展望、自然、渓谷美、スリルなど、奥多摩はざまざまな楽しみができる山域だ。
ここでは、奥多摩を楽しむための代表的な登山・ハイキングコースを、楽しみ方別に紹介する。
奥多摩のポピュラーコース
奥多摩の代表的な山や、歴史や自然を知ることができるコースなど、奥多摩の代名詞的な景色を堪能するコースを4つ紹介。
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東京都最高峰の山、雲取山を縦走する最もポピュラーなコース
1泊2日 総コースタイム 9時間15分 技術度:★★★ 体力度:★★★★
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ドラム缶橋、展望の尾根、ブナ林と変化に富んだコースを歩く
日帰り 総コースタイム 6時間 20分 体力度:★★ 危険度:★★★
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東京の町並みと奥多摩の山並みを楽しめる展望コース
日帰り 総コースタイム 6時間5分 技術度:★★★ 体力度:★★★
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山里の古の民族信仰と郷の自然を楽しむ旧街道を歩く
日帰り 総コースタイム 3時間 40分 体力度:★ 危険度:★
初心者・ファミリー向け
初めて登山する人を連れて行く山、子供と共に楽しむ場合にオススメしたい、手軽で楽しい登山・トレッキングコースを4つ紹介!
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ファミリーにもオススメ、ケーブルカーを使って自然を満喫
日帰り 総コースタイム 2時間 40分 体力度:★ 危険度:★
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駅から駅へ、縦走初心者にオススメのコース
日帰り 総コースタイム 4時間 技術度:★★ 体力度:★★
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多摩川随一の渓谷美を誇る鳩の巣渓谷を満喫するコース
日帰り 総コースタイム 2時間 30分 体力度:★ 危険度:★
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滝めぐり、温泉とバラエティに富んだ初心者向けコース
日帰り 総コースタイム 3時間50分 技術度:★★ 体力度:★★
季節の花を満喫する登山コース
登山中に美しい花の回廊を歩いたり、かわいい山の花たちに出会えたりするコースを、適期とともに4コース紹介。
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花季は4月下旬。五日市側からカタクリ咲く御前山へ縦走
日帰り 総コースタイム 4時間55分 技術度:★★★ 体力度:★★★
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4月下旬〜5月上旬、山頂付近のヤマザクラの群落を楽しむ
日帰り 総コースタイム 2時間 50分 体力度:★ 危険度:★★
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6月初旬〜中旬、ツツジ咲く「千本ツツジ」の尾根を歩く
日帰り 総コースタイム 8時間50分 技術度:★★★ 体力度:★★★★
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6月初旬、シロヤシオ・ミツバツツジのアーチを歩く健脚コース
日帰り 総コースタイム 7時間 10分 体力度:★★★ 危険度:★★
奥多摩の夏は暑くキツイ。そんな時期は沢沿いの道を歩けば、暑さは幾分凌げる。水音に耳を傾けながら、涼しさを満喫できるコースを4つ紹介。
なお、沢沿いのコースは増水時は通行を控えたい。また、海沢探勝路は近年は荒れているので注意が必要だ
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落差40mの百尋ノ滝からスリルある登山道へ
日帰り 総コースタイム 5時間45分 技術度:★★★ 体力度:★★★
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綾滝・天狗の滝・大滝、3つの滝と鍾乳洞を楽しむ
日帰り 総コースタイム 4時間 25分 体力度:★ 危険度:★
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冬の氷瀑も美しい、日本の滝百選の払沢の滝へ
日帰り 総コースタイム 6時間25分 技術度:★★ 体力度:★★★
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奥多摩の渓谷美と3つの滝を楽しもう
日帰り 総コースタイム 5時間10分 技術度:★★★ 体力度:★★★
日本最大級のトレイルランニングレース「ハセツネ(長谷川恒男)カップ 日本山岳耐久レース」をご存知だろうか?
世界的アルパインクライマーの故・長谷川恒男の業績を讃えるため、東京都山岳連盟が始めた伝統あるトレイルレースで、強豪トレイルランナーが集結する、事実上の日本一決定戦とも言われるレースだ。
奥多摩南部の山を一周するレースの距離は距離71.5km、累積標高差は4832m。優勝タイムのレコードタイムは7時間1分13秒(2014年・第22回大会。上田瑠偉選手)となっている。
ちなみにヤマタイムによる標準コースタイムは27時間33分となっている。
これを1日で踏破するのは、相当の健脚の登山者でもまず不可能。ヤマケイオンラインでは、8回の山行で行く方法を紹介しているので、ぜひ選手の偉業を讃えながらトライしてほしい。
- 日本山岳耐久レースのコースを歩く1・コース途上の古社。名刹を訪ねるのも楽しみ
- 日本山岳耐久レースのコースを歩く2・レースとは違ってやさしく歩ける尾根道
- 日本山岳耐久レースのコースを歩く3・かつての暮らしに思いをはせ、のびやかな尾根道を行く
- 日本山岳耐久レースのコースを歩く4・レースでは夜間に通過する最難関となる区間
- 日本山岳耐久レースのコースを歩く5・鉄人が翔けるブナの森とカタクリの山
- 日本山岳耐久レースのコースを歩く6・四季を通じて静かな山を満喫できる健脚向きルート
- 日本山岳耐久レースのコースを歩く7・奥多摩のランドマークからの大展望を満喫
- 日本山岳耐久レースのコースを歩く8・好展望の頂からゴールまで最後の挑戦