行程・コース
天候
晴れ、弱風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
東北自動車道の「西根IC」で降りて反対側の山に向かい登って行くと、キャンプ場や天文台・温泉施設などのある「岩手山焼走り国際交流村」の広大な駐車場に着きます。インターから約7km・10分ちょいです。インター降りたらすぐにコンビニがあります。日曜の朝4時50分に着いたのですが、天気予報が曇りの為10台程度の駐車でした。駐車場には大きなトイレがあります。
この登山記録の行程
岩手山焼走り国際交流村駐車場(05:05)・・・岩手山頂上4.5km道標(05:55)・・・第2噴出口跡(6:30)・・・第1噴出口跡(06:40)・・・ツルハシ(07:25)・・・岩手山頂上1.4km道標(07:55)・・・三十六童子(08:05)・・・平笠不動避難小屋(08:30)・・・岩手山山頂(09:15)・・・焼走・上坊コース下山口道標(10:05)・・・平笠不動避難小屋着(10:30)昼食・・・平笠不動避難小屋発(10:40)・・・三十六童子(11:00)・・・ツルハシ(11:25)・・・第2噴出口跡(12:05)・・・岩手山頂上4.5km道標(12:30)・・・岩手山焼走り国際交流村駐車場(13:10)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
天気予報は1日曇りでしたが、覚悟を決めて、岩手県最高峰で日本百名山である岩手山に
この時期に咲く、高山植物の女王「コマクサ」の日本有数の大群落を見に行きました。
花の時期ですが、天候の関係で駐車場はまばらで、ちょっぴり寂しい春山登山の開始です。
長丁場になるので、体をいたわり慎重に歩を進める中、少しづつ勾配がきつくなってきます。
朝日が昇り、林床に光が届いて明るくなってきたので、天候回復を期待して登って行きます。
そして、第2噴出口跡からみた雲上の太陽の絶景で、今日の天気が良い事を確信しました。
晴天の中、樹林帯から高山植物の保護地帯に出ました。両側にロープが張ってあります。
登山道の上下に「コマクサ」の大群落があり、これだけを見に登ってくる人もいるそうです。
高低差170m、距離にして700m位の直線の登山道なので、山頂まで一面に見渡せます。
次のツルハシまでの道には「ミヤマカラマツ」の群落が待っていて、他にも多くの花々です。
ツルハシで上坊コースと合わせると、火山砂礫などで滑りやすく、歩きにくい道になります。
しかしここから今迄見たことのない規模の「シラネアオイ」の大群落が道の両側に現れます。
山腹を埋め尽くすほどの「シラネアオイ」は、松の植生に変わるまで1時間近くの間続きます。
平笠不動避難小屋に着くと、左手に美しい姿の岩手山が壁のように立ちはだかっています。
まだこれからこの斜面をと、ちょっと沈みますが、気を取り直して滑りやすい急登を行きます。
一歩一歩ですが、実は30分程で御鉢にたどり着き、そこから10分もしないで山頂登頂です。
晴れて風も弱い絶好のコンディションの中、途中で奥宮に寄ったりしながら御鉢を一周です。
遠くに岩木山の影を望み周囲の絶景を堪能したら、また「コマクサ」などを愛でるを楽しみに
軽やかに来た道を下山しました。下山後に振り返ったら岩手山は曇って見えませんでした。
花の群生やその面積など、花の百名山になっていないのが不思議なくらい花の多い山だと
感じました。花の写真を撮ったり、火口に下りて奥宮に行ったりと、約8時間の山行でした。
フォトギャラリー:63枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール | ライター |
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