行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
東武日光駅から東武バスに乗車し、中禅寺温泉バス停で下車。バス停から中禅寺湖湖畔を通って二荒山神社に向かう。二荒山神社の参道から境内に入れば、登山道入口がある。
★東武バス http://www.tobu-bus.com/pc/search/bs_tt.php?key=43003_11
[往路]
8:35発 東武日光 東武バス(中禅寺温泉行 ) - 09:20着 中禅寺温泉
[復路]
15:44発 二荒山神社 東武バス(東武日光駅行)- 16:31着 東武日光駅
この登山記録の行程
中禅寺温泉バス停09:19 - 09:38二荒山神社中宮祠09:44 - 10:31四合目10:34 - 11:21七合目 - 12:44男体山13:26 - 14:09七合目14:17 - 14:56四合目14:57 - 15:31二荒山神社中宮祠15:34 - 15:36二荒山神社前バス停
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
■コース状況
男体山は山全体が二荒山神社のご神体となっており、中宮寺で登拝受付(記帳&登拝料500円奉納)を済ませてから登ることになります。登山道は、一合目から九合目まで分けられており、三合目は舗装されたつづら折れの道となっているほかは、ほぼ直登の山道となります。
特に、六合目からは観音難と呼ばれるガレ場の直登、途中、樹林帯とガレ場を繰り返し、九合目からは赤茶けたザレ場の登りとなります。八合目を過ぎたあたりに一部残雪があります。念のため、当日はチェーンスパイクを持っていきましたが、しっかり踏み固められており滑ることはなく、使用せずに済みました。
■感想
昨年1月に筑波山に登った際、関東には「男体山」と名の付く山が三つあると知りました。一つが筑波山で、残りの二つが久慈男体山と日光男体山です。いつかはと思っていましたが、登拝期間が限られていること(5月5日~10月25日)、私の棲家から遠いのでコースタイムをしっかりとキープができないと帰りが厳しい(日帰り&公共交通機関の前提ですが)。そのほか、折角、時間をかけて行くのなら天気がいい時に行きたい等々もあって、今回ようやく2座の男体山をゲットできました!
待ちに待った甲斐もあり(?)、この日は『ザ・快晴』というくらいに恵まれた天気になりました。が、ちょっと良すぎたかもしれません。まるで初夏を思わせるよう陽気となり、大汗をかきながらの山行となりました(^^;。
登山道は山頂に向けて、三合目はつづら折の舗装道路なりますが、ほぼ直登の一本道です。迷う心配はありませんが、六合目からの観音難と呼ばれるガレ場は、手も使いながら山行となりました。残雪が心配だったので念のためチェーンスパイク、標高が高かったので防寒着等も用意しましたが、この陽気で使わずじまい。ザックの重石にしかならず・・・、暑さとザックの重さで、登っても登ってもまだ山頂じゃないのかいう感じでした。まさに「これ修業」という感じでしょうか(^^;。
こうして登った山頂からの絶景には感激もひとしお。頂きにまだ雪を残す日光白根山から眼下の中禅寺湖、戦場ヶ原、さらには、太郎山、大真名子山、子真名子山といった山々が墨絵のように幾重にも連なって見えていました。(山頂で閉口したのが、何故かハエが異様に多かったこと、山頂にはハエが繁殖するようなものはないような気がしますが(謎))。
山頂でランチを済ませたのち、バスの時間があることもあり、絶景を惜しみながらの下山となりました。予定のバスから一本遅れたものの、いろは坂を通って無事に東武日光駅に到着。もう少し余裕があれば温泉にも入りたかったなと思いながらも、感激の男体山登拝&日光連山デビューとなりました。
フォトギャラリー:82枚
今日のスタートは東武日光駅です。ここまで電車を乗り継いできましたが、さすがに長かった~。それにしても、いい天気ですね。この青空を見ただけで、来てよかったと思ってしまいました(笑)。さぁ、頑張りましょう~!
直接、二荒山神社に行くバス(8時40分発)もあるのですが、折角なら中禅寺湖畔も歩いてみたいと思って、8時35分発の中禅寺温泉行きのバスに乗りました。
中禅寺温泉に到着♪
ここから登山道入り口となる二荒山神社までは1kmくらいです。すこし遠足気分でブラブラと行ってみますかね~。
まずは、二荒山神社の大鳥居。
大鳥居の近くにあった巫女石。後ろに見えるのはこれから登る男体山。ちなみに、巫女石は、二荒山神社の巫女が自分は神に仕えるものであるから神罰は下らないであろうと考え、男児に身を変えて湖畔のこの場所まで来た所、女性であることが露見し神罰により石に変えられてしまったという伝説の石だそうです。
中禅寺湖。何年ぶりかなぁ~、まさかここに山登りに来るなんて、当時は思いもしなかったなぁ。
車で通ったことはあったけど、この道を歩くのは初めて。新緑緑がまぶしく輝いています。
湖畔の展望台から。
縁結びの「しなの木」というそうです。“しな”とはアイヌ語で“結ぶ”という意味でこの木は古くより「縁結びの御神木」といわれていそうです。
二荒山神社に到着♪
鳥居の傍には「牛石」がありました。「牛石」は、巫女石と同じく禁をやぶった牛が石になったといわれています。もともとの「牛石」はなくなってしまい、この石は付近の道路工事の際に出土したもので、かつてこの付近にあった「牛石」の一部ではないかと言われるているそうです。
参道を進んでいくと、登山口への道標がありました。
二荒山神社
お約束の一枚。
しっかりと登山の無事をお祈りして
中宮祠で登拝受付です。記帳を済ませて、登拝料500円を奉納しました。
奉納すると、お守りをいただけます。
登山口はこちら。
鳥居の横には、龍と
狛犬がいます。ここでもしっかりとお約束の一枚。なにやら、生きているような感じがする狛犬ですね。怖い顔をしていますが、意外と人懐っこいかもしれません(笑)。
さぁ、登山、もとい登拝スタート!頑張りましょう♪ちなみに、登山道は一合目から九合目まで分けられてますよ。
ここから一合目。一合目から三合目までは、足元が笹に覆われた樹林帯を通り抜けていきます。
三合目から舗装されたつづら折れの道
標高が上がってきたからでしょうね、木々の間からは中禅寺湖が見えます。
この辺りでは、桜がまだ咲いていました。
ここから四合目。再び山道になります。
山道の様子
ここから五合目。
山道の様子
ほぼ直登の登り、なかなかしんどいです~。気温が高く汗だくになってしまいました。振り返ると中禅寺湖が、きれいですね~、ほっと一息です。
六合目、いよいよ「観音難」と呼ばれるガレ場の急登が始まります。
ふぅ~・・
ようやく七合目まできました。
この鳥居が見えると、八合目(滝尾神社)はもうすぐそこです。
八合目(滝尾神社)につきました~
ここには、社務所兼避難所があります。
眼下には中禅寺湖が広がっています。
まだまだ続く、ガレ場・・・
途中で、ガレ場が途切れ、赤土の山道になりました。疲れた足に有難いですね。
途中、残雪がありました。
踏み固められており、滑る心配はありません。
九合目~
視界がひらけ、山頂が見えてきました!ザレ場になっており、歩きにくい。。もう少し・・
横を見ると、戦場ヶ原と日光白根山が一望できます。
中禅寺湖も丸見え
鳥居をくぐって
山頂に到着~ v(^^)
まず、二荒山神社奥宮にお参りをして
奥宮の横には、二荒山大明神の御神像がありました。
ここからは、戦場ヶ原、日光白根山、中禅寺湖のスリーショット。
社務所の横を抜け、山頂の東側にある男体山の最高点に向かいます。
あれが有名な御神剣ですね~。高千穂の天逆鉾に続いて、2本目をゲットしました(笑)
シャキーーーーーン
先ほど通ってきた社務所等がよく見えます。こうしてみると男体山の山頂は広いんですね。
左の高い山が日光白根山、右奥が燧ヶ岳。
お腹がすいたのでランチ休憩。何故かハエが多く・・食べるのに苦労しました。。
お腹が一杯になったところで、今度は、山頂の西側にある太郎山神社に向かいます。太郎山神社はあの切り立った崖の上にあります。
太郎山神社
ここからは、中禅寺湖が丸見え。私の登山本の写真と同じです(笑)。
太郎山神社から奥宮を振り返っての一枚。
こちらは、左から太郎山、大真名子山、子真名子山。
再び、奥宮に戻ってきました。まだまだ、大勢の人がいますが、帰りのバスの時間があるので、そろそろ下山をします。
下山開始です、絶景を惜しみながら・・・
戦場ヶ原と中禅寺湖
日光白根山、いつか登りたい。
中禅寺湖
さぁ、急ぎましょう!
案の定、ガレ場には苦労しましたが、なんとか無事に戻ってきました。
帰りは、二荒山神社前バス停からバスに乗ります。
予定では3時19分のバスに乗るつもりでしたが、山頂でゆっくりしすぎたせいか、10分ほど遅れてしまい、結局、44分のバスに乗車することになってしまいました(^^;。
無事に戻ってきました。が、3時19分のバスに乗り遅れたことで、1時間ほど駅で電車を待つことになってしまいました。もうっちょっと、タイムキープをしっかりすべきだったと反省・・。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン |
トレッキングポール | カップ |
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