立山 | 立山室堂山荘

登山はアイゼンピッケル必携。室堂~各方面稜線は雪上、適切なルートファインディングを。一ノ越~雄山は融雪。稜線は一部雪渓あり。

2016年6月27日 8:25撮影 立山(2016.06.27 立山室堂山荘 )
2016年6月27日 8:25撮影 立山(2016.06.27 立山室堂山荘 )
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天気・気温

06/08(水) 06:50現在 晴 視界あり 気温+7℃
富山市の天気予報
明日
曇のち晴
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明後日
晴時々曇
26℃
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日本気象協会提供 2024年4月26日 0:00発表
松本市の天気予報
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晴時々曇
29℃
9℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

・例年より2週間ぐらい融雪が早い。今後梅雨時期になるので梅雨前線の動きに留意して下さい。

・雪融けに伴い雷鳥の活動も活発化してきています。
雷鳥を見るには、これから約1か月ほどがベストシーズンでしょう。

・雪解けの早い稜線では シナノキンバイ シナノキンバイソウ ショウジョウバカマ ショウジョウバカマ が咲き始めていています。

・室堂ターミナルから室堂山荘まではポールが立っているがターミナル付近は複雑なので看板をよく見てください。
ターミナルから雄山への直線上に室堂山荘は建っています。

・みくりが池周辺も雪が解けの遊歩道がほとんど出ています。

登山道の状況

・室堂から各方面稜線に出るまでは夏道は出ておりません。雪上歩行になります。主稜線上はだいぶ夏道どおりですが一部雪渓が残っています。
一ノ越~雄山の登山道上に雪はありません。
雪渓上では夏道にとらわれず適切なルートファインディングを。

・室堂から一ノ越へはガイドポールがあります。

・スキー、スノーボードの滑走
滑走には不適な雪質だがコアな滑り手はどうぞ。
斜面はタテミゾにスプーンカット。雪の汚れも目立ちます。
クラックも多く、上からは見えません。
氷が割れ川が出ている場所多数あります。

登山装備

・まだここは雪山です。街中とは違い冷たい風が吹きます。防風防寒対策忘れずに。
登山の場合残雪も多くアイゼンピッケル必携。

室堂周辺でも雪の上を歩くので足元は防水のものがよいでしょう。

・紫外線が強いのでサングラスと日焼け止めは通年必須。

注意点

●周辺の小屋の営業期間
立山・剱エリアの山小屋はGWのみの営業の所もあります。
事前に詳細な営業日を電話で確認&予約してください。

室堂ターミナル内入山安全相談窓口にて記入してください。

●以下ヤマケイオンライン付加情報
立山黒部アルペンルートについて
http://www.alpen-route.com/
チケット、営業予定、時刻表、ライブカメラなどなどの情報がたくさんあります。

お知らせ

●室堂山荘HP
http://www.murodou.co.jp/

当山荘空室状況は立山室堂山荘ホームページに記載してありますのでご確認下さい。
※隣接している重要文化財「立山室堂」は7月から一般向けに開放いたします。
※立山室堂山荘は11/23の宿泊までです。
奥黒部ヒュッテは7/15から10/13の営業となります

昨年の今頃の様子は?

2003年アルペンルート開通は4/15。山荘営業も4/15~(予約受付中)。立山室堂は完全に雪山です2023.04.13

室堂は完全雪山。荒天時トレース消失もあり。登山者やスキーは 入山届提出+雪崩ビーコン携帯が必要2023.04.26

融雪進みルートにより装備が異なる時期です油断しないように。サングラスは観光でも必須です2023.05.11

立山室堂山荘周辺の過去の様子

  • 夕景 
  • 夕方は太陽が出ました。
  • 朝は予報とは裏腹のガス。視界20mほど
  • 立山の様子
  • 室堂山荘の様子(小屋明け準備中)
  • 周辺山岳はまだまだ雪山です
  • 昨日の降雪で、うっすら積もりました。今日は1日いい天気でした
  • これより下山します。今年度も多くのお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。
  • 先週末にまとまった降雪がありました。現在約1mほど積雪しています
  • 小屋に来るまでも踏み跡以外を歩くと腰まで埋まりました。
  • 富士の折立と大汝山
  • 雄山頂上

立山室堂山荘

現地連絡先:
076-463-1228
電話番号:
076-463-1228
連絡先住所:
〒930-1414 富山県中新川郡立山町室堂

地図で見る
http://www.murodou.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

富山県 / 飛騨山脈北部

立山・大汝山 標高 3,015m

 ふつう立山と呼ぶ場合、雄山神社を祭る雄山(3003m)か、浄土山、雄山、別山を含めた立山三山を指す。昔は毛勝三山から薬師岳辺りまでを含めて立山と呼んだし、江戸時代の文人画家、谷文晁(たにぶんちよう)の『日本名山図会』では別山、立山、剱岳をひとまとめに「立山」としている。つまり漠然とした山域なのだ。  その山域の最高峰が大汝山。古くは御内陣と書かれているので、雄山神社の奥社だったと思われる。縦走路から少し東にそびえている。  花崗閃緑岩質片麻岩で構成される大汝山には、西側に氷河地形として知られるカールがある。日本の地理学のパイオニアで、日本の氷河地形を初めて発見した山崎直方の名をとった山崎カールで、天然記念物に指定されている。  冬の北西の季節風で豪雪が山の東側に積もるため、日本のカール地形はほとんど東斜面に発達しているので、西斜面の山崎カールは珍しい。室堂から見ることができる。  地籍は富山県中新川郡立山町。乗鞍火山帯に属す火山で、溶岩台地の弥陀ガ原の上にそびえている。立山のもう1つの顔は加賀の白山とともに北陸の霊山として古くから信仰されていた修験道としての山。  開山は大宝元年(701)で越中介佐伯有頼(慈興上人)が鷹狩りの折、手負いのクマを追って奥山に入り岩屋に追い込んだが、中に入ると阿弥陀如来と不動明王に化身し「立山開山」を命じたとか。同じ8世紀には越中国の国守に任じられた万葉の歌人、大伴家持が「立山に降り置ける雪を常夏に 見れども飽かず神からならし」と歌ったように、立山は霊位に満ちた山なのである。  後年、天台宗と真言密教の修験道場となり、立山三山を極楽、地獄谷と剱岳を地獄に見立てた思想が独得の立山講を生み、山麓の芦峅寺衆徒の立山曼茶羅図による視覚に訴える全国布教で信者を増大させていった。ことに、宗教上のタブーだった女性にも極楽往生ができるという「布橋大潅頂」がセールスポイントで、江戸時代での先進的、精神的女性解放の旗印だった。  イラスト入りで地獄極楽を説き、ほかの宗門では不可能な、女性でさえ極楽往生ができるという説教を聞かされたときの驚きと喜びが、立山講中の賑わいを生み、芦峅寺から材木坂を登り、長大な弥陀ガ原をたどって室堂や雄山へと、三十数kmもの山道の苦行を悦びに変えていたのである。  現在の登山者は室堂までケーブルカーやバスを乗り継ぎ、室堂から2時間30分で雄山へ、さらに15分で最高峰の大汝山に登り着く。

富山県 / 飛騨山脈北部

奥大日岳 標高 2,611m

 剱・立山連峰と同じ山域にあるためちょっと目立たないが、弥陀ガ原や室堂平からの姿は大きくて重量感がある。  立山三山と剱岳を結ぶ主稜線の剱御前(つるぎごぜん)で西に分岐し、新室堂乗越に下ってから起伏していく大日尾根の最高峰で。  大日という名から分かるように、ここも修験の山で、霊峰立山の前衛峰として大日如来体現の聖地であった。ここから立山川の深い谷越しに見上げる剱岳の峻厳な姿はすばらしく、遙拝の地にふさわしい眺めだ。  大日尾根もここまでは剱岳と同じ閃緑岩だが、この先は明るい新期花崗岩になる。ゆったりした山容のため、お花畑も多く、ハイマツの間にハクサンイチゲやチングルマ、ミヤマダイコンソウ、クロユリ、コバイケイソウなどの群落が美しい。  一般向の登山コースは、アルペンルートの終点室堂から浄土川を渡って新室堂乗越へ登り、西へ大日尾根を行く3時間の行程だ。もう1つは主として下りに使われる称名坂コースで、称名平から大日平、中大日岳を経て山頂に至るもので、7時間の急登だ。

富山県 / 飛騨山脈北部

真砂岳 標高 2,861m

真砂岳は立山連峰の北側に位置する山。山頂から東側に5分ほど下った場所には内蔵助山荘がある。 山体の東側にある内蔵助カールは、日本国内で7箇所確認されている氷河の1つで(2019年時点)、唯一、一般登山者が立ち入ることが出来る場所として知られている。

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