融雪は例年より早く進んでいますが、冬山装備は必要。ひとたび冬型気圧配置になれば降雪し、強風下では体感温度-10℃です。
天気・気温
12:00 山頂 晴れ 気温+2℃ 8~10m/sの風
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
昨日から今朝にかけて日本海上と太平洋上に2個の低気圧が通過してかなりの強風が吹き荒れていましたが、朝方には風は収まりました。
雨の中のスタートとなりましたが、6合目あたりから雨が止み、次第に晴れてきました。
登山道の状況
登山道の積雪も一気に後退した感じで、例年と比較すると、時期的には1ヶ月は早い状態のようです。
登山口から1合目を過ぎる辺りまでは、積雪もちらほら残っているという状態です。
標高900mあたりから積雪がやや増えてきて、もしアイゼンを装着するのであれば、2合目を過ぎた付近だと思います。
ただ当日の気温によってはもう少し上まで行けそうです。
毎年のことですが、5合目前後と草鳴社ケルンからその上まではすでに登山道には積雪がありません。
また8合目を過ぎてから石室との分岐から木道には積雪がありません。
木道の上ではアイゼンを外してください。
木道が痛むということもありますが、それよりも非常に歩きにくいと思います。
●大山までの道路
まったく積雪はありません。朝晩は凍結の恐れがありますので、お気をつけください。
登山装備
明日から冬型気圧配置となり山頂付近では降雪もあるかと思います。
冬山装備で登ってください。
10本爪以上のアイゼンが必要です。
注意点
天気予報では明日から冬型の気圧配置に逆戻りとなっており、まだまだ山頂付近では降雪があると思います。
従って装備は冬山装備をお持ちいただいたほうが安全だと思います。
厳冬期のように前が見えないほど吹雪かれてホワイトアウトになることはまず無いと思いますが、西風に吹かれて体感温度がマイナス10℃前後になることはまだまだあると思います。
春になりつつあるとはいえ、出来るだけ単独登山は避けて雪山経験者の方と一緒に登るようにしましょう。
●山頂避難小屋
・入り口が厚さ10cm程度の氷状態になっています。ツルツルです。
だいぶ取っておきましたが、小屋に入る際は十分にお気をつけください。
・1階の窓を埋め尽くしていた雪も随分と減ってしまったので小屋内が真っ暗というほどではありません。しかし床に落し物をするとまだ見えないぐらいですので、ヘッドランプはすぐに取り出せるところに入れておいてください。
お知らせ
この他、登山道の状態とか装備品などわからないことがあれば遠慮なく下記までお問い合わせください。
また雪山の登山も含めてスノーシューなど冬の登山ガイドの依頼については
やまびこ荘 (電話0859-52-2725)までお問い合わせください。
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