硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

台風が通過しましたが、登山道上において、通行の支障になる倒木や土砂崩れなどはありませんでした。夏のお花が見頃です

ウメバチソウ(2017.08.09 硫黄岳山荘)
ウメバチソウ(2017.08.09 硫黄岳山荘)
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天気・気温

08/09(水) 硫黄岳山荘:標高2,650m 05:50 晴れ。気温13℃。風速5m/s。
根石岳山荘:標高2,550m 06:50 快晴。気温14℃。
夏沢鉱泉:標高2,060m 06:10 晴れ。気温9℃。微風。
松本市の天気予報
明日
曇のち晴
24℃
12℃
明後日
晴のち曇
29℃
8℃
日本気象協会提供 2024年4月24日 0:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴時々曇
31℃
14℃
明後日
晴のち曇
30℃
13℃
日本気象協会提供 2024年4月24日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

8/9の概況
硫黄岳山荘では雨は止み、風も穏やかになりました。美しい朝を迎えました。
根石岳山荘では青空が広がっています。気持ちのいい朝です。
夏沢鉱泉は青空で、北アルプス方面に雲海が見えます。

<開花状況:硫黄岳山荘~横岳>
硫黄岳山荘、根石岳山荘の周辺で コマクサ コマクサ が見ごろになっています!
シロバナ コマクサ コマクサ が硫黄岳山荘の近く3株、根石岳山荘の前に1株、横岳「台座の頭」に3株、咲いています!
とてもお花が見頃です。

夏沢峠~硫黄岳山荘~横岳の稜線
ウメバチソウ ウメバチソウ も咲き始めました!
コマクサ コマクサ 、チシマギキョウ、ヒメノコゴメグサ、タカネヒゴタイ、ムカゴトラノオ、イワツメクサ、オンタデ、イワオオギ、タカネ ナデシコ カワラナデシコ ウサギギク ウサギギク 、イブキジャコウソウ、 キオン キオン 、ミネ ウスユキソウ ウスユキソウ ダイモンジソウ ダイモンジソウ ミヤマダイコンソウ ミヤマダイコンソウ 、ミヤマウイキョウ、ミヤマオトコヨモギなどが咲いています。

樹林帯では
ゴゼンタチバナ ゴゼンタチバナ 、マイヅルソウ、 ヨツバシオガマ ヨツバシオガマ 、ヤマ ホタルブクロ ホタルブクロ 、キバナノ ヤマオダマキ ヤマオダマキ ヤマハハコ ヤマハハコ ミヤマカラマツ ミヤマカラマツ クルマユリ クルマユリ などが見られます。

登山道の状況

<台風による影響について>
八ヶ岳では、登山道上において、通行の支障になる倒木や土砂崩れなどはありませんでした。
いままでどおり通行できます。雨も風も強かったのですが、ダメージは軽微でした。

登山装備

下界は真夏でも山の稜線は、早朝など寒いです。安心・安全のため、下記の用品をお持ちください。
・防寒着、手袋と帽子、サングラス、日焼け止めクリーム、ヘッドランプは必携。地図とコンパス。

注意点

<注意>
・下山時に転んだり、足を痛められる方が多いです。ゆったりした行程で登山を楽しまれてください。
→ お忙しいとは存じますが、稜線の山小屋に1泊して、沈む夕日、ご来光をご覧になり、早朝の稜線を吹き抜けるさわやかな風をご体感ください!
・紫外線が強いです。日焼け、紫外線対策を怠らずにしてください。

<桜平の登山口へのアプローチ>
唐沢鉱泉との分岐から先は未舗装になり、道路幅が狭いため、すれ違いなどお互いに譲り合って安全に慎重に通行してください。
昨年10月に桜平の駐車場が整備されました。分散して3か所あり、合計150台が駐車可能です。
その代わり、昨年のようにゲート周辺や路肩の空きスペースなどに駐車はできなくなりました。
駐車場情報の詳細は下記のリンク参照
http://www004.upp.so-net.ne.jp/natsuzawa/saishin-sub/parking-sub/parking-sub-a.html

①ゲート上300m上の桜平駐車場(上)まで行くことができます。約20台
②また、ゲート手前の約600m下桜平駐車場(中)で車をとめてください。約60台
③ここが満車の場合、さらに1km手前(下方)の桜平駐車場(下)で車をとめてください。約70台

車両のすれ違いや登山者の安全のため、自然保護のため。グリーンロープ張っております。
ご理解、ご協力の程、よろしくお願いいたします。

【マイクロバスの進入はご遠慮ください】
すれ違いできませんので、マイクロバス等の「分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)」からの進入は、ご遠慮ください。
法的な規制はありませんが、道路幅が狭隘で危険です。多くの方に迷惑をかける行為になります。ご理解の上、自粛お願いします。

お知らせ

<営業期間について:宿泊可能日>
・硫黄岳山荘 4/22(土)~11/4(土)宿泊まで。
・根石岳山荘 6/1(木)~11/4(土)、12/29(金)~1/2(火)、1~3月の毎土曜日と休前日。
・夏沢鉱泉 通年営業。

硫黄岳山荘では、ウォシュレットトイレ、温水シャワー(500円)、本格稼働中。大好評です!!
(8/9 標高の高い所での「快適さを提供」と信濃毎日新聞で掲載されました)
・根石岳山荘はお風呂に入れます!(ご宿泊者限定)稜線で湧き水によるお風呂は貴重です!
 標高2,550mですが湧水が山荘の横より潤沢に出ています。

<とっておき情報:根石岳山荘リニューアルキャンペーン:期間限定>
JR茅野駅~桜平(登山口)のお迎えします。無料。
9月末までの平日に限り、根石岳山荘にご予約いただいた方のみのサービス。

・茅野駅東口 9:15集合。新宿、名古屋ともに7:00発特急ご乗車の方向け。
(名古屋からは、塩尻乗換で9:21着となります。)
・事前のご予約が必要です。送迎車は、定員がありますので 先着順とさせていただきます。
・メールもしくは電話にて、ご予約時に「根石リニューアルキャンペーンの利用」とお伝えください。
・お送り便は、対応していませんので、下山は、別の登山口などをご検討ください。
・根石(泊)ご予約でお迎え便ご利用後、キャンセルされる場合はキャンセル料を頂戴します。
→ できましたら同グループの夏沢鉱泉に(泊)にご変更ください(キャンセル料不要)。
・夏沢鉱泉にご宿泊の方は、ご希望でしたら今まで通り、無料にてお迎えとお送りの対応をさせていただきます。

<イベント情報> 下記すべて、硫黄岳山荘で開催。
「まもなく開催!!」山の日は、山の稜線で!
・8/11(金) 山の日 演奏会(コーラスグループ:カメレ音楽隊出演)(通常の料金です)
コーラスグループ カメレ音楽隊 の You Tube をご覧いただけます。

*ネイチャースクールも 盛りだくさん!!
登山教室 →http://www004.upp.so-net.ne.jp/natsuzawa/natur-school-2017/natur-school-1.html
自然観察など →http://www004.upp.so-net.ne.jp/natsuzawa/shizen-school/shizen-school.html

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

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 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

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横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

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