硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

断続的な降雪で積雪は増加し、ますます雪の森、山になりました。主なルートにはトレースがあります。早朝-20℃の日もあり完全冬山装備必携です。

夏沢の滝  G0のF1 クライミングシーン 夏沢鉱泉から徒歩20分程度です。(2016.02.12 硫黄岳山荘 )
夏沢の滝  G0のF1 クライミングシーン 夏沢鉱泉から徒歩20分程度です。(2016.02.12 硫黄岳山荘 )
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天気・気温

02/01(月) 夏沢鉱泉(標高2060m)07:00 気温-9℃ 小雪、風弱し
(参考:夏沢1/31日 07:00 -9℃ 快晴、風なし)
(参考:根石1/31日 07:00 -9℃ 快晴、風速10m)
松本市の天気予報
明日
晴時々曇
20℃
8℃
明後日
晴時々曇
18℃
8℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 18:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴のち曇
25℃
10℃
明後日
晴のち曇
25℃
12℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

1/29金には、1日中 雨でした。1/30土 断続的に降雪があり、積雪が増え、ますます雪の森、山になりました。

<これからの天候>
・今日は比較的暖かいですが、これから早朝の最低気温は、-20℃近くになる日もあり、冷え込みます。
・雪はどんどん根雪となり、スノーシューや雪山登山を 本格的に楽しめるようになります。
八ケ岳周辺のこれからの予報は、しばらく 晴れと曇りが続きそうです。

登山道の状況

<積雪状況>
・1/29金には、夏沢鉱泉でも降雨だたっため 積雪があまり増えませんでした。少し減りました。
・夏沢鉱泉で積雪 現在、40~50cmです。根石岳山荘周辺は、風で吹き飛ばされていて 吹きだまり30~80cm
・稜線(高山帯2500m以上)では、風で吹き飛ばされて少なく、岩も露出しています。20~40cm。
・森林限界では、吹き溜まりでは70~100cmになっているところもあります。夏沢峠の硫黄岳方面登り120~150cm。
・森の中(亜高山帯2000~2500m)は、60~80cmの積雪です。
・全てのルートで、トレース(踏み跡)ついています。通行に支障になる箇所は、下記以外にありません。

<ルートについて:ご注意>
・「赤岩の頭~オーレン小屋」のルートは、降雪で不明瞭になりますので ルートに詳しくない方は通過しないでください。
・「白砂新道:本沢温泉~東天狗と根石岳の鞍部」のルートは、降雪で不明瞭です。通行できません。

【補足】
「稜線」とは=森林限界より上=高山帯=八ケ岳の場合 標高2500m以上のこと。
「森まで」とは=森林限界まで=亜高山帯=標高2500mまでのこと。

登山装備

・真冬ですので、きちんとした冬山の装備をご用意ください。アウター、帽子、手袋、登山靴、ロングスパッツなど。
・陽射しが雪の反射でまぶしいので、サングラスと日焼け止めクリームもお勧めいたします。
・アイゼンは、稜線に行かれる方は、10本歯以上。森までの方は、軽アイゼン・チェーンスパイクでもいいと思います。
・稜線に出る場合は、ピッケルは必携です。森の中は、ストックでが有効です。
・日が短くなっています。日没とともに急に暗くなります。ヘッドランプなどの照明を、必ずお持ちください。

お知らせ

<営業期間について>
(1)夏沢鉱泉は、通年営業です。
(2)根石岳山荘は、週末営業中です!
・1月~3月の間は、毎週土曜日、休日の前日、宿泊営業を行います。
・お客様のご要望により 2/11木、12金、13土、営業いたします!
稜線での冬期営業は貴重です。
前冬、ご好評いただきましたので、今年もOPENいたします。ご予約お待ちしております!
(3)硫黄岳山荘は、2016年4/末まで、冬期休業とさせていただきます。4/29金OPEN予定。
(4)周辺の山小屋
・営業中:本沢温泉、しらびそ小屋、黒百合ヒュッテ、赤岳鉱泉など
・休業中:オーレン小屋、ヒュッテ夏沢、山彦荘、唐沢鉱泉など
・期間限定営業:行者小屋 週末営業のみ、赤岳天望荘 年末年始~2/21まで 営業中!

<とっておきのイベント情報!>
(1)「アイスクライミング体験」 新企画!!(アルパインツアー社企画)
純白の冬山で、新しいことにチャレンジしてみませんか。
宿から30分で天然のゲレンデ:大滝にとりつけます。講習終了後、即 お風呂入れます。
・2/6.7土日 限定。指導: 熊田光治氏(国際ガイド)
(茅野駅10:20ころ集合、翌 15:30ころ駅までお送りいたします。)

(2)<NEW>「スケッチ 根石岳2603m +温泉」 (夏沢鉱泉の自社企画)
すばらし眺望の根石岳まで、安全に雪の森を楽しみながら、ゆっくりトレッキングします。
ご要望により 週末に 特別に開催いたします!! 
・3/26.27土日 根石岳山荘(泊)講師:小倉玲子氏(日本画家)
1泊3食、ガイド料、傷害保険料、JR茅野駅までの送迎付きにて ¥21000(税込)
(茅野駅 9:10ころ集合、翌 15:30ころ駅までお送りいたします。)

(3)「ネイチャーフォト +温泉」写真教室 (夏沢鉱泉の自社企画)
紺碧の空と真っ白な霧氷、雪と氷でおおわれた渓流、山荘周辺で安全に撮影いたします。
平日のみ催行。ご希望は、具体的な日程でお問い合わせください。夏沢鉱泉(泊)
1泊3食、講師料、傷害保険料、JR茅野駅までの送迎付きにて ¥21000(税込)
(茅野駅12:00ころ集合、翌 15:30ころ駅までお送りいたします。)

(4)そのほか、ネイチャースクールの企画「冬山登山教室」「スノーシュートレッキング」「写真教室」、好評です!
是非、御参加ご検討ください。初心者の方、経験者の方、お待ちしております!
http://www004.upp.so-net.ne.jp/natsuzawa/natur-school-2016/natur-school-1.html

<とっておきの情報!>
(1)<NEW>夏沢 1の滝(G1)、2の滝(G2)、登れるようになりました。
夏沢鉱泉から、徒歩30分のところに大滝2つあります! (峰の松目の尾根、北斜面) 初 公表(今まで未公表)です。
現場が、混んではいけませんので、チャレンジされる場合は、お手数ですが ご利用の旨を夏沢鉱泉(山荘)に お伝えください。
*天然の氷です。くれぐれも安全に留意してアイスクライミングをお楽しみください。自己責任で行動してください。

(2)<NEW>根石岳山荘(泊)の方、無料送迎いたします!
・区間:分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)~桜平
*申し訳ございませんが、JR茅野駅までの送迎は、対応しておりません。マイカー、タクシーをご利用ください。
(桜平~夏沢鉱泉の間は、歩いたいただいております。登り30分、下り20分、約2kmです。)
・時刻:分岐に 朝9:40 もしくは11:40待ち合わせ。桜平に50分後着。
*日によって異なりますので、メールで事務所に お問い合わせください。
・期間:2016年1月から3月までの、根石岳山荘営業日のみ。

(3)夏沢鉱泉にご宿泊の方は、JR茅野駅~桜平まで無料送迎対応いたしております(年間を通して)。
八ケ岳へアプローチの起点として、下山時の温泉として、送迎をご利用いただきますと、たいへんお得です!
茅野駅東口へ「お迎え」:午前 9:15、午後 15:30(約30分後に分岐お迎え、約80分後に桜平着)
茅野駅へ「お送り」桜平発:午前 7:30、午後 14:00(約50分後に分岐お送り、約80分後にJR茅野駅着)
事前に、ご予約が必要です。1名様でも対応可能ですが、定員ございます。
(満員、作業日など、対応できない日もございますのでご注意ください。冬期は、お送り時刻が多少変更になります。)

<冬の登山口情報:桜平方面 2/1時点>
・現在、桜平で積雪30~40cm、分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)で20~30cm、の積雪になりました。 
この分岐から先へ、一般車の侵入は危険です。戻れなくなりますので、この分岐で車を留めてください。
・除雪したため、冬用タイヤの2WD車でもは、分岐まで入ることは可能ですが、念のためにチェーンとスコップをお持ちください。
・夏沢鉱泉にご宿泊の方は、この分岐~桜平まで、JR茅野駅~桜平まで、 無料送迎の対応させていただいております(事前予約要:標準時間あり)
・このHPで、定期的に降雪の状況と 車道のコンディションの情報を適宜、掲載いたします。ご参考になさってください。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/iou/saishin/saishin.html

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

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 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

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横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

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