九重山 | 法華院温泉山荘

たくさんのお客様で賑わったお正月。鉾立峠からの初日の出もきれいでした。冷え込みはこれからが本番、防寒装備の油断は禁物。

夜の坊がつるを歩いてみました。この日は、テントもなく光っているのは山荘の灯りだけ。夜空を見上げると満天の星空をみることができました。(2017.01.27 法華院温泉山荘 )
夜の坊がつるを歩いてみました。この日は、テントもなく光っているのは山荘の灯りだけ。夜空を見上げると満天の星空をみることができました。(2017.01.27 法華院温泉山荘 )
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天気・気温

01/05(木) 曇
大分市の天気予報
明日
晴時々曇
20℃
12℃
明後日
晴のち雨
19℃
11℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 0:00発表
熊本市中央区の天気予報
明日
晴時々曇
23℃
13℃
明後日
晴のち雨
23℃
12℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

今日は曇。14時現在、雨が降りそうな天気模様になってきました。
多くのお客様を迎えて賑やかに過ごしたお正月でした。
比較的天気も良く、元旦は鉾立峠でたくさんの方が初日の出を迎えました。
年末年始、雪は一回降ったかな~という程度。年末白くなっていた山荘周辺や見渡す山々も雪が融けて白くなくなっています。
例年よりも気温は高いのかもしれませんが、これからが冷え込みの本番です。厳しい冷え込みになる日もあり防寒装備の油断は禁物です。

登山道の状況

主な登山道に通行止めのような大きな支障の連絡はありません。
雪も少なくルートが解らなくなってしまうようなこともないと思います。凍結するところもあると思います。軽アイゼンを携行し足元に十分注意して下さい。

長者原(ちょうじゃばる)登山口から地図によると2時間の行程ですが、普通の方は2時間半くらいはかかります。凍結や天候によっては時間がかかることもあります。時間にゆとりを持って、早めに到着できるよう計算して行動下さい。

●アプーロチに注意
・、長者原(ちょうじゃばる)のバス便(九重町コミュニティバス)
冬ダイヤになり本数が減っています。利用の際にはご確認下さい。
http://www.town.kokonoe.oita.jp/?contentid=193
・牧ノ戸峠(まくんと、まきのと)のバス便
日田バス
http://www.nishitetsu.ne.jp/hitabus/
九州横断バス
http://www.kyusanko.co.jp/sankobus/kyushu_odan/
森町~牧の戸峠線・千町無田線 路線廃止について
http://www.nishitetsu.ne.jp/hitabus/pdf/topics_122.pdf

・マイカーの方 スタットレスまたはチェーンの用意が必要です。チェーン規制がかかることもあります。

登山装備

冬の登山装備が基本です。軽アイゼンはお持ち下さい。
とても冷えるようになりました防寒装備は手袋や帽子も必携です。ストックもあると良いでしょう。
周辺登山道は火山灰質のためスパッツがあるとよいでしょう。
日没も早くなっています。ライトは用意しておきましょう。

注意点

日没が早くなりました。山荘は16時までには着くように心がけて下さい。
山荘にあたる太陽が山陰に入ってしまうと、急に暗くなり、気温も低下します。早め早めの行動を心がけて下さい。

●周辺山岳の呼称について(ヤマケイオンラインより)
文字ではわからない地元の呼称があり、参考までに以下に少しまとめてみました。
長者原(ちょうじゃばる) 「原」は「はる」と読むことが多いようです。
大船山(だいせん) 地元では「山」や「岳」をつけて呼ばないようです。
平治岳(ひいじ)
大戸越(うとんごし 地元の古い言い方) 今は「おおとごし」でも通じるようです。
牧ノ戸峠(まくんとう 地元の古い言い方) 今は「まきのと」でも通じるようです。
立中(たっちゅう)仏教由来の地名です。
三俣山(みまたさん)※「山」は「さん」と読むことが多いです。

お知らせ

通年営業。宿泊は要予約です。
最新情報はお問い合わせ頂ければお伝えできます。
http://hokkein.co.jp/
1/1~3の宿泊にはまだゆとりがあります。

●イベント
・12月31日 越年祭&お楽しみ抽選会
山で年を越しませんか?除夜の鐘もあります。翌朝は御来光登山。抽選会は19:30から。
すでに予約多数。空きはほんの若干となっています。

1/1は予約多数で、空きは若干
1/2、3にはまだゆとりがあります。

●そのほか
山荘では、パンやカップラーメンなどの軽食のほか、ザックカバーなども置いています。
山荘特製リゾットは2種類のテイスト レトルト仕様で温めても、そのままでも食べられます。
また「山荘の手作りおだんご」(冬は特に数に限りあり)は大人気です。

昨年の今頃の様子は?

数日雨模様。この雨が上がる一気に春の気配になりそう。6月(ミヤマキリシマシーズン)予約受付中2023.03.23

やっと晴れましたが今日は寒いです。黄砂か春霞か・・霞んでいます。まだ防寒装備は必要です2023.03.27

まだ芽吹き前。マンサクは咲いていますが、スミレはこれから。防寒装備は必要です2023.04.05

山荘周辺の芽吹きはまだ、坊がつるではわずかに色変わり。先週朝は降霜もありまだ防寒具必要2023.04.10

朝は3~4℃、日中は気温上がる日もあり、防寒具と紫外線対策両方必要。坊がつるは芽吹き2023.04.18

山荘周辺は一気に花が咲き始めました。GW中に雪が降った年もあり防寒の油断は禁物です2023.04.24

法華院温泉山荘周辺の過去の様子

  • 今年で開山700年。歴史に感謝
  • 法華院越年祭フィナーレ
  • くじゅうの冬がはじまりました
  • 本日初雪
  • 大船山御池 まだまだ赤くなりそうです
  • 大船山から朝日 
  • 三俣本峰からお鉢
  • 本日行われました輪地焼きは、怪我や事故等無く無事に完了しました。
  • 坊ガツル~大船山間開通していますが引き続きハチには注意して下さい
  • 坊がつるのオタカラコウ
  • 蜂による被害のため「坊がつる~段原」登山道通行禁止 う回路は坊がつる→大戸越→北大船山
  • 刺繍ワークショップ(刺繍は8/11-12宿泊者さま限定の) ほか8/11-13は様々なワークショップ予定。山荘インスタを見てね

法華院温泉山荘

電話番号:
090-4980-2810
連絡先住所:
大分県竹田市久住町有氏1783

地図で見る
http://www.hokkein.co.jp/

施設の詳細を見る

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 大分県久住町の北東部にある山で、九重連峰の東の盟主。あたかも船が転覆したかのような姿で横たわるところから、その名が生まれたが、山容は雄大で、しかも気品がある。  トロイデの多い九重火山群では、唯一のコニーデで、最新の噴火は約1300年前ごろかと推定される。『豊後風土記』に「火つねに燃えたり」と見えるその山は、大船山ではないかと『豊後国志』に書かれている。  展望も雄大で、国見という別名もあるとおりのすばらしい眺めが楽しめる。かつて岡藩主であったアルピニスト大名・中山久清(入山)が、ここを見張台とした故事もうなずける。坊ガツルや三俣山は手にとるように鮮やかで、久住高原から、阿蘇、祖母、傾山へと連なる青垣は登山者の気分をなごませてくれる。  特に米窪や段原(だんばる)の火口跡から平治岳(1643m)にかけて山肌を覆うミヤマキリシマの大群落は、その開花期が圧巻、人出もピークに達する。  九重町長者原登山口から雨ヶ池・坊ヶツルを経由するコースで山頂まで3時間40分。久住町千人塚(せんにんづか)から岳麓寺(がくろくじ)牧野道コース、また、ガラン台までの牧野道コースなどが主な登山道である。

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ユーザーの登山記録から