鉱泉前の積雪150cm。稜線は佐久側に不安定な吹きだまり、諏訪側は硬く凍結と確実なアイゼンワークが必須の状況です。
天気・気温
山と周辺の状況
ここ数日まとまった降雪はありませんが、少し降り、少し減りで積雪は先週と同じ程度。赤岳鉱泉前150cm。
赤岳鉱泉周辺はまだまだ冬山、昨日一昨日その前と夕方になると少し雪が降りました。
●アイスキャンディ(人工氷壁)は営業中です。
アイスキャンディの最終営業日は、3/26(日)を予定しています。
3/17(金)は、ヘリコプターによる物輸作業の為に、朝からアイスキャンディは利用出来ません。
●天気
3/15 晴 最低気温 -5℃、最高気温0℃ 積雪150cm(赤岳鉱泉前)
3/10 雪のち晴。最低気温-11℃ 最高気温-2℃ 積雪150cm(赤岳鉱泉前)
登山道の状況
八ヶ岳は完全な雪山です。
[美濃戸口~赤岳山荘] 積雪あり
●マイカーの方へ
美濃戸口から赤岳山荘まで車で進入する方は、引き続き下記装備が必須です。
・4輪駆動車
・スタッドレスタイヤ
・金属タイプのタイヤチェーン
まだ路面が凍結しています。
お客さまの大切な車を守ることはもちろんですが、周りに歩いている登山者の安全を守るためにも、必ず上記装備を装着して赤岳山荘まで進入してください。
皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
※「布製のタイヤチェーン」は全く効力がありません。
[赤岳山荘~赤岳鉱泉] 積雪あり トレースあり 軽アイゼンやチェーンアイゼンが必要
[赤岳鉱泉] 積雪150㎝
[赤岳鉱泉、行者小屋から上の登山道]
稜線は強い風が吹くことがあります。トレースは期待できません。
主な装備は、12本爪アイゼン、ピッケル、ヘルメットが必携です。
●山岳ガイドさんの情報
・赤岳鉱泉と行者小屋から上の登山道では、降雪と風の影響で東斜面(佐久側)に不安定な吹き溜まりが作られています。
・西側斜面(諏訪側)は非常に硬くなっています。
・赤岳鉱泉と行者小屋から上へ登山される方は下記装備が必須です。
ピッケル、12本爪アイゼン、ヘルメット、アバランチギア
※確実な歩行技術(アイゼンワーク)が必要な難しい状況になっています。
登山装備
良識のある厳冬期装備が必要です。防寒着、アイゼン(最低12本)、ピッケル、バラクラマ(目出し帽)、冬靴、サングラス、ヘッドランプなど。
レイヤリングに十分な配慮が必要な時期です。このところ日中晴れると行動中は大変汗をかく日もあります。徐々に春が近づいている兆しではありますが、一方で山はまだ真冬の状態でもあり、対応できるレイヤリングを工夫して下さい。
注意点
天候をよく確認し、登山はご自分の判断のもと安全登山を心がけて下さい。
お知らせ
●赤岳鉱泉・行者小屋ホームページはURLが変更になりました。
http://userweb.alles.or.jp/akadake/
Facebookはこちら http://blog.livedoor.jp/akadakekousen/
・赤岳鉱泉は通年営業
・行者小屋 年末年始:12月28日(水)~1月3日(火)泊と1月~3月の 毎週(土)泊
※連休の場合は、土曜と日曜が営業となっております。
毎週末かなりにぎやかな状況となっています。
●イベント
http://userweb.alles.or.jp/akadake/info.html
・鉱泉道場2017 赤岳鉱泉推薦「一流山岳ガイドが教えるアイスクライミング道場」
・アイスクライミング初心者体験会 おかげさまで3月の最終回まで予約が満員。全ての回でキャンセル待ちという状況です。
・マムートアバランチビーコン体験会
●お土産など
・今冬もアイスキャンディチロルチョコの販売を開始しました!1個100円の良心価格。
・名物どら焼き「そばドラ/小倉あん」の販売
信州のそば粉を使った名物です。明日から販売 価格は300円。冬山での行動食にピッタリ
●赤岳鉱泉・行者小屋にお越しになる方へ大切なお知らせです。
「持ち物の盗難に注意して下さい」
今冬に入ってから赤岳鉱泉でお客様所有または赤岳鉱泉所有の登山用品や日用品の紛失、盗難、間違いが発生しています。
上記事案が消灯後から朝にかけて小屋内やテント場で発生しています。
赤岳鉱泉では、小屋の玄関上に「お願い」を掲示しました。間違い防止の為には、下駄箱横に荷札を用意しましたのでご活用ください。
貴重品は肌身離さずお持ちください。
山小屋という性質上、完全な防犯は難しいですが 、小屋として積極的に注意喚起を行っていきます!
※特に新品の道具は必ず個人で収納されるようにお願いします。
赤岳鉱泉周辺の過去の様子
赤岳鉱泉
- 現地連絡先:
- 0266-62-8100
- 電話番号:
- 090-4824-9986
- 連絡先住所:
- 長野県諏訪郡富士見町落合桜ヶ丘10716