戸隠・高妻山 | 戸隠小舎

フキノトウが顔を出し始めました。樹林帯、日影などにはまだ残雪があり朝晩凍結。冬山登山者はおらずバックカントリーされる方が多いです。

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天気・気温

03/31(木) 晴れ、日中+8℃。戸隠スキー場7:00で晴れ、+3℃。
長野市の天気予報
明日
晴時々曇
21℃
6℃
明後日
晴時々曇
20℃
8℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

例年に比べこの冬は積雪量も少なく、融雪も早く進んでいます。
フキノトウが顔を出し始めました。
昨夜は小雨が当たりましたが、夜半雪になりましたが、積雪はうっすら。

小屋周辺に雪はありませんが、樹林帯、日影などにはまだ残雪があります。
4月いっぱいくらいまで、寒気が入ると降雪します。
朝晩はまだ0℃近くなるため凍結あり。
道路は乾燥路面。日陰部分は朝晩凍結しますので、スタッドレスタイヤ、滑り止めが必要です。

戸隠スキー場:朝は硬質バーン、次第に緩んだ春スキーになりそうです。4月3日(日)まで営業。

登山道の状況

今は冬山登山をされる方はほぼいません。バックカントリーをされる方が多いです。
登山の場合は、前爪のあるアイゼンとピッケル、冬山装備。
トレースはまったくありませんので、冬山経験者でルートファインディングができる方でないと困難です。

登山装備

段々と気温が上がっていますが、装備は寒い方に合わせ、気温により着脱しやすいような服装が良いでしょう。
栗までお越しの方は、スタッドレスタイヤ、滑り止めをお持ちください。

注意点

今現在は、冬山に入山される方はかなり少ないと思われます。
無雪期で高妻山(日本百名山)に関しては行程が非常に長く健脚向きです。
黒姫山・飯縄山は比較的登りやすい山で、特に飯縄山はファミリーや初心者でも登れる山ですが、雪山の場合は様相が全く違いますのでご注意ください。
バックカントリーをされる方も、スキー場の方へ入山届を出した方が良いです。

お知らせ

戸隠小舎地点(標高1,250m)
戸隠小舎は小さな山宿です。戸隠高原越水ヶ原にあり、冬はスキーやスノーシュー・夏は登山やトレッキングお客様のベースとしてお使いいただけます。
お風呂にも入れます。
家族で経営しています。食事は暖かい欧風料理をお楽しみください。

戸隠小舎周辺の過去の様子

  • 今朝の鏡池
  • 紅葉し始めたウルシの葉
  • 中腹から見た高妻山
  • ハクサンオミナエシ
  • 五地蔵を越えた辺りから高妻山を望む
  • 稜線ではヨツバシオガマが咲き始めました
  • オオダルミ湿原で見頃を迎えた「ミツガシワ」。
  • オオダルミ湿原
  • 先日行われた戸隠牧場~一不動避難小屋までの大洞沢ルートの帯岩付近の鎖整備の様子。
  • 先日行われた戸隠牧場~一不動避難小屋までの大洞沢ルートの帯岩付近の鎖整備の様子。
  • 戸隠牧場→一不動避難小屋。牧場から30分程の所の残雪と、大きな倒木。ルートが分かりずらいのとスノーブリッジに気を付けて通過してください。近日中に整備に入る予定です。
  • 本院岳~西岳、バックは北アルプス

戸隠小舎

電話番号:
026-254-3333
連絡先住所:
長野県長野市戸隠越水ヶ原

地図で見る
http://www.tgk.janis.or.jp/~togakoya/

施設の詳細を見る

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 戸隠山は日本誕生の神話とともにある山。天照大神(あまてらすおおみかみ)が天ノ岩戸にお隠れになったとき、手力雄命(たぢからおのみこと)が力いっぱい投げ飛ばした岩が飛んできてできたのがこの戸隠山なのである。戸隠山には奥社、中社、宝光社という3つの大きな神社がこんもりとした森に包まれて鎮座し、その背後にある突兀(とつこう)たる岩屏風は、神話の舞台としてふさわしいたたずまい。ときおり中社や宝光社の大きな杉の森から、神楽(かぐら)の音が響いてくる。猛々しいもののふの剣の舞のあとには、鶏に扮したあどけない巫女たちの踊り、そして最後には手力雄命が、力いっぱい戸を投げつける。神秘に満ちた戸隠山にふさわしい舞いである。  戸隠への登山は、本当に険しい。中腹の百軒長屋を過ぎると、鎖の連続である。そして断崖絶壁を鉄鎖でよじ登ると、その果てに「蟻ノ戸渡り」の難場が待ち構えている。山頂の八方睨(はつぽうにらみ)は間近い。その山頂に立って、左にさらに険しく連なる西岳、北に端麗な高妻山を眺めると、今までの苦労を忘れさせてくれる。  下山は大概の人は屏風のへりに沿って一不動へ縦走し、戸隠牧場へ下る。  奥社入口から2時間30分で八方睨、さらに一不動経由3時間強で戸隠牧場へ下れる。

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ユーザーの登山記録から

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