石転ビ沢は雪渓の状態が極めて悪くなっています。なんとか通過できるルートはありますが、自分でルートを探せない方は困難
天気・気温
山と周辺の状況
1週間ほど前に、石転ビノ出合の雪渓崩壊のため、入渓を控えてくださるようお願いしていましたが、昨日(7/20)なんとか通過できることを確認しました。
ただしルートは毎日のように変化します。ピッケルで支点を作って這い上がる場所や、極端に雪渓が薄くなり岸を巻く必要がある所もありました。自分でルートを探せない方は、引き続き入渓を遠慮してくださるようお願いします。
また稜線はイイデリンドウや
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
が満開でした。詳しくは、こちらのレポートをご覧ください。
http://www.iideasahi.jp/1976.html
登山道の状況
飯豊山は、まだ各所に残雪が多く残っています。アイゼン・ピッケルが必須のコースもあります。事前に情報を確認して、しっかりとした装備/技術で登山をしてください。
●大日杉コース
急斜面に残雪が残っている箇所もあるので、十分に注意してください。踏抜きにも注意してください。なお、地蔵清水には既に残雪がなく使用できません。
大日杉~五段山方面への登山道は、大日杉小屋の先にある五段山コースの吊り橋の修繕が終了し、通行できるようになっています。
●長坂尾根コース
川入から先の御沢野営場まで、一般車も入れるようになったようです。喜多方市役所山都総合支所にお問い合わせください。
●足の松尾根コース
奥胎内ヒュッテまでの一般車両通行が可能になっています。
●おおいんの尾根コース(湯の平登山道)
2016年は7月2日から10月31日まで入山できます。また、湯の平山荘には管理人が常駐します。車両は加治川治水ダムまで通行可能です。
http://www.city.shibata.niigata.jp/view.rbz?of=1&ik=0&pnp=14&cd=10768
●おんべ松尾根コース
通行止めです。
●石転ビ沢
石転ビ沢の石転ビノ出合は雪渓の状態が極めて悪く、自分でルートを探せない方は、入渓を遠慮してくださるようお願いします。
梶川尾根などにコースを変更してください。
ほか、飯豊周辺の詳しい情報は、飯豊朝日連峰の登山者情報(http://www.ic-net.or.jp/home/iide/)で確認してください。
登山装備
残雪に対応できる装備が必要です。
注意点
●5月16日から7月29日まで、飯豊町手ノ子~中津川間の車道は通行禁止になっています。大日杉登山口に行く方は、小国町九才峠または川西町玉庭を経由して下さい。
→詳細は飯豊町HP(http://www.town.iide.yamagata.jp/003/yonezawaiide.html)
飯豊連峰主稜線の山小屋周辺には数張り分のスペースしかない所がほとんどです。小屋が登山者で溢れている場合以外の幕営はご遠慮下さい。
お知らせ
7月2日(土)から天狗平ロッジの常駐を開始しました。常駐期間は予約なしでも宿泊できますが、事前に連絡をお願いします。連絡先は管理人・井上邦彦の携帯(090-5846-1858)へお願いします。
応答できない場合は留守電またはこの番号宛にショートメールをお願いします。天狗平ロッジだけでなく、梅花皮小屋・御西小屋の連絡先にもなっているので、どこの小屋なのかを明確にしてください。
昨年の今頃の様子は?
4月28日に倉手山登山口と大日杉小屋までの車道が開通予定、開通時刻にも留意ください。2023.04.27
足ノ松尾根のアプローチ道路が通行止め、足ノ松尾根登山道は当面の間、通行不可2023.05.11
飯豊山・天狗平ロッジ周辺の過去の様子
飯豊山・天狗平ロッジ
- 電話番号:
- 090-5846-1858
- 連絡先住所:
- 山形県西置賜郡小国町