南アルプス南部 | 椹島ロッヂ

入山者の少ない時期です。周囲は新緑が見頃でとてもきれいです。椹島周辺、二軒小屋周辺、転付峠まではハイキング装備で十分楽しめます。

9時 12度 天気は快晴、とても良い朝です。(2016.05.18 椹島ロッヂ)
9時 12度 天気は快晴、とても良い朝です。(2016.05.18 椹島ロッヂ)
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天気・気温

05/18(水) 快晴 09:00の気温12℃
甲府市の天気予報
明日
雨のち晴
22℃
10℃
明後日
25℃
10℃
日本気象協会提供 2024年3月28日 18:00発表
静岡市葵区の天気予報
明日
雨のち晴
25℃
13℃
明後日
晴時々曇
25℃
13℃
日本気象協会提供 2024年3月28日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

昨日の午前中まで強い雨が降っていましたが、昼過ぎから急に晴れて青空が出ました。
今日は快晴、昨日の雨で川は濁っています。
周辺では新緑がきれいです。

入山者も少ない時期です。各自の慎重な判断が求められる時期です。

山の上の情報はほとんどはいらず、先週の状況をお伝えします。
例年標高2000mから上には雪がありますが、今年は2500mから上となっています。
確かに雪はすくない状況ですが、例年と違うという意味では、全くやさしく登れるという事とは異なります。ハイキング装備、夏山装備で入山できる時期ではありません。

椹島周辺では日増しに緑が濃くなってきています。春の花のヤマシャクヤクや イワカガミ イワカガミ などか咲いています。二軒小屋近くでは ホテイラン ホテイラン なども咲いています。
日中の日差しも強くなっていますが、山に雪があるため風は冷たいです。
椹島周辺、二軒小屋周辺、転付峠までは、ハイキング装備で十分楽しめます。目の前は雪のついた3000m級山岳です。

登山道の状況

GWの入山者からの情報です。
標高2500mから上には雪があります。赤石岳、千枚、蝙蝠、笊ヶ岳などは6月いっぱいは冬山装備が必要です。
融雪は天候によって変化します。各自十分な装備、経験と判断をもって入山下さい。

●山の状況は
南アルプス衛星ライブカメラで見るとわかりやすいです。
http://m-alps-live.jp/
ライブカメラの詳細についてはこちら
http://www.city.shizuoka.jp/556_000129.html

●今年はバスダイヤに変更があります
今までのダイヤに少しだけ増便しました。
釣り人の利便性、二軒小屋ロッヂの宿泊者にのんびり山を楽しんで頂けるように改変しました。
朝の便が30分早くなりましたので、今までどおりの8時便で到着すると乗り遅れてしまうので御注意ください

●(入山)畑薙第一ダム→聖岳登山口→さわらじまロッヂ
・7/16~8/31
畑薙第一ダム 07:30
聖岳登山口 08:10
さわらじまロッヂ 08:30

畑薙第一ダム 09:00
聖岳登山口 09:40
さわらじまロッヂ 10:00

畑薙第一ダム 11:30
聖岳登山口 12:10
さわらじまロッヂ 12:30

畑薙第一ダム 14:30
聖岳登山口 15:10
さわらじまロッヂ 15:30

畑薙第一ダム 15:30
聖岳登山口 16:10
さわらじまロッヂ 16:30

・4/29~7/15、9/1~営業終了日
畑薙第一ダム 07:30
聖岳登山口 08:10
さわらじロッヂ 08:30

畑薙第一ダム 11:30
聖岳登山口 12:10
さわらじロッヂ 12:30

畑薙第一ダム 15:00
聖岳登山口 15:40
さわらじロッヂ 16:00

●(下山)さわらじロッヂ→聖岳登山口→畑薙第一ダム
・7/16~8/31
さわらじロッヂ 06:15
聖岳登山口 06:25(下車のみ)
畑薙第一ダム 07:15

さわらじロッヂ 07:45
聖岳登山口 07:55(下車のみ)
畑薙第一ダム 08:45

さわらじロッヂ 10:30
聖岳登山口 10:40(下車のみ)
畑薙第一ダム 11:30

さわらじロッヂ 13:00
聖岳登山口 13:10(下車のみ)
畑薙第一ダム 14:00

さわらじロッヂ 14:00
聖岳登山口 14:10(下車のみ)
畑薙第一ダム 15:00

・4/29~7/15、9/1~営業終了日
さわらじロッヂ 06:15
聖岳登山口 06:25(下車のみ)
畑薙第一ダム 07:15

さわらじロッヂ 10:30
聖岳登山口 10:40(下車のみ)
畑薙第一ダム 11:30

さわらじロッヂ 14:00
聖岳登山口 14:10(下車のみ)
畑薙第一ダム 15:00

●(入山)畑薙第一ダム→椹島ロッヂ→二軒小屋ロッヂ
・7/16~8/31
畑薙第一ダム 07:30
椹島ロッヂ 08:45
二軒小屋ロッヂ 09:15

畑薙第一ダム 09:00
椹島ロッヂ 10:30
二軒小屋ロッヂ 11:00

畑薙第一ダム 11:30
椹島ロッヂ 12:30
二軒小屋ロッヂ 13:00

畑薙第一ダム 14:30
椹島ロッヂ 15:30
二軒小屋ロッヂ 16:00

・(入山)4/29~7/15、9/1~営業終了日
畑薙第一ダム 07:30
椹島ロッヂ 08:45
二軒小屋ロッヂ 09:15

畑薙第一ダム 11:30
椹島ロッヂ 12:30
二軒小屋ロッヂ 13:00

畑薙第一ダム 15:00
椹島ロッヂ 16:00
二軒小屋ロッヂ 16:30

・(下山)7/16~8/31
二軒小屋ロッヂ 09:15
椹島ロッヂ 10:30
畑薙第一ダム 11:30

二軒小屋ロッヂ 11:00
椹島ロッヂ 13:00
畑薙第一ダム 14:00

二軒小屋ロッヂ 13:00
椹島ロッヂ 14:00
畑薙第一ダム 15:00

・(下山)4/29~7/15、9/1~営業終了日
二軒小屋ロッヂ 09:15
椹島ロッヂ 10:30
畑薙第一ダム 11:30

二軒小屋ロッヂ 11:00
椹島ロッヂ 13:00(椹島止まり)
畑薙第一ダム ---

二軒小屋ロッヂ 13:00
椹島ロッヂ 14:00
畑薙第一ダム 15:00

登山装備

入山には雪山登山装備が必要です。前爪のあるアイゼン+ピッケルは必携。
道具を使える技術と状況を見極める経験も必要です。
さわら島までの方も防寒装備は必携です。

注意点

●便ヶ島(聖岳への登山口)に通じる市道が通行止め
長野県側の聖岳への登山口である便ヶ島に通じる市道は、路肩決壊により昨年秋から通行止め(歩行も不可)となっています。
復旧は平成29年春以降になるとのことです。最新の情報確認は、飯田市役所へお問い合わせ下さい。
http://www.city.iida.lg.jp/soshiki/28/minami142-3.html

●「南アルプスユネスコエコパーク 井川ビジターセンター」
井川地区にある井川観光会館 が、「南アルプスユネスコエコパーク 井川ビジターセンター」として3/30リニューアル開館。
開館時間は午前9時から午後4時まで。火曜定休。問い合わせは同センター 電話054-260-2377

お知らせ

●HPには、予約について、料金、営業期間、送迎バスの利用についてなど、様々な情報があります。
利用の前にご一読下さい。
http://www.t-forest.com/alps/index.html
山小屋、ロッジの予約は3月1日より開始しております。8月22日〜9月8日の千枚ツアーや10月後半の紅葉二軒小屋宿泊はかなり埋まってきています。

●7/16山開き この日から予約が多くなっています。バスは先着順です。順番取りもできません。

●お問い合わせの電話番号は 0547-46-4717 みなさまのご予約お待ちしています。
弊社のロッヂ、山小屋の問い合わせ、予約は「電話番号0547-46-4717」で受け付けています。
いつも回線が込み合っているので、図書、雑誌などにより直通電話や他の番号を入手して電話を掛ける方がいますが、それは控えていただけるようお願いします。
直通電話はシーズン中、主に災害発生時や遭難対策に使われている電話番号ですので回線がふさがれてしまうとスムーズな対応ができなくなります。
また、弊社内のまったく別の事業所(建設や林業関係などの山小屋とかかわりのない部署の人が電話にでてしまいます)にかける方もいらっしゃいますが、チンプンカンプンなやり取りになり、お互い「不愉快な気分」になりますのでご注意ください。
山の安全は皆様の協力で成り立っています。
そのために「お問い合わせ、予約用の電話番号0547-46-4717」を用意していますので、ご理解のほど宜しくお願いします。

●FAXを送る時はお気をつけください
1.FAXは9時?15時までの間で送ってください(食事準備、清掃時間は特に人がいないかも?)。
2.FAXを送ったらコンプリートを確認してください
3.リダイヤルになったら、あきらめず頑張ってください
※遠隔地のため電圧が低くFAXが自動受信できません。
FAXは機械のは近くに人がいる時に手動受信しかできないのです。
ごめんどうですが、ご協力をお願いします。

●2016年の営業予定 利用前に、最新情報を確認下さい。
・さわらじまロッヂ、二軒小屋ロッヂ 4/29(金)~11/6(日)
※食事あり
・さわらじま山小屋、二軒小屋山小屋 4/29(金)~11/6(日)
食事なし

・以下、食事ありの小屋
(県)千枚小屋 7/9(土)~10/10(月)
(県)赤石小屋 7/16(土)~10/10(月)
(県)荒川小屋 7/16(土)~10/10(月)
(市)百間洞山の家 7/16(土)~9/19(月)
(市)熊の平小屋 7/16(土)~9/25(日)

・以下、食事ナシの小屋
(県)赤石岳避難小屋 7/16(土)~9/30(金)
(県)荒川中岳避難小屋 7/16(土)~9/30(金)
(市)高山裏避難小屋 7/16(土)~8/31(水)
(県)小河内岳避難小屋 7/16(土)~8/31(水)

昨年の今頃の様子は?

椹島ロッヂは4月29日から今季の営業を開始します。予約受け付けの開始は4月18日から2023.04.10

本日は標高約1500m以上では積雪。椹島ロッヂは予約受け付けを開始、営業は4月29日からです。2023.04.26

椹島ロッヂ周辺の過去の様子

  • 椹島からながめる聖岳
  • 椹島近くから望む赤石岳の様子
  • 赤石ダムから望む南アルプスの様子
  • 椹島近くの千枚岳登山口の様子
  • 椹島ロッヂ周辺の様子
  • 茶臼岳・光岳方面への登山口、畑薙大吊橋の様子
  • 椹島付近からの赤石岳の様子
  • 茶臼岳・光岳などへの登山口となっている畑薙大吊橋の様子
  • 椹島付近から撮影した赤石岳の様子
  • 南アルプスの山々
  • 転付峠から望む南アルプス荒川岳・赤石岳・聖岳の様子
  • 畑薙第一ダムから望む南アルプスの様子

椹島ロッヂ

電話番号:
0547-46-4717
連絡先住所:
静岡県島田市金谷東1-753-1 東海フォレスト・サービス事業部

地図で見る
http://www.t-forest.com/alps/

施設の詳細を見る

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赤石岳 標高 3,121m

 静岡県と山梨・長野両県の県境尾根には、名前のついている3000m級の山がちょうど10座ある。この10座すべてが静岡市との市境にもなっている。なかでも赤石山脈の盟主、赤石岳は一等三角点をもち、3121mの高さを誇る。まさに南アルプスの王者的な風格があり、山頂からの展望は360度を欲しいままにできる。名だたる南アルプスの山々はもちろんのこと、富士山、奥秩父連峰、八ヶ岳、遠くは北アルプスの槍ヶ岳や穂高連峰、中央アルプス、御岳山と、南アルプスきっての眺望といえる。  山頂には昔の信仰登山のなごりをとどめる石や鉄製の剣が残っており、この山の歴史を物語っている。明治12年と14年に測量登山が行われ、その後一等三角点が設けられた。そして明治時代には地質学者エドモンド・ナウマンやウエストン、河野齢蔵、小島烏水などの学者、登山家がそれぞれ登山している。  また、大正15年夏、この辺りの山林の持ち主であった大倉喜八郎(大倉財閥の創立者)が大勢のお伴を従えて特製の駕籠(かご)で登頂したというエピソードもある。彼の製材会社は東海パルプとして残り、椹島から赤石岳に突き上げている東尾根は別名、大倉尾根とも呼ばれている。  赤石岳を登るにはいくつものコースが考えられるが、代表的な椹島から東尾根を登って登頂、さらに足を延ばして荒川三山を回って椹島へ戻ってくる一周コースを説明する。途中には5つの山小屋があるので、日程も好きなように組める。椹島へは静岡駅からバスで畑薙第1ダムまで入り、ダムから林道を歩くのが一般的。東尾根は取付から急坂が続く。地図上の2027m地点手前で林道を横切る。樹林帯の中の道は踏み込まれていて歩きよく、4時間ほどで赤石小屋に着く。古い小屋のすぐ上には新装なった立派な小屋がある。小屋を過ぎて富士見平に達すると展望が開け、周囲の山が一望できる。しばらく進むと尾根から外れ、左手の赤石沢の支流、北沢の源頭を渡る。この辺りは高山植物が豊富に咲いている。  小屋から3時間ほどで待望の赤石岳山頂に立てる。充分展望を楽しんだならば、小赤石岳、大聖寺平を経て荒川小屋まで下る。次いで頭上にそびえる前岳を目指して登りだすと、ここも所狭しと高嶺の花々が咲いている。前岳に出て中岳の小屋を過ぎ、さらにひと汗かいて悪沢岳へ登り返す。千枚岳を経て1時間も下ると、樹林に囲まれた大きな千枚小屋が建っている。小屋から蕨段を経て椹島までは、長いが穏やかな下りばかりで、3時間もあれば出発地へ戻ることができる。

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笊ヶ岳 標高 2,629m

 笊ヶ岳は南アルプスの前衛とはいえ、なかなか登る機会の少ない山の1つである。特徴ある双耳峰は甲府盆地からもよく見え、同定しやすい山である。  登山適期は残雪期がよい。尾根筋で水が得やすいこと、大井川の谷を隔てて見る南アルプスの色彩の変化が楽しめることなどが理由。  独立峰なので、360度の大展望を手中にできる。これは多少の入山の困難さを帳消しにして余りあるものといえよう。  一般的な登山は、雨畑川沿いの馬場集落から奥沢、布引山を経てピストンということになろう。山中1泊。山頂まで登り10時間30分。『甲斐国志』には「山形淘ざる(いざる)ヲ覆(ふせ)タルカ如シ因テ名ツク」とあるが、山形に若干の疑問がある。最初の登山者は中村清太郎であり、明治44年12月1日、奥沢の谷をつめてその頂に立った。

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