[山の本を読もう]『山と溪谷』の連載を書籍化! 山田哲哉さんの『奥多摩 山、谷、峠、そして人』が3月13日発売

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当サイトのコラムコーナーでも人気が高い、山岳ガイドの山田哲哉さんが、月刊誌『山と溪谷』に約2年にわたって掲載した連載に加筆し、『奥多摩 山、谷、峠、そして人』として3月13日に発売する。

川苔山、三頭山、雲取山など、ハイカーに人気の山々から、飛龍山、将監峠、唐松尾山といった訪れる人の少ない多摩川源流域の山まで、奥多摩に通って50年余りで、奥多摩を熟知した山田さんらしく、山々の個性を綴り、半世紀で大きく変わった奥多摩の表情と、今も変わらない山々の魅力に迫る内容だ。

2011年に東京新聞出版局から発売された『奥秩父 山、谷、峠、そして人』の続編ともいえる本書について、著者の山田さんは「はじめて奥多摩・大岳山を訪れたのが、1966年の夏休み。あれから54年間にわたって歩いた山、遡った谷、出会った山里を書いてきました。連載に加え、さらに書きたかった十編の山、谷、峠を書き足しました。変わってしまったもの、変わらないものを読んでいただければ嬉しいです」と話す。


1968年3月、雲取山での写真。当時13歳の筆者(本書より)

■掲載している山・山域

笠取山、棒ノ折山、浅間尾根、川苔山・逆川、酉谷山(黒ドッケ)、大常木谷、三窪高原と倉掛山、小河内峠、生藤山、三国峠、奥多摩の大雪、三頭山、雲取山、唐松尾山、秋川上流の沢、御前山、高水三山、北秋川、日原、一ノ瀬高原、鷹ノ巣山、六ツ石山、笹尾根


■書籍概要


タイトル:
『奥多摩 山、谷、峠、そして人』
著者: 山田 哲哉
発売日: 2020年3月13日
価格: 本体1,600円+消費税
体裁: 四六判224ページ
ISBN: 9784635280686
詳細URL: http://www.yamakei.co.jp/products/2819280680.html

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■著者プロフィール


山田哲哉
1954 年東京都生まれ。小学5年より、奥多摩、大菩薩、奥秩父を中心に、登山を続け、専業の山岳ガイドとして活動。現在は山岳ガイド「風の谷」主宰。海外登山の経験も豊富。著書に、登山技術全書『縦走登山』(山と溪谷社)ほか。『奥多摩 山、谷、峠、そして人』は、2011年の著書『奥秩父 山、谷、峠、そして人』(東京新聞出版局刊)に続く内容でまとめられている。

 

■関連リンク

「ヤマケイオンライン」コラムコーナー掲載中!
山田哲哉さんの「山の疑問・難問、山岳ガイドが答えます!」
https://www.yamakei-online.com/yama-ya/group.php?gid=8

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