御嶽山、立ち入り規制を本日より期間限定で一部解除へ。4年ぶりに山頂へ登山が可能に

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長野県と岐阜県にまたがる御嶽山は、2014年9月27日の噴火以降、火口から半径1km以内で立ち入り規制が続いていたが、長野県木曽町では噴火から約4年となる2018年9月26日から、一部を解除すると発表。4年ぶりに山頂への登山が可能になる。

立ち入りが解除される箇所は、二ノ池上分岐から剣ヶ峰へと向かう部分で、26日午後から通行が可能となる。

⇒御嶽山山頂エリアの安全対策と規制緩和の範囲(長野県木曽町・PDF)


長野県木曽町では2014年の噴火を受けて、御嶽山では山頂付近に避難できるシェルターを設置するなど安全対策を進めてきた。具体的には、剣ヶ峰付近にあった山小屋(御嶽頂上山荘・御嶽剣ヶ峰山荘)に代わって、90人が収容できるコンクリート製の避難シェルターを3基設置。ほか山頂付近にある神社も補強して、緊急時には40人が収容できるようにしている。

なお、山頂までの登山道が通行できるのは2018年10月8日(月)12時00分までで、以降は再び通行規制が敷かれる予定。現地を訪れる場合は、案内掲示に従って行動のこと。

またニノ池から剣ヶ峰へと至る登山道、王滝口登山道九合目避難小屋より上部などについては、引き続き立入禁止となっている。

詳細については、長野県木曽町のホームページを確認してほしい。

 

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