山岳事故を防ぐために。日本山岳ガイド協会が大阪・名古屋・福岡で安全登山の公開講座を開催

2017年05月29日（月）

　相次ぐ山岳事故。身近な山で起きた事故のニュースに、胸が痛んだ方も多いのではないだろうか。

　多くの人に安全な山歩きを楽しんでほしいと、日本山岳ガイド協会では安全登山の机上講座を開講。6月7日（水）には大阪で、6月17日（土）の名古屋と、24日（土）の福岡は「夏山フェスタ」のプログラムの一環として実施される。

　国際山岳ガイドの近藤謙司さん、角谷道弘さんや、山岳救助の現場で指揮をとる救助隊の方など、“山のプロ”たちが講師を務め、映像を交えてわかりやすく解説。夏山をケガなく楽しむためにも、しっかり学んでおこう。

■百万人の山と自然「安全のための知識と技術公開講座」講習会概要

≪大阪会場≫

日時： 2017年6月7日（水）18:30～
会場： 大阪府立労働会館エル・おおさか
（大阪市中央区北浜東3-14）
入場料： 無料
定員： 216名（事前申し込み不要）
講師：
　　角谷道弘氏（国際山岳ガイド）「世界の山から見た安全登山とは」
　　櫛引知弘氏（長野県警山岳遭難救助隊隊長）「山岳遭難の現場から」

≪名古屋会場≫

日時： 2017年6月17日（土）11:00～
会場： ウィンクあいち夏山フェスタ内
（愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38）
入場料： 無料
定員： 400名（事前申し込み不要）
講師：
　　近藤謙司氏（国際山岳ガイド）「僕はヒマラヤ案内人」
　　岸本俊朗氏（長野県警安全対策係長）「山岳遭難の現場から」
　　飯田肇氏（立山カルデラ砂防博物館学芸課長）「山岳の魅力と危険を考える‐日本にも氷河があった‐」

≪福岡会場≫

日時： 2017年6月24日（土）14:30～
会場： 電気ビル共創館4Fみらいホール夏山フェスタ内
（福岡市中央区渡辺通2-1-82）
入場料： 無料
定員： 500名（事前申し込み不要）
講師：
　　山本正嘉氏（鹿屋体育大学教授）「夏山登山を目指して-登山者に必要な体力とトレーニング-」
　　近藤謙司氏（国際山岳ガイド）「安全に山登りを楽しもう！」

主催： 公益社団法人日本山岳ガイド協会、独立行政法人日本スポーツ振興センター国立登山研修所

■お問い合わせ

≪名古屋会場≫
中部経済新聞社
TEL052-561-5675

≪福岡会場≫
全九州アルパインガイドクラブ
TEL0952-29-8498