このエントリーをはてなブックマークに追加

山の便利ツールをジップロックで作ろう② 山ジップロック®研究所

道具・装備 2017年06月15日

文=小川郁代、イラスト=ヤマサキミノリ

 

Report09 山の便利ツールをジップロックで作ろう② ティッシュケース

こんにちは。六郎です。

前回の山サイフに続き、またまた「ジップロック」で作る便利ツールのご紹介。今回はティッシュケースです。

花粉症の僕は、毎年季節になると研究所内で大きなボックスティッシュを持ち歩きます。使用量が多いと、ポケットティッシュじゃ、まったく間に合わないんですよね。畳んだ状態で収納されているので、使うときに広げるひと手間が面倒に思えることがあります。

山に行くときももちろんティッシュは必需品ですが、ボックスはさすがに持ち歩きにくい、でもポケットティッシュを大量に持っていくのも使い勝手がイマイチ。

ティッシュは調理グッズとしても、テント内のちょっとした掃除などにも頻繁に使うので、1泊以上ならボックスティッシュを持って行きたいところです。

そこでおすすめなのが「フリーザーバッグL」。横幅がボックスティッシュの中身にちょうどいいサイズで、水濡れや湿気の心配もないので、ティッシュを入れるのにはぴったり。

ただボックスティッシュのすばらしさって、やっぱり「シュッシュッ!」と続けて取り出されるあの感じですよね。それを「ジップロック」で再現しようというプロジェクト(大げさ)です。

◆取り出し口をつくる

「シュッシュッ!」を再現するためには、ボックスティッシュにある取り出し口がポイント。重ねて折りたたまれたティッシュが、取り出し口に引っかかることで、1枚ずつ開いた状態で、続いて出てくるところを箱なしで再現できるでしょうか。

 

1.「フリーザーバッグL」に取り出し口となる切込みを入れる

「フリーザーバッグL」の片面にカッターで切込みを入れます。

位置は中央より少し下、穴の幅は、ボックスティッシュの取り出し口のサイズを参考にしましょう。

一度ティッシュを中に入れて、おおよその位置にあらかじめ切り込みの位置にマジックなどで印をしておくとわかりやすいですね。

中に入れるティッシュの量によって適切な位置が変わるのですが、使っていくうちに変わるので、ここではあまり神経質にならずに進めます。

一度ティッシュを入れて引き出してみました。まるで最初からこの状態で売られていたかのようにスムーズに引き出せます。

普段使うのならもうこれで充分な気もするのですが、山で使うことを想定するともう少し工夫がほしい。

テントの中で湿気を吸ったティッシュがよれよれになっていることとかよくありますよね。やはり穴を空けた状態では湿気防止の面で、少し不安が残ります。

2.養生テープでフタを作る

そこで登場するのがホームセンターなどで売られている「養生テープ」。仮止め用のガムテープのようなもので
程よい粘着力で、貼ったり剥がしたりを自在に繰り返すことができます。

この養生テープを、切り込みを入れた部分を覆うように貼ります。市販のウェットティッシュと同じような、シール状のフタをつける作戦です。

切り口全体を覆うように養生テープを貼り、使用しない時はフタができるようにします。

湿気だけでなく、砂やほこりなどの入り込みを防ぐことができて、衛生面もグッド!

ポイントは 片方の端のテープを折り返して貼っておくこと。この部分は「フリーザーバッグ」に貼り付かないので、開閉がスムーズにできます。

何度も続けて使うときは、このように養生テープを丸めて本体に貼り付けておけば邪魔になることもありません。


使ううちにティッシュの量が減り、取り出し口の位置がずれてきたときのために裏側にも調節用の養生テープを貼っておきましょう。

清潔感を優先して、白の養生テープを使ったため少しわかりにくいですが、よく見かけるグリーンのほか、オレンジ色のものもあるようなので探してみてください。

これに気づいてから、僕も山で愛用しています。山行の長さや人数に合わせて、家で使っていたボックスティッシュの残りを持っていくこともありますし、山で使った残りを自宅で使用することもあります。

ティッシュボックスの色や柄が部屋のイメージに合わないときも、この方法を使っています。

コンパクトで軽いので、工夫次第で貼ったり吊るしたり、自在に使えるのがいいですね。

ちなみにシールで封をするときには、出ているティッシュをバッグの中に押し込んでからシールをして下さい。
そうしないと養生テープにティッシュがくっついて粘着力が落ちてしまいます。要領は市販のウェットティッシュと同じなのです。

ちょっとしたことですが、これ本当に便利。ぜひ試してみてください。

コラム: 新人アサカのなるほど「ジップロック」

2週にわたってお送りした主任の手作りシリーズ。山サイフはちょうど私もほしいと思っていたところ。それぞれにデザインなどをアレンジするのが楽しそうです。

ところで今日の本題。私が作ったトイレットペーパーケースをご紹介します。

前回主任が作った山サイフにストラップをつけるアイディアに、今回の防水アイディアを盛り込みました(いいとこ取りともいいます)。

ひもをつけた「フリーザーバッグM」に、トイレットペーパーを入れるだけですが、ロールの芯を抜いて、紙は内側から引き出すように。ひもを首にかけてジッパー部分を程よく空け、中から紙をスルスルと引き出せば、両手が開くし、ロールを地面に置いて汚すことなく、必要な分を取り出すことができます。

雨や雪の時は開け口を小さくすれば濡れもガード。1ロールでは多い時も芯と一緒に紙をある程度抜けば、簡単に量の調節ができますよね。無駄な荷物を持ち運ばずにすみますし、ロールも引き出しやすいんです。残りは家で使えるので無駄にはなりません。

これをご紹介するの、ちょっと恥ずかしい気もしたんですが・・・、少しでもみなさんのお役に立てばうれしいです!

※「ジップロック」「イージージッパー」「スクリューロック」は旭化成ホームプロダクツ(株)の登録商標です。
同じテーマの記事
研究レポート総まとめ スタッフのお気に入りを紹介!
山で便利な「ジップロック」の使い方を研究する「山ジップロック研究所」。
過去のレポートから、スタッフのお気に入り、閲覧数ランキングを発表します!
あったかお鍋を「ジップロック」で手軽においしく
山で便利な「ジップロック」をフル活用するアイディア満載の連載「山ジップロック研究所」。
今回のテーマは山で食べるあったかお鍋。3つのレシピとともに「ジップロック」の活用法をご紹介します。
クライミング道具の困りごとにも「ジップロック」が便利
連載「山ジップロック研究所」、今回のテーマはクライミング。
チョーク、チョークバッグの持ち運び、ニオイのつきやすいクライミングシューズなどなど、クライミングのアイテムでも「ジップロック」はとても使い勝手がいいんです。
意外な使い方も? お風呂や温泉で「ジップロック」が大活躍
温泉が気持ちいい山の秋。
「山ジップロック研究所」では、「ジップロック コンテナー」や「スクリューロック」を使って、山の温泉を快適にする方法を研究しました。
「ジップロック」は山の温泉でも大活躍なのです!
記事一覧 ≫