主ルートに支障なし。トリカブトなど秋の花が咲き始めました。日中でも13℃程度、防寒防風装備必携。日没早まっています。
天気・気温
山と周辺の状況
・だいぶ雪融けが進み、雪が残っているのは一部だけになっています。ターミナルから室堂山荘までの道も夏道を通過できるようになっています。
・初夏に咲いていた花は残雪が遅くまで残っていた箇所を除きほぼ終わりました。
現在は
トリカブト
ヤマトリカブト
が終わりはじめ、アザミや
トウヤクリンドウ
トウヤクリンドウ
や、
ミヤマリンドウ
ミヤマリンドウ
など秋の花が咲き始めています。
・重要文化財である旧室堂山荘を開館中です。10月上旬まで内覧できる予定です。
・日中の気温は室堂平で13℃前後、朝晩は10℃前後程です。
・少し日が短くなってきました。立山黒部アルペンルートの最終便時刻も早まっており、乗り遅れのお客様も出ていますので余裕を持った行動を心がけて下さい。
・9/5の日の出は05:25頃、日の入りは18:14頃です。
登山道の状況
<主な登山道の様子>
・室堂平:ターミナルから室堂平周辺の道はすべて夏道が出ています。
・室堂山:夏道が出ました。雪渓はありません。
・浄土山:分岐に木の柱でできた道標が出ておりますので、そこで雪渓を渡ると浄土山への取り付きがあります。ガスが濃い時はご注意ください。
・一ノ越まで:一ノ越へ至るまで一箇所雪渓があります。雪渓歩きに慣れていない方や不安のある方は、慎重に歩いてください。
・一ノ越~雄山:夏道出ており、稜線上雪はありません。
・立山三山~別山縦走:三山の稜線上や稜線に出るまでの上り下りの雪渓は溶けて夏道になりました。
・五色ヶ原方面:浄土山から五色が原へ行く途中、鬼岳の雪渓を2か所トラバースする必要があります。
ステップが切ってあり、慎重に歩けば問題ないですが仮に滑落するとシュルントに入ってしまう可能性もあるため、10本爪以上のアイゼン及びピッケルが必要です。
・奥大日方面:夏道出ており問題はありません。
●入山届の提出義務化期間は終了しましたが、室堂ターミナルでの提出推奨です。
登山装備
3000m級の登山装備が必要です。
稜線上は体があおられるほど風が強いこともあり、天候が悪い時は立ち止まると一瞬で体が冷えます。
ウェアは、雨・風にしっかり耐えられるレベルが必要。
紫外線が強いのでサングラスと日焼け止めは通年必須。
夕焼けや星の観察をする場合は寒さ対策のため薄手のダウンジャケットやフリースウェアが必要です。
注意点
稜線上は体があおられるほど風が強いこともあり、天候が悪い時は立ち止まると一瞬で体が冷えます。ウェアは、雨・風にしっかり耐えられるレベルが必要。
また、紫外線が強いのでサングラスと日焼け止めは通年必須。
夕焼けや星の観察をする場合は寒さ対策のため薄手のダウンジャケットやフリースウェアが必要です。
お知らせ
●室堂山荘HP
http://www.murodou.co.jp/
10月上旬までの土曜日は個室が満室の日が多いので立山室堂山荘ホームページにて空室状況をご確認いただくか、電話、メールにてお問い合わせ下さい。
●奥黒部ヒュッテ(室堂の兄弟山小屋です)
営業中です。
現状読売新道は通行に支障ありません。
平の渡し場より奥黒部ヒュッテの間も道は修復されており問題ありません。
昨年の今頃の様子は?
2003年アルペンルート開通は4/15。山荘営業も4/15~(予約受付中)。立山室堂は完全に雪山です2023.04.13
室堂は完全雪山。荒天時トレース消失もあり。登山者やスキーは 入山届提出+雪崩ビーコン携帯が必要2023.04.26
融雪進みルートにより装備が異なる時期です油断しないように。サングラスは観光でも必須です2023.05.11
立山室堂山荘周辺の過去の様子
立山室堂山荘
- 現地連絡先:
- 076-463-1228
- 電話番号:
- 076-463-1228
- 連絡先住所:
- 〒930-1414 富山県中新川郡立山町室堂