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貴重な花々の宝庫〜三ツ峠山〜

三ツ峠山( 関東)

パーティ: 2人 (やぎやぎ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

曇り(山麓:朝19℃〜昼27℃…河口湖付近:31℃‥蒸し暑かった。。)

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 河口湖IC〜
水洗トイレあり(簡易トイレ2基も外にあり)

この登山記録の行程

駐車場(07:40)・・・展望地(09:20)・・・木無山(10:00)[散策5分]・・・三ツ峠山荘(10:25)・・・三ツ峠山頂(10:50)[休憩10分]・・・お花畑(11:15)[散策15分]・・・三ツ峠山荘(12:05)[休憩15分]・・・駐車場(13:15)

コース

総距離
約7.6km
累積標高差
上り約634m
下り約638m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

半夏生…ドクダミ科の半夏生(片白草)という葉が、半分白く化粧した様になる頃・・
どんより梅雨空なのに…高速道路からは、山頂付近に雲を残す富士山がお目見え。林道では、オオバアサガラやウツギが真っ白な花を咲かせていました。さらに弱々しくなったハルゼミに代わり、ミソサザイやカラ類の囀りが響きます。
軽自動車が通る幅のある登山道。徐々に勾配の上がる林縁ではテンニンソウ(葉)の群落が続き…コゴメウツギ、ニシキウツギが咲き残っていてくれました。光の入る樹林帯に入るとナルコユリやササバギンラン、クサタチバナ(白)、キンポウゲ(黄)が可憐な姿を見せてくれました。
皆さん思うところは、同じ様で…防護柵で囲まれた草むらを遠目に覗きながら進んでいきます。上がるにつれて、サラサドウダンの花びらが道に落ちていましたが、咲き残りも多く見られました。キンポウゲやアヤメも旺盛に咲いていました。
山頂では、曇り予報はどこへやら・・眺望は期待していなかったのに、箱根大涌谷~伊豆半島~裾野~富士山~八ヶ岳~まで見渡せる・・三ツ峠では、かつてなく…素晴らしい眺望の良さに…感心…しばらく魅入りました。
山頂のヤマツツジには蕾もあり、シロバナフウリンツツジやサラサドウダンは、花を散らせていましたが…まだまだ見応えがありました。シモツケやイワキンバイ、などは咲き始め・・ヤグルマソウやナナカマドが真っ白な花を満開に咲かせていました。
これまでツルツルで登り辛い山頂直下の整備が進み…階段状になり登り易くなっていました。それ以外は、登りは問題ありませんが、特に雨上がりは(下り)滑るので…要注意。
四季楽園で三ツ峠の登山バッチを買うと「アツモリソウ」がモチーフになっていることや…まだ咲いていることを教えていただけました。御巣鷹山手前…お花畑。がっちりと二重に鉄柵に囲まれて・・ちょっと窮屈そうに咲いていますが、こうでもしないと希少種を守れない状況にある様です。・・・ピークは過ぎた様子ですが…間に合ってよかった〜。
花を楽しんだ後、富士山への眺望が素晴らしい三ツ峠山荘にて…ランチ休憩(100円)させていただきました。
これからは…アカショウマ、ギボウシ、キスゲ、シモツケソウ、カラマツソウ、・・ラン・ユリ科などが彩りよく咲いていきそうです。八月には、レンゲショウマや ソバナ、カイフウロ、グンナイフウロ(都留郡内が名の由)、フジアザミ、テンニンソウなどが、みられる…言わずと知れた…お花の山です。
午前中は、ハイカーは少なめでしたが、午後を過ぎると・・団体も増えて賑やかな山でした。
行きあうハイカーとも情報交換ができた…お陰で、お目当の花に出会えました。ありがとうございました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス コンパス ノート・筆記用具 腕時計
カメラ 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー 行動食 テーピングテープ
カップ

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登った山

三ツ峠山

三ツ峠山

1,785m

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