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特集:映画「アイガー北壁」を10倍楽しく見る方法
映画の舞台である「アイガー」って、一体どこにあるの? 「アイガー北壁」ってどんなところ? そこでまずは、アイガーという山の基礎知識を紹介しておこう。また、アイガーについて、もっと詳しくわかる本やDVDなども紹介しよう。
■登山鉄道が走る、アルプス観光のメッカでもあるアイガー周辺

▲アイガー周辺は登山電車で絶景を堪能できる。写真奥の山、左がアイガー、真ん中がメンヒ、右がユングフラウだ
ヨーロッパアルプスは、「ヴァリス山群」、「ベルナーオーバーラント山群」、「ベルニナ山群」、「モン・ブラン山群」などのさまざまな山群があり、アイガー(3,970m)はスイス中央南部に広がるベルナーオーバーラント山群に聳えている。同地域にはほかにメンヒ(4,099m)やユングフラウ(4,158m)といったアルプスを代表する名峰が集まっている。アイガー北壁の麓に広がるのが、この地域最大の登山基地であるグリンデルワルトの町。この町の周辺は特に緑が美しく、花々の宝庫で、その牧歌的な風景はスイスの代表的な景色として多くの人の憧れとなっている。
グリンデルワルトからは登山電車が出ている。この電車に乗ると、劇中にも登場するクライネ・シャイデック(ここのホテルのテラスからはアイガー北壁が一望にできる)を経て、アイガーの岩盤をくりぬいたトンネルへと入り、アイガーヴァント駅へ至る。
アイガーヴァント駅は北壁内2,865m地点にあり、いくつかの展望窓からは下界の風景を一望にできる。そしてこの展望窓の周辺こそが、映画『アイガー北壁』の最後のドラマの舞台となった場所だ。
登山電車はその後、アイスメーア駅(3,160m)を経て、標高3,454mのユングフラウヨッホ駅へ。ここは鉄道の駅としてはヨーロッパ最高地点であり、駅を出るとユングフラウやヨーロッパ最大・最長のアレッチ氷河を眺めることができ、まさに“岩と雪と氷の世界”を堪能できる。
■もっとアイガーについて知っておこう!
アイガーの凄さ、美しさをもっと詳しく知りたいなら、アイガー関連の本やDVDがオススメ。映画を観る前や観たあとに読んだり、見たりすれば、感動をさらに深く・高く感じることができるはずだ。
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四季を楽しむスイス
アルプスハイキング
山と溪谷社
小川 清美 著 四季にわたってスイス・アルプスの素晴らしさを紹介した初めてのガイドブック |
DVD世界の山から2
アイガー
山と溪谷社
小川 清美 著 多くの登山家の挑戦を退けてきたアイガーを中心にスイスアルプスの魅力を映像でたっぷりお届け |
白い蜘蛛
山と溪谷社
ハインリッヒ・ハラー 著 1938年にアイガー北壁の初登攀に成功したハインリッヒ・ハラーが、自らの詳細な記録を1冊にまとめた伝説の名著 |
アイガー北壁
新潮文庫
新田 次郎 著 取りつき点から頂上まで1,800mの巨大な垂直の壁に挑んだ2人の日本人登山家の実名小説 |

▲アイガー周辺は世界的な山岳リゾート地。絵葉書きのような景色の中でのハイキングも良し、スキーも良しの素晴らしい場所だ
■アイガーを見に行こう!
魔の壁、アイガー北壁を登攀することは、一般の人にはほぼ不可能だが、アイガー北壁の迫力をナマで見ることは可能だ。スイスアルプスの発達した交通機関を利用して、縦横無尽に広がるトレイルを歩けば、アイガーやメンヒ、ユングフラウを眺めながらのハイキングを存分に楽しむことができる。しかも、ハイキングコースはいたって緩やかで、危険箇所もほとんどない。
登山技術や体力に自信があれば、「アイガーに登る」というツアーも存在する。現在は開発が進み、アイガーのピークに立つだけなら、決して不可能なことではない(もちろん、北壁からのルートではありません!)。
この映画を見て(もちろん見る前でも)、一度、アイガーに行ってみたい(登ってみたい)と思った人は、登山・ハイキング専門旅行社のスイスアルプス、アイガー関連ツアー情報をチェックしよう!
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