行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
JR京葉線もしくは地下鉄日比谷線八丁堀駅(徒歩5分)
もしくは地下鉄有楽町線新富町駅(徒歩10分)
もしくは地下鉄大江戸線月島駅
この登山記録の行程
鉄砲洲稲荷神社・・・中央大橋・・・住吉神社・・・佃大橋・・・鉄砲洲稲荷神社
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
残雪期の北アルプスを登るつもりだったけど、天候が思わしくなさそうで順延。でも都心は晴れているので、近所の「富士山」に登ってきた。
東京都中央区湊に室町時代まで創建を遡る鉄砲洲稲荷神社がある。ここには、江戸時代に盛んだった富士講の名残である都内有数の富士塚(高さ5.4m)が残っている。江戸時代に富士山信仰が盛んになっても、庶民が実際に登山するのは時間も費用かかるので、このような富士塚を築いてこれに登り、お参りをしたのだという。社務所の建て替えに伴い、富士塚も再度整備されてこのほど完工。
http://teppozujinja.or.jp/yuisho.html
この富士塚は、溶岩で築かれ、洞穴や登山道までついていて、山頂に至る箇所に石碑や小さな祠もあつらえられている。まさに富士山のミニチュアとして作られている。史跡として見ても、登山をする方ならなおさら興味が湧いてくるのではないだろうか。
近所には「交無号」や日本の標高ゼロの基準となる東京湾平均海面を計測していた観測所など、測地上の重要な点だったものがある。登山者に不可欠な地図の原点ですから、一度訪ねてみるのも一興では?
隅田川を中央大橋で石川島・佃島・月島に渡れば、隅田川沿いの高層集合住宅の足元に佃煮の老舗や、さらに少し足を伸ばせば月島のもんじゃ焼きなどを味わうこともできる。
山に登れなかった日には、こんなちょっとした歴史散歩もいかが?
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