草紅葉は今ピークで至仏山の紅葉も始まりました。秋は朝晩の気温差が激しいために、朝方白い虹が現れることがあります。
天気・気温
山と周辺の状況
昨夜から明け方にかけて風が強く、朝もしっかり雨が降っていましたが、午後から小降りになりました。
ヒツジグサ
ヒツジグサ
の葉の紅葉がかわいらしく、草紅葉は今ピークです。
至仏山の紅葉も始まりました。
見晴辺りでエゾリンドウや
トリカブト
ヤマトリカブト
が咲き残っている程度でお花は終わりです。
秋は、朝晩の気温さが激しいため、朝に霧が立ち込め、日が昇るころに白い虹が現れたりすることが多いです。
日が短くなってきていますので行動は早めに。
風も冷たくなり、朝晩や雨の日、日中でも休憩時はフリースが必要です。
登山道の状況
雨後は木道で滑らないようにご注意ください。
長蔵小屋から三平峠方面の登山道は、雨後はぬかるみになります。
三平峠から一の瀬に下る木道の階段は、ところどころ横板の取れた個所や、崩れかかった木道あり。
片側が切れて谷底になっている個所は、山側を歩くようにして滑落注意です。
見晴新道の道は明瞭で迷うことはありませんが、雨後は特にぬかるみの急登が続き、下りは相当厳しいです。
一部、四つん這いでなくては登れないような泥道の急登もあり、笹薮を切り開いて作った登山道なので、ここを下るのは山慣れしていても難儀するでしょう。
ましてや暗くなってからの行動はまず難しいと思われます。
初心者の方はこのルートを下山で利用するのは避けた方が良いです。
登りは山慣れた人で3時間半から4時間くらいです。
長英新道の下りは2時間半くらいでしょう。
ナデッ窪は大きな岩の直登ルートなので、体力がある人向きです。
下るより登りに利用したほうが良いかと思います。
樹林帯に大きな倒木が1本あり、熊沢田代の辺りの木道は荒廃しているため雨後は特に注意が必要で、ぬかるみにもご注意ください。
沼尻の休憩所は現在建設中で営業は来期でしょう。
沼の南岸は通れるようになりましたが、木道が荒廃したままなので歩きにくいです。
登山装備
朝は10℃位まで下がることがあります。
今の時期はお天気が良ければ汗ばみますが、汗を書いた後、身体が冷えるので、服装はレイアリングを考えて、体温調整できるように重ね着が良いでしょう。
朝晩や雨の日、休憩時は寒いのでフリースやウルトラライトダウン、ウインドブレーカーをお持ちください。
ヘッドランプ、地図、熊鈴、帽子や手袋。
軽装の方をよく見かけますが、足元はトレッキングシューズか軽登山靴、雨に備えてしっかりした雨具を用意しましょう
注意点
鳩待峠~山の鼻間やその他で熊が出没しているようです。明け方や夕暮れ時はご注意ください。
行動は明るいうちに。
雨の日などは木道が滑って、転倒し骨折することあり。朝晩や雨後など特にご注意ください
小屋に宿泊された方で、燧ケ岳に翌日に登る方は、朝弁当で朝早くの出発をオススメします。
時間と体力に充分余裕をもって臨まれるよう注意喚起して下さい
お知らせ
平日は余裕がありますので早めのご予約をどうぞ。
10月7日(土)、8日(日)は満員です。
ご予約の方は090-8921-8314(8:00~20:00)へお電話ください。
http://www.oze-haranokoya.com/
原の小屋周辺の過去の様子
原の小屋
- 現地連絡先:
- 090-8921-8314
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