縦走が楽しめる94iのは6月末の山開き以降です。
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
9時頃のビジターセンターの建つ旭岳温泉街は曇り、雨が降ってきそうな気配です。
周辺でも融雪は進んでいます。
チシマザクラが咲き着始めました。
センターの近くの高山植物園は、まだ雪がかなり残っていますが、早く融けた部分をよく探すと、
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
とキバナ
シャクナゲ
シャクナゲ
が数輪開花してきたようです。
その近くの沼の
ミズバショウ
ミズバショウ
・
リュウキンカ
リュウキンカ
はまさにピークです。
これから
ミズバショウ
ミズバショウ
がその名にふさわしく、葉をどんどん大きくし、ガマの剣型の葉が伸びてきます。
クレソンに似た、アブラナの仲間の葉がはびこってきました。もうすぐ白い花をたくさん咲かせるでしょう。
旭岳から層雲峡までのルートは、まだ整備も入らず、入山者もほとんどなく、エキスパートの領域です。
層雲峡側も、リフトは運休中で、ゴンドラのみの運行です。
縦走を楽しむことができるようになるのは、6/24、25の「旭岳山の祭り ヌプリコロカムイノミ」の山開き以降となります。
登山道の状況
●旭岳の標高は北アルプスの山々のような3000mという標高ではありませんが、緯度が高いため、山の条件としては本州の3000m級山岳と同様か、スケールからそれ以上の厳しさがあります。
●旭岳方面
アイゼンピッケルは必携です。
・姿見から六合目までは一面雪
・六合目からは4割ほど雪。少ないように感じますが、岩陰は凍結があり大変危険です。特に下りは注意して下さい。必ずアイゼンピッケルを携行して下さい。
●忠別川右岸の町道通行止め(左岸の道道に迂回可能)
旭川や東川から旭岳温泉や旭岳源水へ行くときに使われる町道は4/28まで工事で通行止めの予定でしたが、法面の状態が危険なため、6月末まで工事を延長することとなりました。
道道(天人峡美瑛線)で2kmほど遠回りにはなりますが、迂回できます。いで湯号バスの路線と同じです。
●旭岳ロープウェイは夏山の営業
姿見駅と旭岳温泉を結ぶ「旭岳スキーコース」は終了。スキーやスノーボードがゴンドラに持ち込めません。
スキーは、歩いて登れば、下の方を除き楽しめますが、板は傷むところもあります。
登山装備
登山には登山装備が必要です。油断しないで下さい。
防寒具は冬用。山頂に行くには、最低でも6本爪アイゼン(4本では下りで不安定です)やピッケルが必要です。
日が射せば、日焼け止め、サングラスも必要です。
姿見散策だけの方も、防寒具は冬用、足ごしらえも冬の靴、雨具や防風、防水対策が必要です。特に靴は防水のあるものが必要です。スニーカーでは対応不能です。日帰りだからといってライトや地図を持たないことは危険です。
ロープウェイ姿見駅(上の駅)やビジターセンターでは長靴の貸し出しをしています(300円)
注意点
●入山にあたり飲料水は持参しましょう。
飲料水は旭岳温泉から持参しましょう。ロープウェイ姿見駅(上の駅)には給水施設がありません。ロープウェイ売店での販売となります。ビジターセンターでは飲料水(お湯はありません)をおわけすることができます
●旭岳ロープウェイ
http://wakasaresort.com/asahidakeropeway/
運行中
お知らせ
・旭岳の登山・自然の情報はビジターセンターにおたずねください。
来館した方や、電話・メールなどのお問合せに対し、最新の現地情報と、過去の事例や個々の事情に照らし、最適な答えを返せるよう努めています。
http://www.welcome-higashikawa.jp/info/?c=16
・長靴の貸し出しを行っています。
スノーシューは一日800円(町内宿泊者やモンベルクラブ割引などがあります)
●大雪山や十勝岳は広い地域にまたがっています。旭岳以外の主な山の問合せ先はこちら
http://www.welcome-higashikawa.jp/info/?c=27&s=7393&sc=&lv=&cl=1
・層雲峡ビジターセンター
ビジター山だよりでは日々の状況をお知らせしています。そのほかこエリアに入山予定の方には必要な情報がたくさんあります。
http://sounkyovc.net/
旭岳ビジターセンター周辺の過去の様子
旭岳ビジターセンター
- 電話番号:
- 0166-97-2153
- 連絡先住所:
- 〒071-0372 上川郡東川町旭岳温泉