飯豊山では標高の高い部分では紅葉が始まっています。石転ビ沢の雪渓はほとんど消えましたが、不安定で引き続き入渓困難
天気・気温
山と周辺の状況
飯豊山の稜線では、朝の気温は10℃を下回るようになっています。
標高の高い部分では紅葉が始まっています。9/22に稜線を歩きましたが、カエデ類、ウラシマツツジなどが色づいてきれいでした。とくにダイグラ尾根を下山中、鮮やかな紅葉が始まっているのが確認できました。
石転ビ沢の雪渓はほとんど消え、ロープなしで登降してきました。ガレ場と簡単な岩登りでしたが、共に安定しておらず通行には細心の注意が必要で、熟達者以外は入山しないでください。
登山道の状況
飯豊山は、ルートによっては上級者向けです。事前に情報を確認して、しっかりとした装備/技術で登山をしてください。
●大日杉コース
大日杉コースは安全に通行できます。
大日杉~五段山方面への登山道は、大日杉小屋の先にある五段山コースの吊り橋の修繕が終了し、通行できるようになっています。
●長坂尾根コース
川入から先の御沢野営場まで、一般車も入れるようになっています。なお、川入集落内の道路改良工事のため、9/1~10/31の月~土曜日は、時間通行止めが行われます。詳しくは喜多方市のホームページ(https://www.city.kitakata.fukushima.jp/soshiki/sangyo-y/7584.html)を確認してください。
●足の松尾根コース
奥胎内ヒュッテまでの一般車両通行が可能になっています。
●おおいんの尾根コース(湯の平登山道)
2016年は7月2日から10月31日まで入山できます。車両は加治川治水ダムまで通行可能です。道はきれいに刈払いされていて、中峰の水場も水が出ていました。
●オンベ松尾根
本コースは非常に長いので十分な計画が必要。アシ沢の渡渉は注意が必要で、状況を十分に確認して渡渉する必要があります。http://www.iideasahi.jp/1986.html
●弥平四郎/祓川登山口
祓川山荘は屋根が破損し雨天時の利用が困難です。現時点で修繕の予定は決まっていないようです。
●石転ビ沢
石転ビ沢の雪渓はほとんど消えてロープなしで登降してきました。ガレ場と簡単な岩登りでしたが、共に安定しておらず通行には細心の注意が必要で、熟達者以外は入山しないでください。また温身平から石転ビノ出合までの間は刈り払いがされていないので草が伸び放題となり足場が見えず、転滑落に注意が必要です。
●梶川尾根
問題なく通行できます。迷いやすい扇ノ地紙および、門内小屋手前の小屋・テン場分岐・門内小屋前に案内板を新設しました。
●丸森尾根
登山道は問題なく通行できます。丸森・夫婦清水は水量豊富で利用できます。
●ダイクラ尾根
登山道は問題なく通行できます。桧山沢吊り橋も通行できます。
注意点
祓川山荘は屋根が破損しており、雨天時の使用は困難となっています
http://www.town.nishiaizu.fukushima.jp/2016/05/post-549.html
飯豊連峰主稜線の山小屋周辺には数張り分のスペースしかない所がほとんどです。小屋が登山者で溢れている場合以外の幕営はご遠慮下さい。
梅花皮小屋は随時管理となりました。週末などを中心として管理人が入ることになります。不在の場合もありますので、利用者同士譲り合って楽しく清潔に利用してください。
お知らせ
常駐期間は終了しているので、宿泊には予約が必要です。事前に連絡をお願いします。連絡先は管理人・井上邦彦の携帯(090-5846-1858)へお願いします。
応答できない場合は留守電またはこの番号宛にショートメールをお願いします。
昨年の今頃の様子は?
4月28日に倉手山登山口と大日杉小屋までの車道が開通予定、開通時刻にも留意ください。2023.04.27
足ノ松尾根のアプローチ道路が通行止め、足ノ松尾根登山道は当面の間、通行不可2023.05.11
飯豊山・天狗平ロッジ周辺の過去の様子
飯豊山・天狗平ロッジ
- 電話番号:
- 090-5846-1858
- 連絡先住所:
- 山形県西置賜郡小国町