涸沢 | 涸沢ヒュッテ

カール内の日照時間が短くなり午14時頃から陰り出し気温も下がります。小屋着は16時までに。初冬装備が必要です。営業は11/3泊まで。

晴天の下、冬囲い作業を着々と進めています。(2016.10.17 涸沢ヒュッテ )
晴天の下、冬囲い作業を着々と進めています。(2016.10.17 涸沢ヒュッテ )
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天気・気温

10/27(木) 晴れ
松本市の天気予報
明日
晴時々曇
20℃
8℃
明後日
晴時々曇
18℃
8℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 6:00発表
高山市の天気予報
明日
晴時々曇
18℃
7℃
明後日
晴時々曇
16℃
6℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 6:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

10時過ぎ現在、よく晴れています。毎朝いよいよ稜線は白く雪がついているか?と楽しみにしているのですが、今日も稜線は白くなってはいませんでした。ここ3~4日は暖かく朝は氷も張りません。
雪は時々舞う日があります。

稜線に囲まれたお椀の底にある涸沢は、実際の日照時間が短くなってきました。
朝は10時頃に日が登ってくるまでは、日陰となりとても寒いです。
午後は14~15時には日が沈んで、急激に気温が下がってきます。17時は完全に日没です。
防寒装備はしっかりと準備して下さい。

・気温
朝の気温-1~+7℃
日中の気温 3~16℃
モルゲンロート(朝焼け)の現在の見頃時刻 06:00頃
涸沢より日の出は見えませんが、奥穂高岳・涸沢岳に陽が当たるモルゲンロートが楽しめます。

登山道の状況

7月1日より「長野県安全登山条例」が施行されました。
各登山口にて「登山計画書」の提出をお願いします。
詳しくは、コチラ→http://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/tozanjorei/tozanjorei.html

●横尾~本谷 通行可
夏道です。本谷橋は、解体しました。仮橋をお渡り下さい。
仮橋も小屋閉め11/3以降は解体されます。

●本谷~涸沢 通行可 支障ありません。
夏道です。沢は上部を確認してお渡り下さい。
  
●涸沢~上部
奥穂、北穂、どちらの方面も夏道です。
ストックは収納しフリーハンドでの登行が望ましいです。ヘルメット着用奨励山域です。
   
●パノラマコース
涸沢~獅子岩下部 夏道です。通行可
新村橋~涸沢   夏道です。
このルートはバリエーションルートです。初心者の方は横尾経由でお越し下さい。

登山装備

3000m級の初冬の登山装備が基本。
徐々に気温が低下しています。最低気温0℃以下の日も。防寒具は必携です。防風対策もお願いします。
手袋や帽子もご用意ください。手袋は岩場で滑りにくいようなものがよいです。

注意点

小屋には遅くとも16時までに到着するようにしましょう。早出早着の原則で。
横尾大橋が通行が通常になっても14時以降に通過して涸沢に向かうのは危険です。
とても寒くなります。体調管理に注意。

トレッキングポールを使っている方は、石突きのキャップをなくす方が多いのでご注意下さい。

お知らせ

涸沢ヒュッテ
http://www.karasawa-hyutte.com/
5名以上の場合は、ご予約ください。
03-3211-1023(東京事務所)
本年の営業は11/3泊までです。

・2016年度レンタルテントは終了しました。
・その他レンタル用品
軽アイゼン 500円、ストック(2本組) 1000円、ヘルメット 1000円 などもあります。
※1山行料金

レンタルヘルメットについて
料金は泊数に関わらず、1回1000円です。
ご返却は、ヒュッテまたは上高地インフォメーションセンターで可能です。
なお予約は承っておりません。ご了承ください。

昨年の今頃の様子は?

2023年の営業は4/27~。宿泊完全予約制。4/27~5/25分予約は4/25の朝8時から予約受付2023.03.27

入山しました。本日降雪中。今年の営業4/27~(宿泊要予約)。4/27~5/25分予約受付は4/25朝8時~2023.04.18

昨日迄の降雪で新雪40cm。雪崩に注意が必要。涸沢までトレース消失(4/29迄に目印付ける予定)2023.04.27

涸沢ヒュッテ周辺の過去の様子

  • 本年の営業は終了しました
  • モルゲンロート
  • 涸沢まででも積雪凍結がありチェーンスパイクなどが必要です
  • 登山道は凍結している為、かなり危険な状態です。お気をつけてお越し下さい
  • 10/8紅葉に積雪
  • 10/8 涸沢三段染め 紅葉のピークに900張のテントが張られました
  • 10/7夜の涸沢 テントの花 
  • 紅葉の様子
  • 紅葉が雪化粧しました。涸沢の朝の積雪5cm 
  • 紅葉が雪化粧 朝の積雪5cm
  • 見ごろを迎えた涸沢の紅葉
  • 見ごろを迎えた涸沢の紅葉

涸沢ヒュッテ

現地連絡先:
090-9002-2534
電話番号:
03-3211-1023
連絡先住所:
東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館B1F

地図で見る
http://www.karasawa-hyutte.com/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

奥穂高岳 標高 3,190m

 奥穂高岳は穂高連峰の中央にそびえる盟主である。標高3190mは富士山の3776m、南アルプスの北岳の3192mに次ぐ日本第3位の高峰で、頂上に造られた2mを超す大ケルンの上に立つと第2位になろうかという高峰なのである。しかも堂々と大きい山容がいい。  山頂で綾線が分岐し、南西に延びる岩稜は馬ノ背からジャンダルムの奇峰を経て、間ノ岳、西穂高岳、焼岳へと延びる。  もう1つの岩稜は南東へ吊尾根となってたわみ、前穂高岳、明神岳となって上高地に雪崩落ちていく。  山稜は硬いひん岩(ひんがん、ひんは「王」偏に「分」の字)の破片に覆われ、岩屑の堆積した山だ。南東側は涸沢のカールが削り取った断崖で、南面は岳沢が急角度に落ち込み、上高地や乗鞍岳が見える展望の優れた山頂である。  山頂から100mほど西へ向かってから右に折れる主稜線を、うっかり見落として直進すると急傾斜にセバ谷に落ち込んでしまう。毎年のように事故を起こす「だましの尾根」だ。主稜線を北に下ると白出乗越で、穂高岳山荘がある。  頂上から南西に延びる岩稜は、奇峰ジャンダルムに続いている。前衛峰、門番といった意味のフランス語だが、むしろ独立峰と呼びたい山で、悠々としてとりとめのない奥穂高岳をきりっと引き締めている。  初登頂は明治42年(1909)の鵜殿正雄パーティで、槍ヶ岳への初縦走の途中だった。彼は大正元年(1912)には岳沢から天狗沢に入り、天狗のコルからジャンダルムを経て奥穂高岳の初トレースをしている。穂高岳開拓のパイオニアとして銘記されるべき人である。  穂高連峰の開拓は信州の梓川側が早く、山小屋もほとんど信州人が占めているが、奥穂高岳だけは、白出乗越に飛騨の名ガイド、今田重太郎が小屋を建てて登山者の安全を期した。1度登山者の不始末で全焼したが再建し、現在では近代的な山荘になっている。  一般登山道は涸沢からザイテングラートの岩尾根を登って白出乗越に出、奥穂高岳へ向かう。涸沢から白出乗越まで2時間、それから奥穂高岳頂上まで1時間。  飛騨側からは、新穂高温泉から蒲田川右俣を白出沢出合まで2時間、白出沢を登って白出乗越まで7時間。静かな谷のいいコースで、下りに使えば白出乗越から5時間30分で新穂高温泉に着き、バス停前の無料温泉で山の汗が流せるので、山好きに好評である。  上高地から岳沢を経て前穂高岳、吊尾根、奥穂高岳のコースは9時間で頂上に着く。少しきついが、登り甲斐のある道だ。

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

涸沢岳 標高 3,110m

 穂高連峰の主な岩峰は、涸沢カールを中心に半円を描いている。テント場から見上げるとひときわ目をひくのが北の肩に鋭い三角錐の涸沢槍を従えた涸沢岳である。南に前穂高岳と奥穂高岳、北にクライマーのハイマート、北穂高岳と、すばらしい山々がそびえているが、姿のよさでは涸沢岳がまとまっている。  ひん岩(ひんがん、ひんは「王」偏に「分」の字)の筋肉質の岩峰で、北穂高岳側は険しい岩壁となり、縦走路としては一級の悪さだ。  南の鞍部は白出(しらだし)沢の突き上げる白出乗越。歴史の古い穂高岳山荘が、風力発電、太陽光発電など最新のシステムを駆使して建っている。山頂から西に張り出している西尾根は冬期コースとなり、北穂高岳・滝谷の眺めがすごい。  上高地から涸沢、ザイテングラート経由で所要8時間30分。涸沢の中腹には、近代登山史に残る涸沢の岩小屋がある。新穂高温泉からは白出沢経由で所要9時間30分。

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

北穂高岳 標高 3,106m

 北穂高岳は穂高連峰の最北端にそびえる。東は涸沢谷、西は蒲田川右俣からの支流、滝谷によって壮絶な岩壁になっている。主稜線は南北に起伏し、南は岩を踏んで涸沢岳へ、北は大キレットを隔てて南岳、中岳、大喰(おおばみ)岳、槍ヶ岳へと続いている。  この山のよさは、西面の滝谷に尽きる。日本でも超一流のロッククライミングのゲレンデである。かつて、名案内人といわれた上條嘉門次が「鳥も止まれねえ」と嘆かせた悪絶な岩壁で、初登攀は大正14年(1925)。早大の四谷龍胤(りようすけ)、小島六郎パーティとR.C.Cの藤木九三(くぞう)、ガイドの松井憲三パーティが、同じ8月13日に挑み、成功している。  滝谷は中間の合流地点からA沢~F沢が分かれ、B沢~D沢の間のルンゼや岩稜、岩壁が主な登攀対象になり、日本を代表する優れたクライマーたちを育ててきた。  北穂高岳は北峰と南峰に分かれている。北峰に三角点があり、直下に北穂高小屋があるので、普通、北穂高岳頂上とは北峰を指す。  登山道は涸沢カールから南稜の急登をがんばれば、3時間で山頂に立てる。上高地からは8時間30分の道のり。

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