白馬岳 | 白馬山荘

大雪渓はかなりクレバスが広がっています。随時ベニガラなどで指導があるので従って下さい。視界不良時や雨天時はお勧めしません。

9/1より、大雪渓ルートはクレバスが大きくなったため 一時通行止めです。(2016.08.30 白馬山荘 )
9/1より、大雪渓ルートはクレバスが大きくなったため 一時通行止めです。(2016.08.30 白馬山荘 )
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天気・気温

08/17(水) 10:30 雨 朝の気温+7℃程度
富山市の天気予報
明日
晴時々曇
22℃
10℃
明後日
晴のち曇
19℃
10℃
日本気象協会提供 2024年4月18日 6:00発表
松本市の天気予報
明日
22℃
5℃
明後日
晴のち曇
23℃
8℃
日本気象協会提供 2024年4月18日 6:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

本日は雨でしたが、10時頃には次第に回復傾向です。
朝の気温は+7℃程度、防寒具必携です。

稜線では トウヤクリンドウ トウヤクリンドウ やミヤマ アケボノソウ アケボノソウ などが咲いています。 コマクサ コマクサ も咲いています。

●大雪渓登山口 白馬尻小屋より
猿倉駐車場から、林道への入り口ゲート前に車を駐車しないで下さい。
小屋番も通過しますが、緊急車両(警察車両、救急車、救助隊)も通過します。以前も駐車され、救助要請時に警察、救助隊が入山出来ませんでした。(その時は別出動のヘリが中止になり、こちらへ回って頂き、ヘリにて収容されました。)コーン、看板も設置されています。命に関わる場合もあります。
ゲート前の駐車はご遠慮下さい。

登山道の状況

天候が悪く、視界不の時の入山は慎重に。

●大雪渓 
かなりクレバスが広がっています。日々広がっているようなので、ご注意下さい!!
歩ける巾も3~6m程しかない所もあります。ガスの中では見えずらいので、通過時は注意して頂くようお願いします。
ルートは秋道ルートです。クレパスを避けるためルートは随時変更されるため指導に従って下さい。
多数あるクレバスをよけて登り、2号雪渓に迷い込む方もいたようです。
遭対協にて、ルート上にベニガラを付けてあります。必ず、ベニガラ上を進むようお願い致します。
あたりをよく見て、違う沢などに入り込まないよう注意が必要です。
※落石に要注意。視界不良時や雨天時はルートも誤りやすく安易な入山はお勧めできません。
入山口と稜線は晴れていても、大雪渓が雲海の中になってしまうと視界不良となります。

●稜線
夏道です。
白馬山荘~白馬岳 夏道です。

●白馬岳~栂池方面
・白馬乗鞍岳は夏道となりました。アイゼンは不要です。
白馬大池山荘営中

●白馬岳~白馬鑓温泉
パトロールが入り、マークなどが付けられました。
ルートには鎖場や、滑りやすいところがあります。慎重に通行して下さい。
落石の起きやすい沢もあるので注意。
白馬鑓温泉営業開始しました。
・天狗山荘方面 支障なし。天狗山荘営業中 

●朝日方面 水平道通行できます。アイゼン不要です。

●白馬岳~祖母谷方面 整備入りましたが、入山者は多くありません。ロングルートです。

登山装備

3000m級の夏山登山装備が基本です。
大雪渓は6本爪アイゼンをおすすめします。
防寒防風防水の衣類、装備が必要です。
晴れると紫外線が強く対策も必要です。サングラスも必携

注意点

早出早着の原則でお願いします。到着の遅い事は危険です。
到着の遅い方は、出発が遅い方もあり、ぜひ計画段階からゆとりを持って下さい。
一般的に大雪渓から山荘まで5~6時間はかかります。ゆっくり方の場合7~8時間という方もいます。
山荘到にはなるべく15時着、遅くとも16時には到着するよう、ご自分のペースから逆算した出発時間を計画段階からお願いします。

視界の悪い時に無理はしないで下さい。
最新の天気予報と最新の情報を得て、慎重な入山をお願いします。
今後は日中も気温低下が想定されます。雨天やガスが出ていると時には行動中も低体温症にならないよう、雨や風から体温を守る装備が必要です。

●栂池自然園方面情報
・栂池パノラマウェイ(ロープウェイ・ゴンドラ)
営業期間 : 2016年6月1日(水)~10月31日(月)
http://www.nsd-hakuba.jp/green/tsugaike/panoramaway.html

・栂池自然園
栂池自然園の最新情報(自然園日記)やライブカメラ、アクセス、などの情報があります。
http://sizenen.otarimura.com/

お知らせ

白馬岳たより
http://www.hakuba-sanso.co.jp/
※天候次第ですが、今週末、来週待つはかなりの人出が予想されます。

宿泊予約・お問い合わせは(株)白馬館 電話0261-72-2002

●レストラン スカイプラザ白馬 営業中
早着にて、ぜひゆっくりとお楽しみ下さい。
北アルプスを全望し、海抜0mの日本海を望み、標高3,000mを実感しながら、生ビールや、コーヒーとケーキでゆっくりと体をいたわってあげて下さい。夕闇に浮かぶ剣,立山連峰のシルエット、富山湾の夜景を見ながらワインをかたむけ、ゆったりと流れる雲上の夜をお過ごしください。
朝は、落としたてのモーニングコーヒーで心に余裕を蓄えて、ご出発いただけますよう、早朝より営業いたします。

●系列の山小屋の営業期間 利用前に確認のこと
・栂池ヒュッテ
営業 4月29日~5月5日と5月28日~10月22日
http://www.hakuba-sanso.co.jp/tsugaike/#mark06
・白馬尻小屋
営業 7月15日~10月1日
http://www.hakuba-sanso.co.jp/hakubajiri/
・白馬大池小屋
営業 7月9日~10月9日
http://www.hakuba-sanso.co.jp/hakubaoikesanso/
・白馬鑓温泉小屋
営業 7月15日~10月1日
http://www.hakuba-sanso.co.jp/yarionsen/#mark06
・五竜山荘
4月28日~5月7日と6月18日~10月15日
http://www.hakuba-sanso.co.jp/goryusanso/
・キレット小屋
7月2日~10月1日
http://www.hakuba-sanso.co.jp/kiretto/

●近隣の山小屋 利用前に確認のこと
・栂池山荘 
営業 4月16日(土)~5月7日(土)泊
http://www.tsugaikesansou.jp/
・猿倉荘
営業 4月29日?5月5日(素泊りのみ)と6月18日?10月10日(通常営業)
http://hakubakousha.com/index.php/mountain-lodge-info/sarukura
・白馬岳頂上宿舎
営業 6月18日~10月10日
http://hakubakousha.com/index.php/mountain-lodge-info/cyoujou
・天狗山荘
営業 6月25日~9月19日
http://hakubakousha.com/index.php/mountain-lodge-info/tengu
・朝日小屋
営業 6月中旬~10月中旬
http://www.asahigoya.net/

昨年の今頃の様子は?

2023年の営業は4/29から(宿泊要予約)。入山には前爪のあるアイゼンやピッケルなど雪山登山装備必要2023.04.25

大雪渓は融雪早目。踏み抜き、落石に注意。前爪のあるアイゼンやピッケルなど雪山登山装備必要2023.05.11

白馬山荘周辺の過去の様子

  • 白馬山荘は営業を終了いたしました。今シーズンもたくさんのお客様にご利用いただき誠にありがとうございました。
  • 稜線の様子
  • 三国境方面の登山道
  • 9時の山荘前 降雪続いています。吹き溜まりで40~50㎝、風で雪が飛ばされているような所は、氷がむき出しになっています。
  • 9時の山荘前 降雪続いています。
  • 正午、初雪&猛吹雪です。山の上は季節が冬に近づいております。もういつ雪が降ってもおかしくない時期です
  • 鑓温泉ルート杓子沢に橋が架かりました
  • 鑓温泉ルート 杓子沢付近の雪渓 橋への取り付きはピンクテープで印をしてあります。
  • 白馬岳山頂
  • 夕陽。絶景です
  • 馬山荘付近ではツクモグサが真っ盛り
  • 大雪渓上部から小雪渓

白馬山荘

電話番号:
0261-72-2002
連絡先住所:
長野県北安曇郡白馬村北城6307-ロ 白馬館

地図で見る
http://hakuba-sanso.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

富山県 長野県 / 飛騨山脈北部 後立山連峰

白馬岳 標高 2,932m

 白馬岳は、槍ヶ岳とともに北アルプスで登山者の人気を二分している山である。南北に連なる後立山連峰の北部にあって、長野・富山両県、実質的には新潟を加えた3県にまたがっている。  後立山連峰概説に記したように、この山の東面・信州側は急峻で、それに比して比較的緩い西面・越中側とで非対称山稜を形造っている。しかし信州側は山が浅く、四カ庄平をひかえて入山の便がよいため登山道も多く、白馬大雪渓を登高するもの(猿倉より所要6時間弱)と、栂池自然園から白馬大池を経るもの(所要5時間40分)がその代表的なものである。  越中側のものは、祖母谷温泉より清水(しようず)尾根をたどるもの(祖母谷温泉より所要10時間)が唯一で、長大である。  白馬三山と呼ばれる、本峰、杓子岳、鑓ヶ岳、そして北西に位置する小蓮華山の東・北面は、バリエーション・ルートを数多く有し、積雪期を対象に登攀されている。  近代登山史上では、明治16年(1883)の北安曇郡長以下9名による登山が最初であるとされている。積雪期では慶大山岳部の大島亮吉らによる1920年3月のスキー登山が初めての試みである。  白馬岳の山名は、三国境の南東面に黒く現れる馬の雪形から由来したといわれる。これをシロウマというのは、かつて農家が、このウマが現れるのを苗代(なわしろ)を作る時期の目標としたからであって、苗代馬→代馬(しろうま)と呼んだためである。白は陸地測量部が地図製作の際に当て字したものらしい。代馬はこのほかにも、小蓮華山と乗鞍岳の鞍部の小蓮華側の山肌にも現れる。白馬岳は昔、山名がなく、山麓の人々は単に西山(西方にそびえる山)と呼んでいたのである。また富山・新潟側では、この一連の諸峰をハスの花弁に見立てて、大蓮華山と総称していたようである。  この山からの眺望はすばらしく、北アルプスのほぼ全域はもとより、南・中央アルプス、八ヶ岳、頸城(くびき)や上信越の山々、そして日本海まで見渡すことができる。頂の展望盤は、新田次郎の小説『強力伝』に登場することで知られる。  日本三大雪渓の1つ、白馬大雪渓は登高距離が2kmもあり、全山にわたる高山植物群落の豊かさ、日本最高所の温泉の1つ白馬鑓温泉、高山湖の白馬大池や栂池自然園などの湿原・池塘群、こうした魅力を散りばめているのも人気を高めている理由である。また、白馬岳西面や杓子岳の最低鞍部付近などに見られる氷河地形、主稜線などで観察できる構造土、舟窪地形など、学術的な興味も深い。山頂部の2つの山荘(収容2500人)をはじめ山域内の宿泊施設も多い。

新潟県 長野県 / 飛騨山脈北部

小蓮華山 標高 2,766m

新潟県と長野県の県境にまたがる山で、大日岳とも呼ばれる山。標高2766mは新潟県最高峰となる。山頂には鉄剣と石仏があり、かつては信仰の対象となっていた。 地震や風雪による崩壊で、2008年の国土地理院の調査で標高が3m低くなり、2769mから2766mと低くなっている。 近年、白馬乗鞍岳から小蓮華山へ続く稜線がNHK スペシャルドラマ「坂の上の雲」のエンディングの映像に使われ、登山者のみならず、多くの人に認知されるようになった。

富山県 / 飛騨山脈北部

旭岳 標高 2,867m

 白馬岳のすぐ西方(富山県宇奈月町)にあって、衛星峰といった存在だが、この山を北方の朝日岳―雪倉岳の稜線から眺めると、鋭い兜のような山容を見せて、一見白馬岳と錯覚するほどだ。白馬岳から越中の祖母谷(ばばだに)温泉に下る道がこの山の南山腹を走っており、付近は高山植物で埋まっている。白馬岳との鞍部には例年大雪田が残り、その北側、柳又谷の源頭には氷河地形が見られる。

ユーザーの登山記録から

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