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テント泊の魅力といえば、山小屋泊まりとは違って、自然を直に体験できることです。
そしてもうひとつの魅力はその自由度。山小屋が少ない山域でも、テントを背負って歩けるなら、行動範囲は確実に広がります。テント泊の魅力を味わえば、さらに山登りが楽しくなること確実です。 そんな不安を取り除くのが、最新の登山ギア。最近のテント用品は、軽量化され、コンパクトになり、かつての大げさなテント装備とは大違いです。最新登山ギア事情に詳しいプロスタッフに、とくに初めてテント山行を計画する人たち向けに登山ギアの正しい選び方を伝授してもらいに行ってきました。 |


夏はキャンプや登山、冬場はテレマークスキーに熱中するOD BOX ANNEX店の店長。最近では1歳になる子供といっしょに楽しめる身近なアウトドアがテーマ。
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テント山行のギアを選ぶ基準は、それぞれのギアによっていろいろありますが、重要なポイントのひとつに重量があります。
もうひとつ、テント山行ビギナーの人には快適性もプラスしたギア選びをオススメしています。ライトウエイトなギアもいいのですが、使いやすさや快適性に、どうしても影響してしまいます。最近のギアは快適性をプラスしても十分軽いので、問題はないと思います。
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| ▲はじめてのテント泊で買い揃えておきたいもの。詳細については、順番に説明していく | ▲OD BOXでは、テント泊をはじめてみたい人たちのために、実際に体感できるコーナーを設置している |
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テントを選ぶときに確認するのが使う人数です。人数が決まればテントの大きさも決まります。それをふまえたうえでテントの重さの基準がわかります。 通常、基準は2㎏前後になりますが、とにかく軽いテントがいいのであれば、ライペンの「エアライズ」がオススメです。ビギナーでも組み立てやすい定番テントです。 軽さに快適性もプラスするなら、MSRの「ハバハバ」。これは側面が垂直に立ち上がっているので上部の空間が広く、圧迫感が少なくなっています。 そのほか入口の位置や前室の有無、素材の違いなどもありますが、まずは使う人数と重量、快適性をどうするかがテント選びの基本になります。 |
▲登山用のシュラフには、収納するとコンパクトになるダウンのものがおすすめ。シュラフの機能・性能は商品タグに掲載されているので、しっかりチェックしておこう
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シュラフ(寝袋)を選ぶポイントのひとつが中綿の素材です。中綿は化繊とダウンの2種類あり、それぞれに利点があります。 化繊シュラフは濡れても大丈夫で、コストパフォーマンスが良い反面、コンパクト性はダウンに劣ります。反対にダウンのシュラフはコンパクトで軽いのが利点です。登山用として考えるならダウンをオススメしています。 また、使うシーズンも考えて選びましょう。冬山に行かないのであれば、春から秋にかけて使える3シーズン用で十分です。シュラフにはメーカーが設定した最適温度を表示しているので、これを目安に選ぶのもいいでしょう。 モンベルのスーパースパイラルダウンハガーは伸縮性があって体もラクに感じるのでオススメです。 |
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▲マットレスは、重量はたいしたことないものの、非常にかさばる装備だ。比較的コンパクト性が高く、快適性も申し分ないインフレータブルタイプがおすすめだ
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テントを張る場所は、山岳地では石の上となるのは決して珍しいことではありません。テント泊で快適に寝るには、マットレスは必須アイテムです。 最もポピュラーな銀マットのような独立発泡性素材を使ったマットレスですが、このタイプは大きくて持ち運びに不便です。 オススメしているのは自動で膨張するインフレータブルタイプです。このタイプは、中にウレタンフォームが入っていて、バルブを開くと空気が自動的に入るもので、大きさもコンパクトです。 なお、極限にコンパクトにしたい人はエアだけで膨らますマットレスもあります。ただし、このタイプはセルフで空気を入れるので、山に登ったあとだと結構大変なケースもあります。 他にも選ぶ際のポイントには大きさがあります。全身用や半身用、男性用や女性用、横幅と長さなどサイズやタイプが細分化されています。快適な寝心地を重視するなら全身用を、コンパクトさを重視するなら半身用を選びましょう。 |

●モンベル/U.L.コンフォートシステムピロー \2,800-
●モンベル/U.L.コンフォートシステムパッド90 \6,300-

また、シュラフは保温性や重量も大切ですが、快適性や寝心地も重要です。いくら温かくても寝心地が悪ければ眠れませんからね。
マットレスに関しては、私の場合は夏山では90㎝のマットレスと枕を組み合わせています。この組み合わせだと、枕の長さ(30㎝)とあわせて120㎝となり快適です。120㎝のマットレスよりこの組み合わせのほうが軽くてコンパクトになります。
このように豊富なサイズ展開から体型や用途に合わせて、自分なりの組み合わせを見つけるのもよいと思います。メーカーや商品によって一長一短はありますが、当店ではテントを実際にお客様に設営できるので、シュラフに入ってマットレスの上に横になって、寝心地や快適性などを体感してください。
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| ▲テントは展示品だけではなく、さまざまなタイプを用意。壁には、どんなテントがあるのかひと目でわかるようにしてある | ▲OD BOXでは、テント購入予定者のために、実際にテントを立てる・たたむことができる |
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▲調整することで、背負い心地は大きく変わる。試着するときは、スタッフに声をかけて調節してもらおう!
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日帰り登山では20~30リットルですが、テント泊ではそれにテントやマットレス、シュラフ、食料を入れなければなりません。したがって、短期のテント山行であれば、50~60リットルぐらいが目安になります。 容量が決まったら、背面長のサイズを確認しましょう。背面長とは腰の位置から首の付け根の長さで、洋服と同じように体に合わせるのがベストです。最近のザックは、ザックのサイズ、男性用・女性用、背面長の長さを調整できるものなど、バリエーションが豊富です。 あとは、背負った感覚で決めましょう。主流である背中にフレームが入ったザックは、背負うとフィットして安定します。一方、フレームなしのザックは軽さがウリになります。 |

●フレーム入りでフィットするオスプレー/
エーリエル55 \23,100-
●わずか約1.3㎏のグラナイトギア/
メリディアンヴェイパーki \26,985-

だからこそ、いろいろなザックを“試着”したほうがいいでしょう。当店にはテント山行とほぼ同様の重りを入れたザックを用意しています。実際に背負ってみると背負い心地がリアルに感じられるので、自分にフィットしたザックを確実に選べると思います。
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| ▲1泊~2泊のテント山行なら、50~60リットルがおすすめ。ザックの種類はいろいろあるので、背負い心地の良いものを見つけ出そう | ▲テント泊の重量感は、まずは荷物を背負うことから。OD BOXでは体感コーナーを様々な場所に設置している |
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重い荷物を持って歩くときは足の踏ん張る力を補助するためにも、しっかりした登山靴が必要です。登山靴は、大別すると「ローカット」「ミドルカット」「ハイカット」の3種類に分かれますが、テント泊では足首をしっかりと保護するハイカットを選びましょう。
また、ソールの硬さも重要です。平坦な道であればソールが柔らかい靴が歩きやすいのですが、登山道だとゴツゴツした不安定なところが出てくるのでソールが硬いほうが疲れにくくなります。一般的に登山靴はソールが硬くできていますが、メーカーやモデルによって硬さに違いがあるので、試し履きして段差のある場所で踏み込んでみるといいでしょう。 デザインは選ぶ要素のひとつですが、それ以上にサイズやフィット感を重視してください。お店では足のサイズを測ってもらい、試し履きをたくさんして時間を惜しまずに自分に合った靴を見つけましょう。 |
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![]() ▲指先が少し動かせて、ほかはフィットしているか確認し、靴紐をしっかりと結ぶ 自分の足のサイズを正確に測るために、専用の計測器でチェック。この計測器では、横幅のチェックも可能 |
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▲登山道で長時間履くことを考えて、店内を歩きまわって、しっかりフィット感をチェックしよう |

●スーパーフィート/グリーン \4,515-

当店では、快適な山行を楽しむためにも、インソールはすべての人にオススメしています。インソール作りもしっかりサポートしているので、自分専用のインソールはオススメです。
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| ▲重量のある荷物を持つと、写真のように足裏のアーチが潰れて、足のすべてに負担がかかってしまう。足裏をサポートするインソールがオススメ | ▲トレッキングシューズはさまざまだが、テント泊には足首を支えるハイカットタイプにしたい |
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バーナーは燃料のタイプで大きさや価格が分かれますが、短期のテント山行であれば、ガスタイプの一体型シングルバーナーが良いと思います。バーナー本体も軽くてコンパクトです。また、ガス缶もサイズがいくつかに分かれているので、日程にあわせてガス缶の種類(量)を変えるといいでしょう。 ガス缶とバーナー本体が分かれた分離型もあります。これは大人数の調理をする場合はコッヘル(鍋)が安定するので使いやすいです。 コッヘルはチタン製とアルミ製があります。軽さでいえばチタン製ですが、熱効率やコストパフォーマンスを考慮するとアルミ製ですね。容量(サイズ)は、ラーメンなどを作るだけなら1リットル未満ぐらいで良いでしょう。 |
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●プリムス/P-114ナノストーブ \7,140-
●スノーピーク/トレック900 \1,974-

コッヘルはアルミ製がオススメです。アルミ製はコッヘル全体に熱が回るので調理がしやすいのです。
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| ▲OD BOXでは、バーナーもお試し着火できる。着火の簡単さや火力の強さもチェックできるので嬉しい | ▲バーナーは、ポピュラーな一体型ガスバーナー以外にも、ボンベと分離しているタイプ、ホワイトガソリンを使用するものなどさまざま。使い易いのは、やっぱりガスバーナーだ |
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OD BOX本店
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OD BOX ANNEX店
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OD BOX渋谷店
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登山をもっと楽しみたい、不安を解消したい、そんな方々はODBOXにお任せください! さまざまな質問に丁寧に答え、みなさんのアウトドアライフスタイルをサポートします! |
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とはいえ、テントでの山行と聞くと、不安も募るのではないでしょうか? 自分でテントを持ち運び、組み立て、撤収する。当然、食事も自分で作る――。山岳地でのテントは、オートキャンプと違って、さまざまな制約があります。









自分の足のサイズを正確に測るために、専用の計測器で











