いつの間にか花は秋。「山は涼風」でも日中の日差しは強く熱中症に注意。十分な飲料水の携行を。子どもにはさらに配慮を。
天気・気温
11:00 山頂 快晴 気温23℃ 微風
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
今日の大山寺は今年一番の暑さのようで、私たちがスタートしてからかなり気温が上がったようです。
山頂も日の当たる場所はジッとしていれば涼しいんですが、ここも今年一番の暑さのようで、時折吹く風は涼しくて、まさに涼風という言葉がピッタリくるような天候でした。
少し遅くなりましたが8月7日に「立秋」も過ぎ、暦の上では秋が始まったことになっていますが、まだまだ世間は夏真っ盛りで、朝晩が涼しくても昼間はかなりの暑さになりました。
今日もお昼前に3合目付近で気分が悪くなった女性から救助要請があり、ヘリコプターにより救助されましたが、今日の暑さでしかもかなりの登山者が登っており、逆に言えば「よく1人済んだなぁ。」という天候でもありました。
ここ何年か目立つのは生まれてまだ歩くことさえ出来ないお子さんを背負って連れてきたり、小学生にもならないお子さんを登山させたりと非常に若いご夫婦が頑張っておられるのはいいことなんです。が・・・
もう少し自然の厳しさ、天候をよく考えないと、とても危険な雰囲気のご家族も中にはおられます。
全般的に言えることは、あまりに今の時期の大山を軽く考えすぎている部分が多々見受けられるということです。
日に焼けるのが嫌で完全防備で肌をほとんど露出させないで登る方とかもおられますが「日に焼けるのが嫌なら山じゃないでしょ。」と言いたくなります。
それだけ完全防備にするとかえって熱中症のほうが心配になります。
敢えて批判を覚悟で書きますが、今まではこの服装で大丈夫だった。だから今回も大丈夫とならないのが自然の厳しいところです。
ただこの辺りが男性にはわからないところで、女性の場合は日に焼けた跡がシミになるのが困ったところだそうです。
そう考えると暑苦しそうな服装も止むを得ない部分もあるんでしょうね。(女性の方ごめんなさい。)
だれも自分が遭難するとき思っていません。そのあたりを良く考えて、美しい山並み、景色を堪能しながら、安全で楽しい登山を心がけましょう。
持参する飲料水は出来れば健康飲料2本、水が1本、お茶が1本で合計4本は必要です。ただこれも当日の天候により様々ですので、臨機応変に対応してください。最悪の場合は山頂売店で購入することも可能です。
お花もいつの間にか秋の花に切り替わり、山頂台地では「キュウシュウコゴメグサ」、「ゴマナ」、「
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
」などが目立ちます。
登山道の状況
登山道の危険ヶ所は夏道の往復については、ほとんどありません。
登山装備
基本的な登山装備が必要です。(登山靴、飲料水、雨具、地図、ライト、食料など、そのほか帽子や軽い防寒具など)
飲料水は出来れば健康飲料2本、水が1本、お茶が1本で合計4本は必要です。
登っている時の水分補給にも十分に注意してください。
水であれば飲用はもちろんのこと、怪我をしたときに傷口を洗ったり、体にかけて体温を下げることにも使えます。
注意点
●山頂避難小屋の売店
今年も平日は日本山岳ガイド協会の認定登山ガイドの上野ガイドが売店にいますので、お気軽に声を掛けてみて下さい。
なお11月まで無休で営業予定ですが、よほどの悪天候の場合は予告なしに休業する場合があります。
売店の営業の問い合わせは 大山寺 チロル&白樺 電話0859-52-2818まで。
またフェイスブックで「伯耆大山山頂小屋」をご覧ください。
ほぼリアルタイムで山頂の様子が見られます。
上野ガイドが更新しています。
お知らせ
登山道の状態とか装備品などわからないことがあれば遠慮なく下記までお問い合わせください。
登山ガイドの依頼については
やまびこ荘 (電話0859-52-2725)までお問い合わせください。
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