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日帰り三宝山 帰りにちょこっと西沢渓谷

三宝山・甲武信ヶ岳・木賊山・西沢渓谷( 関東)

パーティ: 1人 (鋸太郎 さん )

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行程・コース

天候

早朝ややガス のち晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 西沢渓谷無料駐車場

この登山記録の行程

西沢渓谷駐車場(4:30)……ネトリ広場(4:50)……徳ちゃん新道入口(5:00)……合流点(6:30)……木賊山(8:00)……甲武信小屋(8:15)……甲武信ヶ岳(8:30)……三宝山(9:00)……三宝岩(9:10)……甲武信ヶ岳(9:40)……甲武信小屋(9:55)休憩10分……巻き道分岐(10:20)休憩5分……合流点(11:25)休憩15分……徳ちゃん新道入口(12:50)……三重の滝(13:10)……竜神の滝(13:30)……七ツ釜五段の滝(14:00)……大展望台(14:45)……トロッコ車両(15:00)……山の神(15:10)……ネトリ広場(15:25)……西沢渓谷駐車場(15:40)

コース

総距離
約23.6km
累積標高差
上り約2,980m
下り約2,982m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

徳ちゃん新道経由で木賊山・甲武信ヶ岳・三宝山を往復し、西沢渓谷を一周してきました。
登り始めはまた低い雲が連れてってと言わんばかりに立ち込めていましたが、今回は標高も十分ある山です。無事に雲の上に出ました。
  
お花は戸渡尾根のある程度の高さでシャクナゲとミツバツツジが少々。
トンネルと言う程ではなかったですが、頑張って咲いていました。
残雪は若干程度。アイゼンなどはもう不要でしょう。
ただ木賊山巻き道と、その登り返し部分ではまだ少し目立ちました。
  
全体的に、急登ですが鎖場はないという絶妙なバランスの登山道でした。標識は少なめですが踏み跡はしっかりしていて、地図を取り出すことはありませんでした。
三宝山までの難易度・体力度は、西丹沢-檜洞丸-蛭ヶ岳と同じくらいでしょうか。息は切れますがぐんぐん高度を上げる気持ちよさがありました。
木賊山手前、甲武信ヶ岳頂上、三宝岩からの眺めは素晴らしかったです。
  
下山後は時間に余裕がありましたので、そのまま七ツ釜五段の滝を見に行きました。
ですが西沢渓谷、想像以上にボリュームがありました。
前半の渓谷沿いは、ハイキングと言うより完全に登山。少しですが鎖場まであります。後半はトロッコ軌道跡のなだらかな道になりますが、標準CT3時間半は高尾山往復レベルです。
体力的には結構なダメ押しでしたが、新緑の中、前々日の大雨もあってどの滝も水量豊かで見ごたえがありました。
写真撮影をされている方に伺いましたが、西沢渓谷は大雨の後でも水が濁りにくいそうです。少しうれしかったです。
  
今回の山行では他にも多くの方とお話しをさせてもらいました。
トレランスタイルで甲武信ヶ岳手前で颯爽と私を追い抜いていった初老のご夫婦。素晴らしい健脚でした。
山頂でお二人を撮った写真は綺麗に写っていましたでしょうか。
木賊山巻き道分岐でコース変更を検討されていた、こちらはガチなトレランの男性。分水嶺トレイル頑張ってください。私には120kmなんて無理ですが、応援しています。
新道合流点でお話しをさせて頂いた4人の先輩諸氏。次週の飛龍山も楽しんできてください。同じくテン泊されたカップルの方(ご夫婦かな?)。さりげなく女性の重い荷物を全て引き受けるなんて格好良すぎます。
  
皆さん、またどこかのお山で会いましょう。

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フォトギャラリー:49枚

登山準備中の一枚。低い雲がついて行く気満々なので、そっと出発することにします。

林道を歩いてネトリ広場。トイレがあります。語源を知りたい。

徳ちゃん新道入口です。

九十九折と尾根道を繰り返します。

標高1500mくらいから花が咲いていました。
シャクナゲ(白)です。

少しですがミツバツツジも咲いていました。

なかにはこんな場所もありました。

ピンクのシャクナゲです。

あ、低い雲にバレたかな。追いついてきました。

若干こんな場所もあります。

合流点につきました。

小ピークですのでひと息つけます。

追いつかれたー

木賊山崩落地手前のビュースポットです。

雲海の中に富士山が!
雲「ここで待ってる」

雲の上ですねー。
この眺めだけでも登る価値があります。

コーヒー豆。大粒です。

木賊山に着きました。

木賊山三角点。

左が甲武信ヶ岳、右が三宝山。木賊山を含め、ひとつのお山から残り二つを眺められる、仲の良い三山です。

甲武信ヶ岳に着きました。

三宝山への降りでも残雪少々。

三宝山につきました。
さいたま県のてっぺんだ!

三宝山三角点。堂々の一等です。

来たかった三宝岩。

三宝岩からの甲武信ヶ岳と富士山です。

三宝岩アップ。もちろんよじ登りました。

ちなみに甲武信ヶ岳から三宝山へのルート途中にある、三宝岩への分岐です。
テープが目印。

甲武信小屋には帰りに寄りました。
手ぬぐいとバッジをお土産に買いました。

木賊山巻き道の残雪です。
巻き道が一番残雪多かったです。

あら待っていたのね。

シャクナゲが咲いている高度まで降りました。

広瀬湖が見えます。

徳ちゃん新道入口まで下山しました。

続いて西沢渓谷巡りに出掛けます。

仰る通りです。

三重の滝。大迫力です。

雨上がりでも水は綺麗でした。
飛び込みたい衝動に駆られます。実際はかなり冷たいんですけどね。

フグ岩。最高過ぎます。
これミニチュア売り出したら絶対買いますね。

竜神の滝。
個人的には山下清の滝と呼びたいです。

カエル岩。これもなかなか。

渓谷の(ほぼ)トリを飾る七ツ釜五段の滝。
来た甲斐はありましたが、遠かった……。

後半はトロッコ軌道跡を歩きますが、多々レールが残ります。
歩きもシュポシュポ加速しようってもんです。

トロッコ車両が保管されていました。
よく遺しています。廃止は50年近く前ですよ。

山の神。安全祈願。ゴールはすぐそこ。

西沢渓谷駐車場まで戻って全行程終了です。
今日も振り絞ったあ!

すぐ近くに道の駅があります。

簡単に吸い寄せられます。
地味に味が12種類もある、あなどれないソフトクリームコーナーです。

お土産に西沢渓谷のよもぎ餅と、なぜか笹子駅前まで行って買った笹子餅。
超同系統のお菓子を買うこともないのですが、何かよっぽど疲れていたのでしょうか。

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具 ツエルト
健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ 軽アイゼン トレッキングポール GPS機器
ストーブ 燃料 ライター カップ クッカー
【その他】 予備ヘッドライト、モバイルバッテリー、風力計。ザック重量15kg。

みんなのコメント

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  • 鋸太郎さん、おはようございます♪

     木賊山・甲武信ヶ岳・三宝山山行、それに加えての西沢渓谷、本当にお疲れ様でした。雲海の富士は絶景ですね、雲も今回ばかりは鋸太郎さんの健脚についてこれなかったようで何よりでした。「 今日も振り絞ったあ!」のフレーズに、山行の充実感があふれているようです。

     私もこの三山に行きたいなと考えているところですが、日帰り+バスの手段では難しそう・・やはりマイカーかなぁ。(西沢渓谷を加えるのは私にはさすがに無理ですが(笑)、)とても参考になりました。

     それと笹子餅、ゲットできましたね!小金沢連嶺もこれで完璧+ご家族も喜ばれたのではないでしょうか。次はどちらに行かれるのでしょうか、レコを楽しみにしています。

      ぼっけもん拝

    PS 「竜神の滝を山下清の滝と呼びたい」とはなぜでしょうか、どうしても気になりまして(汗)。

  • ぼっけもんさん

    おはようございます。
    行って来ました甲武信三兄弟。
    今回も雲が付いて来たがってそうでしたが、途中で待っていてくれましたので眺望的には助かりました。
    何か擬人化すると愛着も湧いてきますが、登山に雨雲は付きものですし、これからも仲良くやって行ければと思ってます。

    甲武信ヶ岳の登山客の方々は、大半が泊まりの模様でした。
    徳ちゃん新道の急斜面をテントやマットを担いで降りてくる姿はどなたも格好良かったです。
    自分はと言うとはひーだのふひーだの、相変わらず息も絶え絶えなんですけどね。
    スタイリッシュなハイカーには程遠いです。

    因みに山下清は、単に滝の流れが白ランニングシャツにしか見えなかったからです。
    深い意味はありません。

    次回は……お天気次第ですが奥多摩にしようか日光か、まだ決め兼ねています。
    これから益々暑くなるでしょうし、梅雨も来ます。
    お互いに安全登山で参りましょう。

    追記
    笹子餅もよもぎ餅も賞味期限が翌日で、必死になって食べました。

登った山

三宝山

三宝山

2,483m

甲武信ヶ岳

甲武信ヶ岳

2,475m

木賊山

木賊山

2,469m

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