強風で落ち葉がや小枝がたくさん落ちておりましたが湿原の草紅葉や木々の紅葉はまだ綺麗に見えます。
天気・気温
山と周辺の状況
今日は青空が広がり、とても清々しい朝となっています。じっとしていると肌寒さを感じますが、外を歩くのには丁度良いかと思います。
燧ケ岳は姿がはっきりと見え、全体的に黄色の木々が目立ってきました。また枝が見えているものもあるので、先日の台風で葉が落ちているものもあるようです。
10月に入り、今シーズンもあとひと月を切りました。湿原の草紅葉もすっかり色が変わり、より一層季節が進んだように感じます。草紅葉が見頃を迎えた尾瀬沼には、静けさを求めるお客様が散策に訪れています。
先日の霜でさらに紅葉が進み、湿原の草紅葉は緑色から黄色へと移り変わり、やや白っぽくなって来たところもあります。
ビジターセンターの近くでは落葉する針葉樹林、カラマツの葉も黄色くなってきました。強風で落ち葉がや小枝がたくさん落ちておりましたが湿原の草紅葉や木々の紅葉はまだ綺麗に見えます。
例年の燧ヶ岳は10月中旬には初冠雪がありますので、登ることができるのはあと2週間程というところでしょうか。
まだ今年登っていない!というお客様はお早めにお越しください。
登山道の状況
木道の上も落ち葉が多くなってきました。雨の降った後や日当たりの悪い場所では、足元が大変滑りやすくなっていますのでご注意ください。
・尾瀬沼周辺はすべて安全に通行できます。南岸は、やや歩きづらくなっています。
・燧裏林道(段吉新道)は、一部、木道の破損やぬかるみ、岩道があります。足元に注意して通行してください。
・沼山峠~尾瀬沼間は、とくに問題箇所はありません。
・燧ヶ岳の登山道は、どのルートも雨が降ると水溜りや、ぬかるみができているためスパッツなどがあると便利です。
◆燧ヶ岳・見晴新道について
見晴新道は土石流の影響で通行止めとなっていましたが、7/13より開通しています。今までのルートは廃道となり、南側に付け替えています。全体を通して、森の中を歩いていきます。まだ新しい道なので、滑りやすいところがありますので、注意しながら通行してください。
下部はぬかるみやすく、中盤は笹の切り株でスバリ安くなっています。全体的にまだ、土が踏み固まっていないので滑りやすいです。
なお、尾瀬沼ビジターセンターではコースタイムを、登り約4時間、下り約3時間としています。
◆燧ヶ岳について
・ナデッ窪(沼尻~山頂)は通行できるようになっていますが、上級者向けのコースです。
・長英新道(浅湖湿原~山頂)は、雨が降った後はぬかるみが多くなっているのでご注意ください。
・御池新道は、とくに問題箇所はありません。
注意点
大江湿原では、シカが湿原に入らないよう柵を設置しています。通る際は足場が格子状になっておりますので、つまずかぬよう注意して通行してください。
尾瀬にいるシカは日光方面からやってくる外部の動物です。湿原を荒らしたり植物を食べてしまうことで、尾瀬本来の自然に大きな影響を与えています。可愛らしい顔をした人気者ではありますが、尾瀬周辺では自然を守るために捕獲が行われています。
渋沢温泉小屋は、平成28年度の営業を休止しています。
また、天神田代~渋沢温泉小屋ルートは笹などで道が分かりにくいため通行禁止です
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
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