9月10日~12日は天狗ノ庭の合同保全作業が行われ、梅花皮小屋は混み合います。石転び沢は引き続き入渓困難
天気・気温
山と周辺の状況
9月10日~12日に天狗ノ庭において合同保全作業が行われます(http://www.iideasahi.jp/20160910hozenn.pdf)。
今年の参加者は総勢45名となりました。10日(土)と11日(日)にこの方々が梅花皮小屋に宿泊します。
梅花皮小屋は相当の混雑が予想されます。登山者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、留意のうえ登山を楽しまれますようお願い申し上げます。
なおこの関係で天狗平ロッジは、10日、11日、12日に管理人が入りますので、事前の予約がない方も宿泊可能となります。
先日、石転び沢を再び視察しました。そろそろ、通行が可能ではないかと見てきましたが、まだ重大事故のリスクが大きく、引き返しました。門内沢と石転ビ沢の渡渉は問題ありませんが、すでに踏跡に高い草が密生していて、道迷いの可能性もあります。またクマの糞や寝転がった跡などもありました。
まだ歩くのは難しそうです。
登山道の状況
飯豊山は、ルートによっては上級者向けです。事前に情報を確認して、しっかりとした装備/技術で登山をしてください。
●大日杉コース
大日杉コースは安全に通行できます。
大日杉~五段山方面への登山道は、大日杉小屋の先にある五段山コースの吊り橋の修繕が終了し、通行できるようになっています。
●長坂尾根コース
川入から先の御沢野営場まで、一般車も入れるようになっています。なお、川入集落内の道路改良工事のため、9/1~10/31の月~土曜日は、時間通行止めが行われます。詳しくは喜多方市のホームページ(https://www.city.kitakata.fukushima.jp/soshiki/sangyo-y/7584.html)を確認してください。
●足の松尾根コース
奥胎内ヒュッテまでの一般車両通行が可能になっています。
足の松尾根の水は、登山者の話では取れると話していました。頼母木小屋の水は、豊富で冷たいです。
●おおいんの尾根コース(湯の平登山道)
2016年は7月2日から10月31日まで入山できます。また、湯の平山荘には管理人が常駐します。車両は加治川治水ダムまで通行可能です。
http://www.city.shibata.niigata.jp/view.rbz?of=1&ik=0&pnp=14&cd=10768
●オンベ松尾根
本コースは非常に長いので十分な計画が必要。アシ沢の渡渉は注意が必要で、状況を十分に確認して渡渉する必要がある。http://www.iideasahi.jp/1986.html
●弥平四郎/祓川登山口
祓川山荘は屋根が破損し雨天時の利用が困難です。現時点で修繕の予定は決まっていないようです。
●石転ビ沢
石転ビ沢はホン石転ビ沢出合下流の雪渓が崩壊中で、両岸の雪渓と岸壁の間が開いて通れない所もあります。入渓は困難です。
●梶川尾根
問題なく通行できます。迷いやすい扇ノ地紙および、門内小屋手前の小屋・テン場分岐・門内小屋前に案内板を新設しました。
●丸森尾根
登山道は問題なく通行できます。丸森・夫婦清水は水量豊富で利用できます。
●ダイクラ尾根
登山道は問題なく通行できます。桧山沢吊り橋も通行できます。
注意点
飯豊連峰主稜線の山小屋周辺には数張り分のスペースしかない所がほとんどです。小屋が登山者で溢れている場合以外の幕営はご遠慮下さい。
梅花皮小屋は随時管理となりました。週末などを中心として管理人が入ることになります。不在の場合もありますので、利用者同士譲り合って楽しく清潔に利用してください。
お知らせ
7月2日(土)から天狗平ロッジの常駐を開始しました。常駐期間は予約なしでも宿泊できますが、事前に連絡をお願いします。連絡先は管理人・井上邦彦の携帯(090-5846-1858)へお願いします。
応答できない場合は留守電またはこの番号宛にショートメールをお願いします。天狗平ロッジだけでなく、梅花皮小屋・御西小屋の連絡先にもなっているので、どこの小屋なのかを明確にしてください。
昨年の今頃の様子は?
4月28日に倉手山登山口と大日杉小屋までの車道が開通予定、開通時刻にも留意ください。2023.04.27
足ノ松尾根のアプローチ道路が通行止め、足ノ松尾根登山道は当面の間、通行不可2023.05.11
飯豊山・天狗平ロッジ周辺の過去の様子
飯豊山・天狗平ロッジ
- 電話番号:
- 090-5846-1858
- 連絡先住所:
- 山形県西置賜郡小国町