浅間山 | 高峰温泉

温かく明るい雨の朝。雪融けが進み登山道は残雪程度になりましたが、北斜面は圧雪され6本爪程度のアイゼンは必要です。

宿周辺の雪もすっかりと溶けて、地面からフキノトウやギョウジャニンニク(行者大蒜)の芽が一斉に顔を出し始めました。(2016.04.25 高峰温泉 )
宿周辺の雪もすっかりと溶けて、地面からフキノトウやギョウジャニンニク(行者大蒜)の芽が一斉に顔を出し始めました。(2016.04.25 高峰温泉 )
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天気・気温

04/04(月) 07:00 小雨 +4℃ 残雪程度の積雪
昨日の最高気温+8℃ 最低気温+2℃
長野市の天気予報
明日
21℃
8℃
明後日
晴のち曇
22℃
6℃
日本気象協会提供 2024年4月18日 16:00発表
前橋市の天気予報
明日
晴時々曇
22℃
13℃
明後日
晴のち曇
26℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月18日 16:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

今朝は温かい雨が降る朝です。高原の雪解けも進んで、雪上車の通る道も雪解けが進み今日から宿の車での送迎に変わります。
気温が高めの日は霧が巻くことが多く、今朝も高原一帯は深い霧に包まれています。
高峯渓谷の水辺ではフキノトウが顔を出し始め、池の畔では フクジュソウ フクジュソウ (福寿草)が今日にも咲きそうです。

登山道の状況

南斜面を中心に登山道が地面が出て、北斜面側では残雪が圧雪となって付いている状況です。
登山道のどのコースも6本爪の軽アイゼンが歩きやすくて良いです。

今週の浅間山は平常の状態です。
規制は 2キロ レベル2となっています。賽の河原から浅間山前掛山頂は立ち入り禁止です。
それ以外の湯の平や黒斑山コースは通常通りの入山できますのでご安心ください。

浅間山登山道口には登山者カードが設置されていますので、届け出してから入山ください。
登山口では登山用ヘルメットの貸し出しがありますので、ご利用ください。

●冬期通行止めのお知らせ
11月18日から翌年4月末までの冬季閉鎖に下記の場所が通行止め。
・湯の丸高峰林道 (湯の丸~高峰温泉間)
・高峰温泉~車坂峠
・吾妻林道の通行止め

登山装備

残雪期の装備が基本です。6本爪程度のアイゼンの携行を。
温度差が大きいので体温調整をこまめに出来る服装が必要です
登山道の雪道はダブルストックが必要です。
太陽の日差しが強い季節です。サングラスが必要です。

注意点

●スキー場平日お得情報
アサマ2000スキー場では今日から第一リフト1本のみの運行に変わり
ます。
平日リフト券が2000円です。
スキー場の営業は4月10日までとなります。

お知らせ

●宿HP http://www.takamine.co.jp/

●高峰温泉へのアクセス
<マイカーの方>
宿へ車が入れるようになるのは4月18日以降となります。
それまでは、小諸からチェリーパークラインでアサマ2000スキー場へ。スキー場第1駐車場へお車をお止め下さい。そこから宿の車で送迎となります。送迎時間は下記の通り
・スキー場発の時間
09:15 09:40 10:15 13:00 14:30 15:15 16:15
・高峰温泉発時間
09:00 09:20 10:00 13:00 14:00 15:00 16:00

<JR定期バスの方>(新幹線佐久平駅~アサマ2000スキー場)
JR定期バスは冬期はのみ終点が高峰温泉→アサマ2000スキー場となっています。このバス停まで宿の車でお迎えに行きますので、バスに乗られたときに宿までご連絡ください。
・往路
新幹線佐久平駅 08:35
小諸駅発 8:52 
アサマ2000スキー場 9:35

新幹線佐久平駅 13:17(4/4から13:22に変更)
小諸駅発 13:45 
アサマ2000スキー場 14:28

・復路
アサマ2000スキー場 09:50
小諸駅発 10:33
新幹線佐久平駅着 11:50

アサマ2000スキー場 16:17
小諸駅発 17:00
新幹線佐久平駅 17:30

●<JR直通バスの方>(新宿~アサマ2000スキー場)
便利でお得 片道3100円(ネット販売で買うとさらにお得2970円です)
・往路
新宿南 10:30(4/4から10:35に変更)
アサマ2000スキー場 14:28(終点)

・復路
アサマ2000スキー場 16:17
新宿南 20:17

※4月4日からのバスのダイヤ変更に注意。
・JR定期バス(新幹線佐久平~アサマ2000スキー場)の変更
佐久平発 13:17→13:22
・JR直通バス(新宿~アサマ2000スキー場行き)の変更
新宿発 10:30→ 10:35
※詳しくは高峰温泉のホームをご覧ください。
http://www.takamine.co.jp

●高峰温泉の自然観察会の開催 
4月4日より雪解けが進んでいるため宿周辺での自然観察会を開催します。
<自然観察会>
・半日コース 午前9時~12時まで 費用 800円(自然保護協力金500円ほか保険300円)

<高峰温泉今週のイベント情報>
以下毎日開催しております。
07:30~08:00 野鳥教室
09:00~12:00 自然観察会
17:00~17:45 温泉療養講座
20:30~21:30 星空観望会 曇りの時はスライド上映

●アイゼン貸し出し
外来者へのアイゼン(4本 6本各種)は1000円です。(スパッツ ストック付き)

●外来入浴
1階ランプの湯のみのご利用 午前11時~午後16時まで
アサマ2000スキー場第1駐車場から宿専用車での送迎となります。
送迎料込みで大人1000円 子供700円。
※送迎のための予約が必要。宿まで雪上車運行状況を確認の上、予約してからお越しください。
・お昼や軽食の用意も出来ます。
お昼は「石臼挽き蕎麦」「川魚定食」「高峰御膳」など
軽食は休憩所にていつでもご用意できます。「おやき」「クルミおはぎ」「鯉どんぶり」など。

昨年の今頃の様子は?

例年よりも雪解けが1ヶ月ほど早く進んでいます2023.04.04

北側の斜面や木陰では50cm以上の残雪がありますが、南斜面では雪もなくなりました2023.04.11

今年は雪解けが早く進み、北斜面側や木の陰に雪が残る程度になってきています2023.04.18

残雪も少なくなり歩きやすくなりましたが、ハイカットの靴とスパッツがあるとよいでしょう2023.04.25

日によっては寒暖の差が大きいため、防寒用品をお持ちください2023.05.01

標高2000mではカラマツの新緑が始まり、南斜面では高山植物たちが咲き始めました2023.05.09

南斜面では高山植物たちが咲き始め、可愛らしい花や、野鳥の声が心地よい季節を迎えました2023.05.16

高峰温泉周辺の過去の様子

  • 昨日の夕暮れと雲海

高峰温泉

電話番号:
0267-25-2000
連絡先住所:
〒384-0041 長野県小諸市高峰高原

地図で見る
http://www.takamine.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

群馬県 長野県 / 苗場山・白根山・浅間山

浅間山 標高 2,568m

 浅間山は三重式の成層火山である。第一外輪山は黒斑山、牙(ぎつぱ)山、剣ヶ峰。第二外輪山は前掛山、東前掛山であり、寄生火山としては小浅間山、石尊山、車坂山がある。  最初に黒斑山が活動し、陥没して大きな火口(湯ノ平)ができた。長い休止期の後、この火口の中に第二外輪山の前掛山が噴火した。この噴火口は直径800mもあり、その中に中央火口丘ができ、天明3年(1783)の史上最大の噴火以来、急速に成長し、現在の釜山となった。  火口は周囲が1.3km、長径は約450m、深さ150mといわれるが、常に変動がある。  「信濃の浅間山」として、古来よりあまりにも有名だが、群馬でも、赤城、榛名、妙義の上毛三山と並び、多くの県民に親しまれている。  ところが、噴火活動があると、災害のほとんどは群馬側でかぶることになってしまう。降灰も偏西風の関係で、長野県の一部をかすめるが、大部分は群馬県の碓氷(うすい)、甘楽(かんら)、多野(たの)の上空へ流れるのが普通である。  煙を吐く浅間山は中部山岳地帯のどこからでも指呼できる。それだけに、山頂の大展望はすばらしいの一語に尽きる。  浅間山にも巨人伝説がある。浅間山の鬼と富士山の大太郎が、山の造り比べをした。ヨーイドンで始めたが、浅間の方が大分調子よく進んだので安心して、もうひとモッコ載っければいいというところで、居眠りをしてしまった。目が覚めて見ると、富士山はもうでき上がっていて、自分のひとモッコだけ残って負けてしまった。今も小浅間として残っており、これを載せれば、富士山よりも高くなるはずだったという。似た話が榛名富士にもある。  この山の標高は明治44年(1911)の測量で2542mとされて以来、測量のたびに高くなっている。関東一の日光白根山(2578m)を、いつ越えるかと興味が持たれている。  登山コースは、軽井沢口は峰ノ茶屋から3時間30分、小諸口は浅間山荘から3時間30分だが、火山活動によって入山が規制される期間が長い。 <火山情報>  浅間山は活火山であり、2009年2月にも噴火活動によって、周辺の山域にも噴火情報が出され、入山規制が行われることがある。登山を計画する場合は、最新の火山情報を確認すること。 <追加情報> 浅間山は2019年8月7日に山頂火口で小規模の噴火が発生。噴火警戒レベルは3に引き上げられ、火口から概ね4km以内は入山規制となっている。

長野県 群馬県 / 苗場山・白根山・浅間山

東篭ノ登山 標高 2,228m

 篭ノ登山には西、東の2峰があるが、上信国境の代表的ハイキング・コースとして多く登られているのは東篭ノ登山で、一等三角点の置かれた山頂は360度の展望を誇る。周辺に自生する天然カラマツ林は、全国的にも貴重な存在で、初夏には林内にシャクナゲが咲く。  兎平登山口(駐車場)の南に接する池ノ平湿原は、湯ノ丸高原、高峰高原の中間に位置する。この辺りは亜高山帯に属するが、日本海側、太平洋側の植物に加え、低山性、高山性の植物が混生し、その種類は1200種ともいわれる。7月、アヤメの池ノ平から三方ヶ峰(さんぽうがみね 2040m)に登ればコマクサの花が咲く。晩夏にはヤナギランからマツムシソウと咲き移り、ベニヒカゲやクジャクチョウなどが舞う。  兎平登山口から所要50分。篭ノ登山を往復して池ノ平、三方ヶ峰を回れば3時間。高峰温泉から水ノ塔山経由縦走は1時間50分。

長野県 群馬県 / 浅間山周辺

黒斑山 標高 2,404m

 三重式火山、浅間山の第一外輪山で、約5万年前には高さ2800~2900mの美しい円錐形をしていた。約3万年前の爆発によって、現在のような半円形の断崖になったといわれる。  第二外輪山の前掛山との間にある火口原が湯ノ平で、ここからの黒斑山の眺めは、コーカサス地方の風景にもたとえられる。  車坂峠から入って黒木の森をくぐり、避難小屋の建つ赤ゾレの頭を過ぎると、浅間山の威容に圧倒される。トーミの頭は、やや東に突き出ているため、Jバンドまで約3.4km続く黒斑山稜や、周辺のすばらしい火山景観が一望で、カモシカを見ることもある。晩秋の新雪のころ、浅間の山肌に白い縦縞が入る。  車坂峠登山口から山頂まで1時間30分。 <火山情報>  浅間山は活火山であり、2009年2月にも噴火活動によって、周辺の山域にも噴火情報が出され、黒斑山周辺でも入山規制が行われることがある。登山を計画する場合は、最新の火山情報を確認すること。

ユーザーの登山記録から