飯豊山(天狗平側)は本格的な全層雪崩が始まっています。アクセスできるのは西俣尾根からのみです
天気・気温
山と周辺の状況
春を迎えた飯豊山周辺ですが、まだ周辺は雪に包まれています。天狗平側は本格的な全層雪崩が始まっていて、沢沿いのコースは大変に危険となっています。
天狗平までの間の車道は、雪崩が収まってから除雪に取り掛かり、その後に車道破損箇所の補修とガードレールなどの設置します。このため車道の一般開放は、5月下旬から6月上旬になる見込みです。
登山道の状況
山形側からは、飯豊山への登山は困難です。
天狗平の2~3km手前の西俣尾根は比較的雪崩の危険性が低いので、冬期から春期にかけてよく使われるコースです。特に好天の日は西俣ノ峰まで登るパーティも見受けられます。特に好天の日は西俣ノ峰まで登るパーティも見受けられます。
西俣尾根の状況を説明すると、入山される方は民宿奥川入にある登山届出箱に計画書を投函して下さい。
最初の杉林を抜けてから次の杉林までの間は、全層雪崩が直撃する場所なので、そのまま進まず一段低い所を通って下さい。
取り付いた尾根の両側の沢は雪崩の巣となっていますので入り込まないで下さい。特に下山時には入りたくなるので注意下さい。
岩場は雪が融けて露出していました。ロープは古くなっているので頼らないでください。三点支持で登降してください。
痩せ尾根に着いた雪の上を通るので高度感が出ています。
上部の急斜面を下降する場合、初心者がいる場合はロープが欲しくなります。現時点では取り付きから大曲りまでの間がポイントになっています。
大曲りから上部は雪庇の亀裂が至る所に隠れているので、落ちないように留意して下さい。
倉手山登山口に向かう林道は雪崩が最盛期に入っています。
詳細は「飯豊朝日連峰の登山者情報」に掲載してます(http://www.iideasahi.jp/2046.html)
お知らせ
天狗平ロッジは雪囲いをして冬期閉鎖となっています。
その他詳細は「飯豊朝日連峰の登山者情報(http://www.ic-net.or.jp/home/iide/)」へ。
昨年の今頃の様子は?
4月28日に倉手山登山口と大日杉小屋までの車道が開通予定、開通時刻にも留意ください。2023.04.27
飯豊山・天狗平ロッジ周辺の過去の様子
飯豊山・天狗平ロッジ
- 電話番号:
- 090-5846-1858
- 連絡先住所:
- 山形県西置賜郡小国町