祖母山九合目山小屋

遅れていたアケボノツツジがそろそろピーク。花期が短いので北谷国見周りは5/11がラスト。風穴は5月2週目が見頃予想。

縦走路の岩場でイワカガミが開花しました。(2017.05.23 祖母山九合目山小屋 )
縦走路の岩場でイワカガミが開花しました。(2017.05.23 祖母山九合目山小屋 )
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天気・気温

05/10(水) 小雨
大分市の天気予報
明日
晴時々曇
20℃
12℃
明後日
晴のち雨
19℃
11℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 0:00発表
宮崎市の天気予報
明日
晴時々曇
25℃
12℃
明後日
晴のち雨
25℃
12℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■登山者のみなさんへ■
2016年4月の熊本地震による祖母傾山系の登山自粛呼びかけは2017年5月3日に解除
昨年4/16日より竹田市豊後大野市高千穂町から出されていた登山自粛呼びかけは、傾山は4/29日祖母山は5/03日をもって正式に解除されました。1年余りに及ぶ長かった自粛要請ですが、ようやく全山解除のはこびとなりました。長く待ち遠しいこの日でした。

●アケボノツツジ開花状況  そろそろピークです
○遅れていた曙はいよいよピークを迎えます。
○北谷国見周りのコースでアケボノツツジが見たければ、11日が最後のチャンス。花期間が短いので今のうち
・北谷・風穴コース 5/13頃◎
・尾平・黒金尾根 5/13頃◎
・尾平・宮原コース 5/13頃◎
・竹田・神原(こうばる)コース 5/13頃×
・天狗岩と周辺縦走路  5/13頃◎
・裏谷岩第一展望台 5/13頃◎
・尾平越から古祖母 5/13頃◎
・前障子岩から大障子 5/13頃◎
・傾山頂周辺 5/13頃◎
・三ツ尾から二つ坊主 5/13頃◎

○祖母山でいろんな花を見るには緒方町尾平の黒金尾根登山道→宮原コースの周回コースがおすすめ。
ただし急登が連続するキツイコースです、それなりの体力いります。
アケボノツツジが見たければこのコースしかありません。
※このコースは ミツバツツジ ミツバツツジ シャクナゲ シャクナゲ 、ムシカリが同時に見られます。

○北谷国見周りのコース
残念ながらアケボノツツジは3本しかなく見られるのは5/10日くらいと思われます。
山開きの5/03日はまだ咲いていないかも。風穴コースなら見られる可能性ありです。
風穴コースが花盛りになるのは連休明けの5月第2週目と思います。

シャクナゲ シャクナゲ は標高1200mmたり
これも平年より1週間遅いです。今なら黒金尾根、宮原、尾平越え、前障子、三つ尾、つづらで見られます。次の花はヒカゲツツジ
シャクナゲ シャクナゲ とムシカリはアケボノツツジと同じ場所に咲いています。

●アセビ(馬酔木)まだまだ見頃です
・アセビは1650m付近が満開見頃です。

●近頃の天気 +5~+9℃ 
5/01 晴後曇    
5/03 雨後曇 
5/04 小雨
5/05 曇
5/06 曇時々晴
5/07 曇
5/08 晴後曇
5/09 雨
5/10 小雨

登山道の状況

主な登山道に大きな支障の連絡はありませんが、以下の点には注意してください。

●宮原登山道は西側の尾根コースをお登り下さい
林道コースは道迷いが多発しています。できるだけ尾根コースを登り下山に選んでください。

●北谷登山口の林道は整備されて普通車でも問題なく通れます。高級車の方も通れます。

登山装備

登山装備が必要です

注意点

●周辺道路の雪の状況は祖母傾の近況の九重・阿蘇でご覧下さい
 ・阿蘇・標高1135m http://u0u0.net/CgzG
 ・九重山牧の戸・標高1335m http://dourokisei.pref.oita.jp/cameras/popup/26
 ・瀬の本1・標高960m| http://u0u0.net/CgzK
 ・瀬の本2・標高930m http://u0u0.net/CgzQ

●尾平コミニティバスの時刻表
 http://www.bungo-ohno.jp/docs/2015012800065/file_contents/A3-07.pdf

●ほしこが(尾平・青少年旅行村)は現在営業していません。

●登山届
原則として各山系を管轄する警察署に郵送又はFAXで提出して下さい。管轄する警察署が不明の場合は、警察本部へ提出して下さい。宮崎県警では、インターネット、スマートフォンを活用した登山届の受付も行っています。詳しくはこちら
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/police/topics/tozantodoke.html

お知らせ

祖母山九合目小屋 祖母傾最新情報のHP
http://www17.plala.or.jp/sobosanB/index.htm

・料金 5月~9月は大人2000円、子ども1000円。10月1日~4月末は大人2300円 子供1300円。
・食事は出していません
・毛布あります(現在80枚 無料)
・管理人は常駐していません。管理人がいるとガスコンロの貸し出しができます(現在3セットあります)。
・水場 徒歩約1分
・テントサイト 祖母山九合目小屋から宮原登山道へ50m下にあります。
・ビールの予約受け付け中 縦走の方は数量確保いたしますので申し込んでください。

●メールについて
お願いですが、メールの件名にはぜひ泊まられる予定日or希望日を先頭に書いていただくと大変ありがたいです。お手数ですが、よろしくお願いします。
サンプルの例は  5/10(火):6名
だけで結構です。できるだけ無味乾燥記号的に書いていただければ幸いです。

連絡先{sobosanb□yahoo.co.jp]…□のところはアットマークに打ち変えてお願いします。
※メールの件名にはぜひ泊まられる予定日or希望日を先頭に書いていただくと大変ありがたいです。お手数ですが、よろしくお願いします。

祖母山九合目山小屋周辺の過去の様子

  • 積雪の様子
  • 今の風景
  • 宮原コースの紅葉
  • コシカケ岩の紅葉
  • 傾山つづらコース手前のハシゴ
  • 傾山つづらコース奥のハシゴ
  • 傾山つづらコース手前の崩壊現場
  • 6月15日開花、満開の見頃が続いています。
  • ツクシドウダン
  • ベニドウダン
  • ヨウラクツツジ
  • 縦走路の岩場でイワカガミが開花しました。

祖母山九合目山小屋

電話番号:
090-5936-5337
連絡先住所:
大分県豊後大野市緒方町原尻 観光公社

地図で見る
http://www1.ocn.ne.jp/~sobokata/index.htm

施設の詳細を見る

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大分県 / 九州山地 祖母・傾山地

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大崩山 標高 1,644m

 祖母・傾国定公園の一部。山頂の一等三角点は北川町と北方町(ともに現・延岡市)の境界に位置する。大崩山は1990年3月、林野庁の「祖母・傾・大崩山生態系保護地域」に設定された。大崩山塊の北西面は日之影町に、また北東面は大分県宇目町(現・佐伯市)に属す。  山名は、遠望すると、山が大きく崩れたように見えることからつけられたとか。  九州最後の秘境で、特に「祝子川(ほうりがわ)源流原生林地区」は、国立公園クラスの景観と自然を誇る。ここの特徴は、原生樹海とこの地域独特の巨大な岩峰(だき)群(方言で崖をダキという)、美しさが三里続くという三里河原の清流にある。  地質深層は花崗閃緑岩。地表近くは花崗岩で、一部に見立礫岩を乗せている。また、大崩山塊を取り巻く形で、花崗斑岩のリングダイク地形が、可愛岳から西へ上野岳まで約40kmの長さで続く。この規模は日本有数のものである。  植物は多岐にわたり、北限・南限植物も多く、ツツジ類だけでも22種を数える。  原生林下位部は、ヤブツバキ、サカキが群生する照葉樹林帯で、中位部はモミ、ツガ、スズタケの群集となる。1000m以上の上位部は、夏緑広葉樹林で、ブナ、ミズナラ、アケボノツツジの森となる。稀産植物にはアオツリバナ、ネズ、ミヤマガンピ、ヒメコマツ、ウラジロヨウラクなどがある。動物では、カモシカ、シカ、コマドリ、ホシガラス、ヒュウガカケスなどが生息する。なお、昭和16年ごろまで生息したツキノワグマが現在も生息するという話もある。  歴史的には見立(みたて)鉱山が1583年ごろ発見され、1627年に洞(どう)岳鉱を、1628年には大吹鉱を開いたとあり、これにまつわる女郎屋敷、女郎墓が残っている。明治には、西郷隆盛が西南の役で上祝子から上鹿川へ鹿川越をし、その時宿泊した民家が上祝子に今も残っている。隆盛は座敷のほぼ中央に座り、部屋の中に弾除(たまよ)けの白羽二重(しろはぶたえ)を二重に張り巡らせていたという。  伝説に平家の落武者「若狭の守」の雀物語があり、今でも上祝子には雀がいないという。また、山域奥部には山の神の祠もなく、これらからも最近まで秘境であったことがわかる。  登山コースは上祝子川地区東の延岡市から入山すると町営「大崩山森の家」、民宿「祝子川渓流荘」が登山基地になる。登山口から30分の所に「大崩山の家」(無人)もある。山頂へは、数コースあり、いずれも登り4~5時間。  また「鹿川キャンプ場」や「鹿川山荘」もある上鹿川地区からは登山口まで林道が長いのでやや不便だが、登山口から山頂まで3時間程度。見立鉱山跡地区の頭巾、五葉岳、お姫山、鹿納山、洞岳の登山口からは、1時間から3時間。

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