白馬岳 | 白馬山荘

初雪です。朝は霧でしたが昼前に降雪し初雪を観測しました。今後は雪やみぞれを想定した装備が必要です。

朝焼けに燃え立つ大雪渓の紅葉(2014.09.29 白馬山荘 )
朝焼けに燃え立つ大雪渓の紅葉(2014.09.29 白馬山荘 )
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天気・気温

09/18(木) 朝の天候はガス、気温2℃。のち雪。
12:00の天候はガス、気温-1℃。
富山市の天気予報
明日
晴時々雨
19℃
11℃
明後日
晴一時雨
19℃
9℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 16:00発表
松本市の天気予報
明日
晴時々曇
20℃
8℃
明後日
晴時々曇
18℃
8℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 16:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

●白馬山荘
9/18 初雪です。
朝のうちは霧で気温2℃でしたが、昼前から雪が降り始めました。一時かなり大きな雪粒で、初冠雪になるかと思いましたが、12時前には降り止み、再度霧のため初冠雪は12:30現在まだ確認していません。12:00の気温-1℃。

9/15
連休最終日の朝はドラマチックな朝焼けで始まりました。上空の雲が劇的に真っ赤に焼けました。自然が魅せてくれる色合いは言葉では言い表せないくらいの凄まじさがあります。思いがけない朝焼けに宿泊者の目が釘付けになっていました。
この連休は概ね天候にも恵まれて大勢の登山者で賑わいました。夏の最盛期並みに活気の戻った白馬岳です。

9/13 朝の気温-1.5℃
今日もよく晴れています。青空のもと秋雲が気持ちよく広がっています。ただ冷え込みはきびしく今朝の最低気温はマイナス1.5℃でした。安全登山と万全の寒さ対策でお越しください。

9/12 朝の気温-0.5℃ 初氷観測。

●白馬尻
9/17 08:30 天候晴れ、気温13.4℃
今日は朝からポカポカ陽気の暖かい白馬尻小屋です。ですが、朝晩の冷え込みも段々厳しくなって来ました。小屋周辺の木々も少しずつ色付き始めました。
9/16 08:30 天候雨 気温12.5℃
今朝は晴れていましたが、8時少し前から雨が降り始めました。
小屋周辺もガスがかかり、戸隠連峰、白馬山頂も見えません。
9/15 08:00 天候は晴れ 気温13.0℃
今日もいい天気になり、3連休は雨もなく、良い天気になりました。今朝も綺麗な朝焼けが見れました。
9/14 10:00 天候は晴れ 気温15.5℃
今日もいい天気です。吹く風も冷たくなってきました。朝は綺麗な日の出が見れました。朝日を浴びる白馬岳も素敵でした。
※小屋は9/30まで営業しています。宿泊も可能です。

●栂池より
9/16 朝の気温10℃くらい 色付き始めました。
先日の連休は上山、下山の登山者や自然園への入園者で久しぶりに賑わいました。気温は朝で10℃前後と寒くなり稜線から吹き降ろす風がとても冷たくなりました。ここ数日の寒さで今日は船越の頭から嫁岩付近にかけて少し色が着き始めました。この寒さで自然園の湿原も少しずつ草紅葉が始まってきそうです。昨年より少し紅葉が早そうです。

登山道の状況

9/18初雪を観測しました。今後の状況について最新情報をよく確認の上、登山下さい。

●大雪渓ルート 秋道になっています。
雪渓への取付きはケルンより秋道を進み、一度雪渓に入りますが、再度秋道を進み3号雪渓との出会い手前から(お地蔵様の下あたり)雪渓に入ります。(ベニガラ有り=赤い印し)秋道はまだ歩きにくい状況です。
雪渓歩きは1時間弱ほどです。指導ロープや、ベニガラ赤旗に沿って上山して下さい。
雪渓は固く氷になっているところもあります。アイゼンがあると安心です。
コースの最後(通称「砂山」)は右へ。取り付きはロープで指導してあります。最後は右です。
※踏み跡があっても、指導ロープがあれば従って下さい。ロープをまたいだり、赤布を無視して雪渓に入ることは危険です。
視界の悪い時にはしっかり確認して、慎重にルートを選びましょう。不安を感じた時は安全策として下山しましょう。

●栂池方面(栂池~白馬岳) 支障の連絡はありません。
コースが長いため、早く出発して下さい。

●白馬鑓温泉(稜線の分岐から鑓温泉~猿倉まで)
・稜線~鎖場 鎖場の通過は必ずストックはしまって通過して下さい。鎖場の足場の岩は「蛇紋岩」といって大変滑りやすい岩質のため滑落の危険があります。
・鑓温泉から下は、雨後登山道がぬかるんだり、水たまり(水が流れたり)しているところがあり足元には充分注意して下さい。
※白馬山荘~白馬鑓~猿倉 コースが長いため、早く出発して下さい。

●祖母谷 支障の連絡はありません。
所要時間が非常に長いため早く出発して下さい。さらに小屋で最新の情報を得るようにして下さい。

登山装備

3000m級山岳での雪、みぞれ、氷雨などかあることを想定した装備が必要です。防寒具必携。装備にはすべて雨対策をしておきましょうアイゼンもあると安心です。

注意点

●初雪がありました。「早出早着」を必ずお守り下さい。
山に来たら山の時間に合わせて下さい。日没も徐々に早まっていきます。早出早着の原則通り、できるだけ早くスタートし、ゆとりある行動時間を持ちましょう。
※小屋到着が遅いことは危険な時期となっています。16時までには小屋に入るようにしましょう。夕食は概ね17時頃からスタートします。

●「汗冷え」で体調不良
行動中の汗が冷える「汗冷え」で体調不良になりがちな天候です。体調管理に注意しましょう。

●途中でルート不明瞭となった時、危険を感じた時には早めに決断し無理せず下山の決断をしましょう。

●体調不良、ケガなど無理は禁物
足がつったまま、体調不良のまま、我慢して登って来られる方がいます。山小屋での対応はとても限られたことしかできません。決して無理をせず体調が悪いとき、ケガをした時などは下山するようにしましょう。

●宿泊予定の小屋の営業最終日は、最新情報を必ず確認しましょう。

●アプローチのバスの本数が少なくなります。注意して下さい。
白馬駅~猿倉
http://www.alpico.co.jp/access/hakuba/sarukura/
白馬駅~栂池
http://www.alpico.co.jp/access/hakuba/tsugaike/

●猿倉林道入り口は駐車しないで下さい。
白馬尻小屋からのお願いです。
猿倉駐車場の林道入り口に車を止め内で下さい。小屋の業務車ほか、緊急車両(警察車両、救急車、遭対協等)も入ります。
昨日は大雪渓にてケガ人が出ましたが、車両が入れませんでした。
皆さんのご協力をお願い致します。

お知らせ

白馬山荘の営業は10月18日(土)まで
レストラン スカイプラザ白馬は9月20日頃まで営業予定です。

●2014年度、周辺の山小屋の営業状況
※以下は予定です。必ず最新情報を確認して下さい。
白馬鑓温泉小屋 ~9月30日(火)*注意
白馬尻小屋 ~9月30日(火)*注意
白馬大池山荘 ~10月12日(日)
栂池ヒュッテ ~10月25日(土)
天狗山荘 ~9月23日 *注意
朝日小屋 ~10月中旬

昨年の今頃の様子は?

白馬山荘&猿倉荘のみ残雪期の宿泊についてWEB予約を受付しました。2023.03.22

2023年の営業は4/29から(宿泊要予約)。入山には前爪のあるアイゼンやピッケルなど雪山登山装備必要2023.04.25

白馬山荘周辺の過去の様子

  • 白馬山荘は営業を終了いたしました。今シーズンもたくさんのお客様にご利用いただき誠にありがとうございました。
  • 稜線の様子
  • 三国境方面の登山道
  • 9時の山荘前 降雪続いています。吹き溜まりで40~50㎝、風で雪が飛ばされているような所は、氷がむき出しになっています。
  • 9時の山荘前 降雪続いています。
  • 正午、初雪&猛吹雪です。山の上は季節が冬に近づいております。もういつ雪が降ってもおかしくない時期です
  • 鑓温泉ルート杓子沢に橋が架かりました
  • 鑓温泉ルート 杓子沢付近の雪渓 橋への取り付きはピンクテープで印をしてあります。
  • 白馬岳山頂
  • 夕陽。絶景です
  • 馬山荘付近ではツクモグサが真っ盛り
  • 大雪渓上部から小雪渓

白馬山荘

電話番号:
0261-72-2002
連絡先住所:
長野県北安曇郡白馬村北城6307-ロ 白馬館

地図で見る
http://hakuba-sanso.co.jp/

施設の詳細を見る

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 白馬岳は、槍ヶ岳とともに北アルプスで登山者の人気を二分している山である。南北に連なる後立山連峰の北部にあって、長野・富山両県、実質的には新潟を加えた3県にまたがっている。  後立山連峰概説に記したように、この山の東面・信州側は急峻で、それに比して比較的緩い西面・越中側とで非対称山稜を形造っている。しかし信州側は山が浅く、四カ庄平をひかえて入山の便がよいため登山道も多く、白馬大雪渓を登高するもの(猿倉より所要6時間弱)と、栂池自然園から白馬大池を経るもの(所要5時間40分)がその代表的なものである。  越中側のものは、祖母谷温泉より清水(しようず)尾根をたどるもの(祖母谷温泉より所要10時間)が唯一で、長大である。  白馬三山と呼ばれる、本峰、杓子岳、鑓ヶ岳、そして北西に位置する小蓮華山の東・北面は、バリエーション・ルートを数多く有し、積雪期を対象に登攀されている。  近代登山史上では、明治16年(1883)の北安曇郡長以下9名による登山が最初であるとされている。積雪期では慶大山岳部の大島亮吉らによる1920年3月のスキー登山が初めての試みである。  白馬岳の山名は、三国境の南東面に黒く現れる馬の雪形から由来したといわれる。これをシロウマというのは、かつて農家が、このウマが現れるのを苗代(なわしろ)を作る時期の目標としたからであって、苗代馬→代馬(しろうま)と呼んだためである。白は陸地測量部が地図製作の際に当て字したものらしい。代馬はこのほかにも、小蓮華山と乗鞍岳の鞍部の小蓮華側の山肌にも現れる。白馬岳は昔、山名がなく、山麓の人々は単に西山(西方にそびえる山)と呼んでいたのである。また富山・新潟側では、この一連の諸峰をハスの花弁に見立てて、大蓮華山と総称していたようである。  この山からの眺望はすばらしく、北アルプスのほぼ全域はもとより、南・中央アルプス、八ヶ岳、頸城(くびき)や上信越の山々、そして日本海まで見渡すことができる。頂の展望盤は、新田次郎の小説『強力伝』に登場することで知られる。  日本三大雪渓の1つ、白馬大雪渓は登高距離が2kmもあり、全山にわたる高山植物群落の豊かさ、日本最高所の温泉の1つ白馬鑓温泉、高山湖の白馬大池や栂池自然園などの湿原・池塘群、こうした魅力を散りばめているのも人気を高めている理由である。また、白馬岳西面や杓子岳の最低鞍部付近などに見られる氷河地形、主稜線などで観察できる構造土、舟窪地形など、学術的な興味も深い。山頂部の2つの山荘(収容2500人)をはじめ山域内の宿泊施設も多い。

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 白馬岳のすぐ西方(富山県宇奈月町)にあって、衛星峰といった存在だが、この山を北方の朝日岳―雪倉岳の稜線から眺めると、鋭い兜のような山容を見せて、一見白馬岳と錯覚するほどだ。白馬岳から越中の祖母谷(ばばだに)温泉に下る道がこの山の南山腹を走っており、付近は高山植物で埋まっている。白馬岳との鞍部には例年大雪田が残り、その北側、柳又谷の源頭には氷河地形が見られる。

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