大雪山・旭岳 | 旭岳ビジターセンター

8/15を過ぎると北海道は秋。周辺も秋の花となっています。風が冷たく体感温度が下がるので防寒装備必携。8/25は自然観察会。

裾合分岐手前5分ほどのところのようす(2016.08.01 旭岳ビジターセンター)
裾合分岐手前5分ほどのところのようす(2016.08.01 旭岳ビジターセンター)
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天気・気温

08/19(金) 姿見駅(標高1600m=ロープウェイの上の駅)09:00 曇、天気17℃、南の風5m、視界良
旭川市の天気予報
明日
雨時々曇
14℃
9℃
明後日
曇のち晴
24℃
8℃
日本気象協会提供 2024年4月24日 10:00発表
帯広市の天気予報
明日
雨のち晴
12℃
8℃
明後日
28℃
10℃
日本気象協会提供 2024年4月24日 10:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

台風の影響で、おとといは土砂降り。直撃したわけではないので山の被害はなさそうです。
昨日は天人峡方面が一時的に道路が雨量規制のため一時的に通行止めになりました。すでに解除されています。
大雪高原温泉方面、銀泉台方面は引き続き規制されているかもしれません。そちらに行く方は最新情報を確認下さい。
旭岳温泉街は特に死傷有りませんが、散策路の低いところは水たまりができていて通行が大変なとこもありそうです。

8/15を過ぎると北海道はすっかり秋模様。姿見周辺では、 アキノキリンソウ アキノキリンソウ やリンドウなど秋の花が咲いています。
幸い台風の被害はなさそうですが、山中の詳細が判明するのはこれからでしょう。雪渓も雨で小さくなったと思います。
入山時には最新情報を得て入るようにして下さい。

まだ急激な気温の低下はありません。朝の気温が15℃前後です。日中でも風は冷たいため、体感温度は下がります。標高の高いところでは風が抜けるところでは、8月といえども一時的に朝は氷が張ることもめずらしくありません。

気温が下がると紅葉の話題が出てきます。
気になるのは「見頃」。これは天気に左右されるのでまだわかりません。例年は9月中旬~下旬です。
本州では雪渓が少なく、融雪が早く花も早かったようですが、旭岳周辺では雪渓の融雪は例年並み、場所によって蕗黙ったところは例年より遅いところもあり、そんなところではまだ高山植物が咲いています。

●クマに注意
特に例年より目撃情報が多いわけではありませんが、クマには注意して下さい。
お鉢平展望台よりカールの中にいるヒグマの目撃が続いています。

登山道の状況

●旭岳の標高は北アルプスの山々のような3000mという標高ではありませんが、緯度が高いため、山の条件としては本州の3000m級山岳と同様か、スケールからそれ以上の厳しさがあります。
ビジターセンターなどで最新情報を得て行くようにしましょう。

●姿見周辺 夏道になっています。
観光散策程度の方はスニーカーの方もいます。

●旭岳登山
・姿見から旭岳登山のピストンに支障ありません。スニーカーは不可です。登山装備が必要な場所です。

●旭岳から裾合平方面
裾合平の融雪はずいぶん進みました。まだ雪渓は残っています。

●裾合平から愛山渓への縦走
ピウケナイ川のスノーブリッジはすでに落ちています。水量が少なければ徒渉できますが、このところ豪雨がありました。上流には大きな雪渓もあり、水量は多いと推定されます。水温もかなり低いく、しばらくは徒渉困難を前提とした方がよいかもしれません。、ご注意ください。最新情報を得ることをオススメします。

●旭岳から北鎮、黒岳への縦走
まだまだ大きな雪渓があります。心配な方はアイゼンを携行しましょう。
7月でも周辺には雪があり、気温はかなり下がります。

・裏旭野営指定地から旭岳山頂への雪渓 7月中旬としてはかなり大きく残っており、相応の注意が必要です
下りは要注意。念のため6本爪アイゼンやピッケルがあると安心。通行に注意しましょう。

・裏旭は粘土質の地盤に火山灰質の砂が乗っているため、滑りやすくなっています。砂が軽いので乾燥した晴れた日こそ足元に注意して下さい。

・北鎮 雪渓があります。注意して下さい。

※層雲峡側、リフト、ロープウェイの運行をご確認下さい。
http://www.rinyu.co.jp/modules/pico01/

●「クチャンベツ沼の原登山口」への林道が豪雨崩壊の為、通行止め
沼の原大沼や五色岳・化雲岳への登山口のひとつ、「クチャンベツ沼の原登山口」への林道が豪雨崩壊の為、通行止めです。
この情報は大雪山国立公園連絡協議会のfacebookのコピーですので、下のurlで詳細お確かめください。
https://www.facebook.com/daisetsuzan/?fref=nf
トムラウシ山方面への入り口・降り口、あるいはエスケープに使われることもあるので、こちら方面への登山を計画される方も、心に留めてください。
(旭岳ではこのところの激しい雨で、多少登山道に崩れが生じたりもありますが、特に通行止めの情報は入っていません。この登山口は、層雲峡・黒岳側というべきところですが、縦走などする登山者向け情報です。)

登山装備

登山には残雪に対応できる装備が必要です。油断しないで下さい。
北海道の夏は、本州から来る方にとって天候次第では昼でも、もちろん夜はとても寒く感じると思います。防寒装備の油断は禁物です。7月でも朝に氷が張ったり、日中でもみぞれが降る可能性を考えて用意しましょう。
ルートによってはアイゼンやピッケルが必要です。
日が射せば紫外線も強く、日焼け止め、サングラスの用意も忘れずに。緯度の高い北海道の紫外線は本州よりもずっと強烈です。

姿見散策だけの方には、天気の良い日に限りですがスニーカーで歩くような方も出てきました。
それでもやはり、しっかりとした靴の方が安全です。雨具や防風、防水対策はいつも必要です。
ライトや地図を持たないことは危険です。
ロープウェイ姿見駅(上の駅)やビジターセンターでは長靴の貸し出しをしています(300円)

注意点

●入山にあたり飲料水は持参しましょう。
飲料水は旭岳温泉から持参しましょう。ロープウェイ姿見駅(上の駅)には給水施設がありません。ロープウェイ売店での販売となります。ビジターセンターでは飲料水(お湯はありません)をおわけすることができます

●旭岳ロープウェイ
http://wakasaresort.com/asahidakeropeway/
運行中 運行時間が変わりました、土日祝日は朝6時から運行しています。
ホームページにはお花の状況や季節のトピックなどもあります。

●8/27(土)~28(日)十勝岳温泉登山口の登山や車の制限があります。
第3回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会実施のため、十勝岳温泉登山口からの登山や、この登山口への道路や駐車場に制限が掛かります。
28日の登山禁止と、27日午後3時~28日午後1時の十勝岳温泉登山口の駐車場使用禁止、28日午前のバス運休などが登山者に影響する部分と思われますが、詳しくはコチラをご覧ください。
http://www.town.kamifurano.hokkaido.jp/index.php?id=1444

お知らせ

・旭岳の登山・自然の情報はビジターセンターにおたずねください。
来館した方や、電話・メールなどのお問合せに対し、最新の現地情報と、過去の事例や個々の事情に照らし、最適な答えを返せるよう努めています。
http://www.welcome-higashikawa.jp/info/?c=16

●7/15から 金曜日と土曜日の夕方にスライドショーをします。ぜひご覧下さい。

●自然観察会「旭岳温泉の秋 とっておきの自然をたずねる」
開催 8/25(木) 参加費300円(ガイドブック付は500円)、
9時半までにセンター集合、参加費300円(ガイドブック付は500円)、昼までに戻る予定でゆっくり歩きます。
お申込み・お問い合わせは、旭岳ビジターセンター(担当菊地)まで。(当日申込みでも大丈夫です。)

ナナカマドの葉の、ハッとするような紅を時折目にするようになりました。
ツツジ科やバラ科のかん木も早いものは渋い色味を見せ始めています。
旭岳温泉では数ヵ所、岩の間のくぼみなどでミドリに光るコケがあるようですが、登山道や探勝路沿いで現在みられるのは2ヵ所だけ。見晴台コースに立派な「ヒカリゴケあります」の看板があるところは、もう全然光りませんが、2ヵ所のうち1ヵ所はかなりヒカリが衰え、良い位置を探さないと判らないから急げイソゲ?
木の実・草の実も葉に隠され、指摘されないとナカナカ判らないものが多いです。また、姿・形がかなり異なる花なのに、実になってみると、とても似ていて、ジツは同じ種類だったり...
ぜひ自然観察会で旭岳温泉の秋のとっておきを見に来て下さい。

●大雪山や十勝岳は広い地域にまたがっています。旭岳以外の主な山の問合せ先はこちら
http://www.welcome-higashikawa.jp/info/?c=27&s=7393&sc=&lv=&cl=1

・層雲峡ビジターセンター
ビジター山だよりでは日々の状況をお知らせしています。そのほかこエリアに入山予定の方には必要な情報がたくさんあります。
http://sounkyovc.net/

旭岳ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 山麓駅付近~ロープウェイの車窓からも綺素晴らしい絶景に出会えます
  • 旭岳スキーコースがオープンしました
  • 10月6日に初冠雪が観測されました
  • 裾合平の紅葉は全体的に少し渋めになってきた印象
  • 裾合平・白鳥の雪渓
  • 裾合平のお花畑はまだ雪に覆われています

旭岳ビジターセンター

電話番号:
0166-97-2153
連絡先住所:
〒071-0372 上川郡東川町旭岳温泉

地図で見る
http://www.welcome-higashikawa.jp/asahidake-vc/

施設の詳細を見る

関連する山

北海道 / 石狩山地

大雪山・旭岳 標高 2,291m

 大雪山の盟主として、また北海道の最高峰として、誰もが一度は登りたい、また登らねばならない山が旭岳である。「ヌタプカムウシュペ」というのはこの山塊全体の呼称で、個々のピークにアイヌは名をつけなかったようだ。旭岳という名称は、忠別川の源頭にあるところからきており、アイヌ語でチュプ・ベツ「日の川」を旭としたもの。旭川市や忠別岳の名も同じ由来である。  古くから登山道は開かれていたようで、明治36年(1903)、上川文武館生徒21名が集団登山した記録があるが、往復に3日を要している。この頃、旭岳は「於武建志計(オプタテシケ)山」と呼ばれていたという。明治の文学者・大町桂月の登山はずっと後で、大正10年(1921)、黒岳沢から無名峰(現在の桂月岳)に達し、北鎮岳を経て旭岳に登り、松山温泉(天人峡)に下っている。冬の登頂は翌大正11年(1922)1月、北海道大学の板倉勝宣、加納一郎らが最初である。  いま夏の登頂は全く容易になった。ふもとの旭岳温泉(旧名 勇駒別温泉)から、2本のロープウェイを乗り継いで一気に1600mの姿見駅へ。お花畑の中の道をたどって、旭岳の姿を映す「姿見ノ池」のほとりから、火山礫の登山道を、白く煙を上げる火口を見下ろしながら登ること2時間ほど。ついに頂上に立てるのだ。道内最高地点だけに展望は広大で、国立公園内の山々はもとより、天塩岳、暑寒別岳(しよかんべつだけ)、芦別岳(あしべつだけ)なども見え、さらに快晴の日には遠く利尻山までも望むことができる。  黒岳からの縦走はもっとすばらしい。黒岳石室を早朝に出発し、第2の高峰北鎮岳(ほくちんだけ)にも登って旭岳に至るコースは、約5時間の行程だ。旭岳の北東面には遅くまで雪渓が残り、夏スキーを楽しむ人々も多い。雪渓の下が指定のキャンプ地になっていて、最盛期には色とりどりのテントが花と咲く。頂上に登らず、途中の中岳から旭岳の山腹を巻き、山中に湧く無人の中岳温泉を経て姿見駅に出ることもできる。駅付近には姿見ノ池のほかにもいくつかの沼が点在し、それらを散策するのもよい。  頂上付近は草も木もないから、どこへでも行ける。なかには道を踏み外してどんどん下ってゆき、帰ってこられなくなった例もある。姿見駅の付近でさえ、ガスがかかると分かりにくくなる。ロープウェイは冬には多くのスキーヤーを運び上げるが、軽装で頂上を目指したまま行方不明となる人が時々出るのも、目標物に乏しい頂上付近の地形に惑わされるからであろう。充分、注意したい。

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大雪山・北鎮岳 標高 2,244m

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トムラウシ山 標高 2,141m

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ユーザーの登山記録から