尾瀬沼ビジターセンターは10/31で閉館となります。カラマツの黄葉が見頃のピークを迎えています。
天気・気温
山と周辺の状況
大分紅葉も進み、枯葉が木道を覆うようになり、散策される方も少なくなった尾瀬沼周辺です。静まり返った尾瀬沼の様子は、本格的な冬の到来が近いことを感じさせます。
最近は霜が降り、木道脇の草木が日に照らされて綺麗です。霜が降りた木道は滑りやすいので注意してください。
周辺ではカラマツの黄葉が見頃のピークを迎えています。まだ雪は降っていませんが、近いうちに初冠雪がみられるかもしれません。
尾瀬沼ビジターセンターは10/31で閉館となります。今週末で、尾瀬沼周辺のすべての山小屋は営業終了となります。間もなく尾瀬沼は雪に閉ざされ、長い冬へと入っていきます。
登山道の状況
木道の上も落ち葉が多くなってきました。雨の降った後や日当たりの悪い場所では、足元が大変滑りやすくなっています。また落ち葉で登山道を見失いやすくなっています。くれぐれもご注意ください。
・尾瀬沼周辺はすべて安全に通行できます。南岸は、やや歩きづらくなっています。
・燧裏林道(段吉新道)は、11月10日以降は、裏燧林道(裏燧橋)が通行止となり利用できなくなります。
・沼山峠~尾瀬沼間は、とくに問題箇所はありません。
・燧ヶ岳の登山道は、どのルートも雨が降ると水溜りや、ぬかるみができているためスパッツなどがあると便利です。
・三条の滝展望台に通じる登山道が、10月13日(木)に撤去され、通行禁止となりました。
◆燧ヶ岳・見晴新道について
見晴新道は土石流の影響で通行止めとなっていましたが、7/13より開通しています。今までのルートは廃道となり、南側に付け替えています。全体を通して、森の中を歩いていきます。まだ新しい道なので、滑りやすいところがありますので、注意しながら通行してください。
下部はぬかるみやすく、中盤は笹の切り株でスバリ安くなっています。全体的にまだ、土が踏み固まっていないので滑りやすいです。
なお、尾瀬沼ビジターセンターではコースタイムを、登り約4時間、下り約3時間としています。
◆燧ヶ岳について
・ナデッ窪(沼尻~山頂)は通行できるようになっていますが、上級者向けのコースです。
・長英新道(浅湖湿原~山頂)は、雨が降った後はぬかるみが多くなっているのでご注意ください。
・御池新道は、とくに問題箇所はありません。
注意点
大江湿原では、シカが湿原に入らないよう柵を設置しています。通る際は足場が格子状になっておりますので、つまずかぬよう注意して通行してください。
尾瀬にいるシカは日光方面からやってくる外部の動物です。湿原を荒らしたり植物を食べてしまうことで、尾瀬本来の自然に大きな影響を与えています。可愛らしい顔をした人気者ではありますが、尾瀬周辺では自然を守るために捕獲が行われています。
渋沢温泉小屋は、平成28年度の営業を休止しています。
また、天神田代~渋沢温泉小屋ルートは笹などで道が分かりにくいため通行禁止です
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
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