大分県、由布岳・鶴見岳の登山道の登山規制情報を大分県が公表。よく確認して登山を

2016年05月27日(金)

 平成28年4月16日に熊本県で発生した地震、およびその後の余震により、大分県の一部でも大きな被害が出ているのはニュースで伝えられいるとおりだ。

 大分県の山にも各所で大きな被害が出ている。大分県別府市の発表によると、とくに由布岳、鶴見岳では崩落箇所が多数発生していて、登山ルートにも落石や地割れが発生し大変危険な状態となっているとのこと。

 今後は梅雨時期を迎え、雨水により山地の崩落が進み登山ルートへの落石や登山道そのものの崩壊が予想されるため、由布岳、鶴見岳および内山の多くのルートで、登山禁止および自粛を呼びかけている。
 なお、鶴見岳のロープウェイは通常運転しており、ロープウェイ山頂駅~鶴見岳山頂は、問題なく通行できる。

 また、「登山を強行し遭難等になった場合、捜索に莫大な費用がかかり、遭難者がその費用を負担するおそれがあります」と注意を呼びかけている。

 なお、同ページには、九重連山の登山道情報についても、環境省九州地方環境事務所くじゅう自然保護官事務所からの情報として、詳しく公表している。九重連山については地震の影響は少なく、登山禁止・自粛の登山道は少ない。

 

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■由布岳・鶴見岳付近の地図

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