抉られている箇所があり、滑って歩きにくかった。
 舗装した林道に出ると歩きやすくなったが、傾斜が緩く標高がなかなか下がらなかった。それでも小走りして奥多摩駅に無事に着いたときはほっとした。予定よりも2時間早く下山できたので、近くの玉翆荘(奥多摩ビジターセンター先)に寄り温泉に入って汗を流した(750円)。その後、雨が降り出した。

◎水平移動距離約23㎞。所要時間約9時間、歩数40.500歩。積算標高差上り2.138m。下り2.335m。上りは時間がかかっているが、下りで縮めるように歩いた。機会があれば、小袖乗越を出発し、日帰りで雲取山・七ツ石山・鷹ノ巣山を周回してみたい(補足 2017年5月11日実現)。

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フォトギャラリー:24枚

奥多摩駅前を通り、町役場の先に駐車場があった。

鴨沢バス停の前に鴨沢登山口があった。登山届提出。隣りは清掃の行き届いたきれいな公衆トイレ(水洗)。

鴨沢から民家の前を通って行くと斜面にヤマブキが咲いていた。

日当たりが良いので、スミレも多かった。

小袖乗越にある丹波山村村営駐車場。もうすでに20台が駐車していた。右は公衆トイレ(水洗)。協力金。

芽吹きの季節を迎えた。

鴨沢から2時20分も歩いた。昨年10月親子熊が出没した場所。

七ッ石小屋下南分岐。右へ曲がって七ツ石小屋を目指した。ここからは急登の連続だ。

七ツ石小屋全景。水洗トイレ有(協力金)。売店・水場は右奥にある。コーヒー(200円)がおいしい、ただし自分の持参した器具で湯を沸かすこと。水場は縦走路方面へ100m進んだ沢にもあった。

七ツ石山頂だ。雲が広がって来たが、南アルプスが時々見えてうれしかった。

御影石製の山名標識が建っていた。

北西方面には雲取山が見えた。

ズームしてみると、赤い屋根は雲取山避難小屋だ。

西方には飛龍山(大洞山)が見えた。

石尾根からは白根三山が見えた。右は北岳・間ノ岳・農鳥岳。若い時は毎年登っていたなあ。8歳の娘と登った頃が懐かしい。

七ッ石山から長い。やっと着いた鷹ノ巣避難小屋。別棟にトイレもあった。

先を急ぐので、鷹ノ巣山の巻道を通り六ツ石山へ向かいたいが・・・。やっぱり登頂しよう。

鷹ノ巣山へ向かう登山道からも南アルプスが眺められた。登頂して良かった。

やっと登頂。雲行が怪しいので、すぐに歩き出した。

石尾根を奥多摩駅を目指して下って行った。これから先は尾根道(アップダウンがかなり大きい)の他になめらかな巻道があるので、見逃さないように注意。

ハシリドコロの花だ。

下から見上げて撮影すると逆光となってしまった。

スミレも咲いていた。

鷹ノ巣山頂から約3時間、やっと奥多摩駅前に着いた。西東京バスの乗り場。すぐ近くの旅館玉翆荘で入浴(750円)。駅から徒歩3分。

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • 鴨沢から奥多摩駅とはまたハードな行程ですね。自信がないので、まず自分では行こうと思わないルートです。雲取山から七つ石山周遊なら自分でも何とかなりそうなので、5月には挑戦しようと思っています(七つ石山直下にはおいしい水が飲める水場もありますしね)。また楽しい記事をお願いします(^^♪

  • トシノスケさんへ
     モーちゃんです。コメント、ありがとうございました。確かにハードな行程でした。翌日から筋肉痛が出て、自宅の2階への上り下りも難儀しました。おいしい水は、気持ちに余裕がなく、パスしてしまいました。次回は飲んでみたいと思います。8月には68歳を迎えるのですが、まだしばらくは歩けそうだと自信をもちました。ありがとうございました。  

  • トシノスケさんへ
    モーちゃんです。お勧めいただいたので、5月11日(木)七ツ石山直下の水場へ寄り、400ml飲んで来ました。これならコーヒーもおいしいだろうと七ツ石小屋に向かいました。セルフサービスコーヒーは、ほんとうにおいしかったです(300円)。コンロを持参していないので、借用しました。セルフサービスとは、自分の器具で湯を沸かし、作ることでした(原則)。お蔭様で体力・気力が戻り、無事帰宅できました。ありがとうございました。

  • いやぁ、本当にお元気ですね。今月に57歳になるのですが、とても敵いそうにありません(^◇^)私自身は5月下旬か6月上旬には行ってみたいと思っています。

登った山

鷹ノ巣山

鷹ノ巣山

1,737m

六ツ石山

六ツ石山

1,478m

七ツ石山

七ツ石山

1,757m

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