• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

幌尻岳BCスキー2017

幌尻岳(日高幌尻岳)( 北海道)

パーティ: 1人 (100ski さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

6/17晴れ 6/18晴れ 6/19曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: イドンナップ山荘前に駐車。
砂利道の林道約40kmを移動。

この登山記録の行程

1日目]
1440イドンナップ山荘-1920新冠ポロシリ山荘

[2日目]
430新冠ポロシリ山荘-1000幌尻岳1040-(東カール滑走)-1050東カール底1110-1250幌尻岳1300-1340標高1850m付近1350-(幌尻沢滑走)-1400標高1600m付近1410-1650新冠ポロシリ山荘

[3日目]
410新冠ポロシリ山荘-850イドンナップ山荘

コース

総距離
約42.4km
累積標高差
上り約3,169m
下り約3,169m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

今回は、日本百名山スキーの巡業の一環として、北海道の秘境の幌尻岳で山スキーしてきた。
幌尻岳は2年前から6月のチャンスを狙っていたが、梅雨の時期と重なり、なかなか行けなかった。
今回、ようやくチャンスが訪れ、幌尻岳のカールを滑走することができた。
幌尻岳には直前で行くことにしたので、羽田-新千歳の朝一の飛行機の予約が取れず、羽田-帯広の朝一の飛行機に乗った。
帯広からの道路で、十勝、日高エリアの牧場を眺めながらの車で走るのはとても気持ちが良かった。
新冠から砂利道の長い林道に入り、イドンナップ山荘前まで車で入った。
イドンナップ山荘前のゲートからスタートし、20km弱のアップダウンの多い林道を5時間弱歩き、真っ暗になる前に新冠ポロシリ山荘に着いた。

2日目、新冠ポロシリ山荘からスタートし、登山道を登った。
標高900m付近で沢に集まった雪が出てきた。
登山道は標高1600m付近まで雪が全くなく、シュート状の幌尻沢雪渓に合流してから、標高1850m付近まで幌尻沢雪渓を登った。
幌尻沢雪渓では12本爪アイゼンを装着して登った。
雪渓を登り切ると山頂までの雪がなさそうだったので、アイゼンを外して登った。
稜線に着くと、北カールが見えたが、標高1900mより上の稜線部に雪が付いておらず、賞味期限切れで、ガッカリした。
東カールの雪を期待して、山頂まで登った。
幌尻岳頂上に着いて、東カールを見ると、山頂から戸蔦別岳側に少し移動した稜線部から滑走できそうで、テンションが上がった。
山頂で眺めを楽しんだ後、ドロップポイントに移動し、東カールに滑り込んだ。
雪面はほぼ面ツルの極上ザラメでとても滑りやすかった。
斜度はキツクなく、岩を避けながらの滑走で楽しかった。
カールの底には雪融け水が流れる小川が出ていて、そこで滑走を終了した。
小川の水を汲んで昼食時に飲んだ。
ここに来たものにしか飲むことができないとてもおいしい水だった。
昼食後、カールを登り返し、山頂を経て、登山道を下山した。
登山道の標高1850m付近から幌尻沢雪渓を滑走した。
幌尻沢雪渓は、滑走した時に発生するスラフがタラタラ落ちるほどの急斜面であった。
雪面は雨による縦筋が多かった。
標高1600m付近までの滑走であったが、とても刺激的で楽しかった。
さらに下まで雪渓が繋がっていたが、下に行くほど登山道から離れるので、登山道が見える標高1600m付近で滑走を終了した。
その後、新冠ポロシリ山荘まで下山した。

3日目、空が明るくなり始めた3時ころに起き、下山の準備をし、長い林道を歩いて、イドンナップ山荘まで下山した。
下山後、帰りの飛行機の出発までの時間があったので、幌尻岳がある日高山脈の最南端の襟裳岬に行った。
襟裳岬に行くと、日高山脈が海の中にも続いているような感じだった。
丁度お腹が空いていたので、観光センターで、旬のエゾバフンウニ入りの海鮮丼をいただいた。
おみやげに、本場の日高昆布の佃煮と根昆布粉末を買った。
その後、ナウマン温泉で入浴し、帯広からの飛行機で羽田へ帰った。

続きを読む

フォトギャラリー:86枚

帯広空港付近から見た日高山脈。

帯広空港付近から見た日高山脈。

道路から見た牧場。

道路から見た牧場。

イドンナップ山荘前。

車止めゲート。

第2ゲート。

第3ゲート。いこい橋。

林道の滝。水場には困らない。

奥新冠ダム。

新冠ポロシリ山荘。

2日目。新冠ポロシリ山荘。

登山道。ここが最も危険個所。足場がほとんどないので、ロープにつかまって足にかかる少なくして移動した。

渡渉部。飛び石で渡れた。

登山道。標高900m付近から沢で雪が出てきた。

渡渉部。ここも飛び石で渡れた。

登山道の花。

登山道の山桜。

登山道からの眺め。

登山道からの眺め。

登山道からの眺め。

幌尻沢雪渓。幌尻沢雪渓の標高1600~1850m付近に登山道あり。

幌尻沢雪渓。

幌尻沢雪渓。

登山道の花。シャクナゲのような小さい黄色い花がたくさん咲いていた。

登山道からの眺め。

登山道からの眺め。

登山道稜線部からの眺め。北カール。北カールはドロップポイントまで山頂から標高150mほど下がらなければならない。

幌尻岳頂上。

幌尻岳頂上からの眺め。東カール。

幌尻岳頂上からの眺め。東カールは戸蔦別岳側に少し移動すれば稜線から滑走可能。

幌尻岳頂上からの眺め。

幌尻岳頂上からの眺め

幌尻岳頂上。

幌尻岳頂上からの眺め。

東カール稜線部。

東カール滑走。

東カール滑走。

東カール滑走。

東カール滑走。

東カール滑走。

東カール滑走。

東カール滑走。

東カール滑走。

東カール滑走。ここまで。ここの水をボトルに詰めた。

東カール滑走終了。標高差350m前後滑走。ここで昼食休憩。

東カール登り返し。

東カール登り返し。

東カール登り返し。

東カール登り返し。

東カール登り返し。

幌尻岳頂上。

幌尻岳頂上の三角点。

登山道からの眺め。

登山道の分岐。

登山道からの眺め。

登山道からの眺め。

登山道からの眺め。幌尻沢雪渓上部。

幌尻沢雪渓上部。標高約1850m付近

幌尻沢雪渓滑走。

幌尻沢雪渓滑走。

幌尻沢雪渓滑走。

幌尻沢雪渓滑走。

幌尻沢雪渓滑走。

幌尻沢雪渓滑走。登山道入口。ここまで。雪渓はさらに下まで続いていた。

幌尻沢雪渓滑走終了。

渡渉地点。

登山道の危険個所。

新冠ポロシリ山荘。

3日目。ポロシリ山荘前。北海道の夜明けは早く、午前3時前から明るくなった。

幌尻湖。

林道。ヒグマの足跡。

林道。エゾシカと睨み合い。ピーと鳴いて逃げて行った。

いこい橋第3ゲート。

第2ゲート。

林道から見たエゾシカ。

イドンナップ山荘前第1ゲート。下山完了。この後、日高山脈最南端の襟裳岬へ。

襟裳岬の案内板。

襟裳岬周辺。

襟裳岬。

襟裳岬。

襟裳岬。ここから日高山脈がはじまって幌尻岳に繋がっていると思うとスゴイと思った。

襟裳岬。ニッコウキスゲのような花が咲いていた。

えりも岬観光センタ-で海鮮丼(2490円)をいただいた。旬のエゾバフンウニ入り。日高昆布の御吸物付。店内では森進一さんの襟裳岬の曲が流れていた。

お店で日高昆布の佃煮と粉末を購入。

帰りにナウマン温泉(500円)で入浴。

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 バックパック スパッツ・ゲイター
ヘッドランプ タオル グローブ サングラス 腕時計 カメラ
ツエルト 健康保険証 行動食 GPS機器 シュラフ テントマット
アウターウェア アイゼン ヘルメット
【その他】 スキー 兼用靴 ウィペット

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

幌尻岳

幌尻岳

2,052m

よく似たコース

幌尻岳 北海道

カールを見下ろす日高山脈最高峰に登る

最適日数
2泊3日
コースタイプ
周回
歩行時間
18時間10分
難易度
★★★
コース定数
68
登山計画を立てる