山陰のマッターホルン、鳥取県・烏ヶ山の登山禁止が解除。鳥取県西部地震以来、約16年ぶりに登山可能に
2016年09月02日(金)
鳥取県、大山の南東にそびえる烏ヶ山。円錐形の美しい山容から、「山陰のマッターホルン」とも言われる烏ヶ山は、2000年に起きた鳥取県西部地震で、山頂付近および南峰の尾根筋が一部崩壊した。
この崩壊以降は落石の危険性が高く、安全が確保できないことから、以来16年にわたって登山禁止措置が取られてきた。
しかし長年の調査の結果、落石の危険性が低くなり、登山が可能だと判断。2016年7月30日より登山解禁となった。
なお、烏ヶ山の登山道は草刈りや整備などは行われているものの、案内などが十分でない箇所もあり、引き続き登山には細心の注意が必要としている。
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