パタゴニア、秋冬防水性シェルの全てにリサイクル素材を高い比率で活用して製造。「なぜリサイクルなのか?」動画も公開中
「パタゴニア(patagonia)」は、この秋冬シーズンに販売する防水性アウターシェルの全商品に、高いクオリティの防水透湿性を持ちながら、100%または高い比率でリサイクル素材を使用し、かつ、縫製工場の労働者に賞与を支払う「フェアトレード・サーティファイド縫製」での製造を実現させ、販売をスタートした。
環境問題を重視しているパタゴニアでは、これまでも、品質と機能性を最優先としながら、リサイクル素材を活用して製造するという目標を持ち、1990年代から研究し、取り組んできている。1993年に、回収ペットボトルからフリースを製造・販売することをはじめ、300種以上の製品をリサイクル素材に切り替えることに成功している。
パタゴニアによると、衣料業界全体では、リサイクルを活用した製品の比率が全体の15%のところ、パタゴニアでは、全アイテムのうち、69%もの商品がリサイクル素材を活用しているという。
また、今後も、必要なもの以外に新たな資源を消費しないような循環型の社会を意識して、2025年までに事業全体でのカーボン・ニュートラル達成を目指す。
今回のリサイクル素材でアウターシェルを完成させる取り組みは「ついに、やったぜ!」という邦題で、動画も公開されている。詳細はパタゴニアのウェブサイトでチェックしよう!
■関連リンク
パタゴニア「なぜリサイクルなのか?」
https://www.patagonia.jp/footprintchronicles/?contentId=fpc-why-recycle
パタゴニア「ついに、やったぜ!」
https://www.patagonia.jp/shell-yeah.html