行程・コース
天候
ほぼ快晴(暑かった)
登山口へのアクセス
その他: 酸ヶ湯温泉泊
この登山記録の行程
ルート通りでタイムは画像データ参照ください。
コンデジですが風景や植物の写真撮影も目的なので、写真撮影にかなり時間がかかったかなと思います。
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
酸ヶ湯温泉から下毛無岱から入って行き八甲田大岳を目指します。
天気は快晴で樹林帯の中はそうでもないですが、湿地やガレ場などの山岳部では日差しが強くて日焼けしてしまいました。
湿地はなんとなく尾瀬のような雰囲気もあって、高層湿地の雰囲気を堪能することが出来ました。
避難小屋から大岳に向かってすぐに雪渓が残っており、2つの雪渓の端を歩いて行きます。雪渓はざら雪のシャーベット状で歩きにくくはないです。
靴先で踏み込めば靴先がザラメ雪場となった中にしっかりとした踏み跡となって歩いて行けますし、トレースを辿れば比較的容易です。心配な方はストックを使うだけで良いと思いますが、軽アイゼン程度持って行っても良いかなと思いますけど、これから先の季節にはそれも必要ないでしょう。
以前に御池からの燧ケ岳登山で雪渓に出会い、その雪渓は硬く凍り付いて足を踏み込むところがなくて、軽アイゼンも持ってきてなかったので止むを得ず撤退したことがあります。あとで聞いたら端の方は凍っているけど、中央はザラメ雪状となっていて踏み入れる事が出来るそうでした。んなわけで1ヵ月後に再度燧ケ岳は同じコースで登頂しました。
なので私たちと同じルートを行かれる方は、6月末頃までは軽アイゼンは携行した方が良いと思います。今回のツアー登山では、雪渓情報も装備に軽アイゼンとの情報もなく、これで何かあった場合にはツアー登山として旅行会社の軽薄さはまぬかれないでしょう。実際雪渓に出くわして登頂をあきらめた方が一名いました。
八ヶ岳ロープウェーの山頂公園駅には4-5年前の観光旅行でスノーゴーストを見に来たことがあり、その頃登山毛もなかったのでここがかの八甲田山か、さすがに凄いなあと思っていたのですが、八甲田という山は無くてウィキィペディアによると「8の成層火山や溶岩円頂丘で構成される火山群」の総称であるとかでした。今回その北部八甲田山系の一部のルートを利用したに過ぎませんがとても印象的な登山になりました。
前日の岩木山にしてもこの八甲田山にしても関東から遠いのでツアー登山を利用しましたが、どちらも百名山だけあってルートがしっかりしていて、無雪期であれば道迷いの心配も全くないので個人で来ても問題のない登山が可能です。
里山の方が、地元の人が通る山道や、さらにはあっちにこっちにとルートや踏み跡が入り乱れていて、GPSでもなければルート把握そのものが難しい低山が余程多いのです。低山は藪の中ということも多く、地図だけではどこにいるかさえも判然としないことがあり、色々探検したければGPS機器が必須です(^^;)
余談の方が多かったですが、それほどに無雪期でさらに天候が良ければ何の問題もないルートで快適な登山が出来ました。所要時間早く7時間でした。下山後は酸ヶ湯温泉で汗を流してからバスで盛岡駅までのドライブです。
最後にツアー登山は圧倒的に女性の方が多いです。それも歩きたくてうずうずしているような達者な方が多いのです。きっと何座登頂したとかの個人レコード達成が目的なんだろうと思います。本当にお達者クラブご一行様でした(笑)
フォトギャラリー:87枚
酢が湯温泉の脇が下毛無岱から大岳への登山口
オオバキスミレとか
イワカガミ
雪渓が残っているのは遠望も出来たから分かっていたけど、まさか大岳への登山ルートにまたがっているとは思いもよりませんでした。
大岳(八甲田大岳)山頂です
大岳鞍部避難小屋真へ広場で、酢が湯温泉宿さんのお弁当で昼食です。
八甲田ロープウェーで下山。その後、酢が湯温泉宿でひと風呂浴びてから、バスで盛岡まで行き新幹線乗車で帰宅です。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | GPS機器 |
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